表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
321/414

特別編空想の英雄レイ

僕は、どこからやってきたのか……それは簡単、君から生まれたんだ。


子供の時に憧れたことは無かっただろうか?圧倒的な力を持つ存在に自分がなることに


それは折神蓮であろうとも例外ではなかった。僕は、彼の理想の強さの空想だった。


だが、そんな空想である自分にもいつか終わりが来るのはわかっている。いつまでも現実の自分を見ずに生きていくことは出来ないのだから。それでも終わりが来るまでは彼の憧れでいようと……



それがある時、彼は異世界に飛ばされた。その時に、自分自身にもなんらかの力が与えられた。どうしてこうなったかはわからない。奇跡と言ってしまったらダメだろうか?



「久しぶりだね、レン。僕のことは忘れてしまったかな?」


黒龍との戦いで意識を失ったレンにあった時は、ビックリしたが嬉しかったものだ。自分でも随分とキザな会話をしてしまったなと思う。


彼は、懐かしい感覚を僕に持ってくれた。それだけでも嬉しかった。



王都の戦いでレンは、怒りで暴走してしまった。僕の力でだ。僕には、助けることが出来なかった。


この力は、危険だと感じた。彼の幸せを消してしまうのではないかと……空想の僕でも悩んでしまうことがあるようだ。レンの中で黙ったまま過ごした。




彼は、僕の力を使いこなせるように頑張った。そして、成し遂げたのだ。


強敵との戦いを潜り抜け、死にかけてそれでも立ち、もう彼自身に僕の力は必要ないくらい強くなってきている。



僕の役目もそろそろ終わりだろう。空想である僕は、そこまで長くは存在できない。別れの日も近い。平和な世界で彼の幸せを見届けて安心して行きたいと思う。


僕が消えれば彼はどう思うだろうか、悲しむだろうか、僕のことを気にしないくらい強くなってるだろうか。




不味い敵が現れた。スティグマのベルゼという老人だ。あれがディザスターを飲み込めば危険だと感じる。もし、そうなれば予定よりも早くレンの元を離れることになるかもしれない。


そうなったら彼の幸せを見逃してしまうことになるけれど残りわずかの力で、最後に彼を守ってみせたいと思う。



僕の名前は、レイ!レン・オリガミの英雄だ。



もし僕が消えた時、それは君が英雄として立ち上がる時だレン!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ