285話兵器と合流
「それは!ガトリングガンだぁ!」
とミラが驚きの声を上げる。ハルカが取り出した武器は、明らかに知っているのもだった。
「ええ、ここまで魔物が多いと一気に殲滅したいですからね。そう長くは保ちませんが使えるものは使います」
と言いガトリングガンを使い始める。接近してくる魔物を一気に殲滅する。
「マジックバレット!」
ナビゲーターも魔法を放ち、魔物を葬っていく。
「俺達もやるぞぉ!」
「おお!やってやらぁ!」
「食いやがれ!」
フェレンスの冒険者達も再び魔物に立ち向かう。
まだ誰も諦めてはいなかった。
王都
「避けてばかりじゃ仕方がないねぇ」
魔法による攻撃を回避して聖女ネーヴァンが呟く。双子の子供と暗殺者部隊筆頭……強力な敵に挟まれている。
「俺達が欲しいのは、背負ってる奴の命なんだよ。なぁ聖女様ぁ、そいつくれねぇ?」
ニヤニヤと笑いながらシャンが言う。
「応じるとでも思ってんのかい?また腹に喰らわせてあげるよ!」
と言い拳を振るうがシャンは空中で一回転を行いながら後ろに引き下がる。だが、代わって別のシャンが攻撃を仕掛けてきたため今度はネーヴァンが回避を行う。
「どこまで持つかなぁ!」
「「マジックバレット!」」
双子からの攻撃が降り注ぎ、屋根から飛び降りて路地を走る。戦闘は、あまり行わないとはいえネーヴァンのスピードはかなりのものだ。
だが、相手も一筋縄でいくものではない。
シャンがネーヴァンに向かって複数のナイフを投擲した。
「不味い!」
進路を計算して投擲されたものであり、回避が難しい。レンを背負っているため的としてもかなり大きいのだ。
「マジックバレット!」
何本かは受けるしかないか?と思った所でナイフに魔法が当たり壊される。
「追いついて来やがったか」
「逃げ足は早いようだな、暗殺者」
ネーヴァンの近くに降りながらカラミィが言う。
「予想より敵の幹部の数が多いよ。子供で魔法をバンバン撃ってくるのがねぇ」
「子供?そりゃ、ネーヴァンが手こずるわけだ」
ネーヴァンの言葉にカラミィが頷く。
「やっと見つけたね」
「あ、1人増えてるね」
黒髪の双子が正面から歩いてやってくる。そして、すぐに魔法を放つ。
「2人もいるのか!これは、王都の外に逃げた方がいいぞ」
結界で魔法を防ぎながらカラミィが言うのだった。




