282話エリアス対帝国兵士と刺突勝負
「魔物達が!どういうことだ!」
突然周囲にいた魔物達が燃え尽きてしまい、帝国兵士が慌てていた。
「一体どうやって……」
とエリアスも驚いて周囲を見回す。
「おーい、エリアス!」
「無事かしらー?」
ミラとルティアが声を上げながらこちらに向かってやって来る。
「まさか、先ほどのはお二人が?」
「ええ、そうよ!私とミラのユニークスキルの力で倒したの!」
ルティアがサムズアップして答える。
「うん、我ながらとんでもないコンビネーションが出来たと思うなぁ!」
と同じくミラもサムズアップして言う。
「喧嘩するほど仲が良いって感じだね!」
とエリアスが言うと、どこか2人は恥ずかしそうにするのだった。
「貴様らぁ!許さないぞぉ、殺してやる!」
「覚悟しろぉ!うぉぉぉぉぉ」
帝国兵士は、それぞれ黒いオーラを放った槍と剣を構えている。
「私が倒した奴と同じだわ!でもさらに強そう!」
とルティアがエリアスの後ろに隠れながら言う。
「それぞれ正面の相手を倒すとしましょうか」
ハルカが日本刀を構えて言う。ステータス外スキルを発動して強力なオーラを放っている。
「わかりました、ライトニング」
エリアスが雷をパチパチと纏いながら答える。手に持っている剣をアイテムボックスに収納して細剣を取り出す。
「俺の槍術の速さを捉えられるか?串刺しにしてやろう!」
黒い槍を持ってドッシリと構える姿は、相当の実力者のものであった。
「どちらが速いか……勝負!」
同時に2人の戦士が飛び出していった。
勝負は一瞬……
エリアスの細剣が敵の心臓を貫いていた。
「グゥゥ….…見事……化け物に操られてなければ、敗北を受けれられたものが……」
元の人間の人格が表面に出てきたようで、エリアスに敬意を示すが、すぐにそれは戻ってしまう。
「ガァァィァァ!まだだ!まだ、負けんゾォ!」
と言い、槍を掴み直しエリアスに反撃を行おうとする。
「いい加減にしなさい、ディザスターの僕……このまま、消えなさい」
エリアスの言葉が力強くなった。持っていた細剣をアイテムボックスに仕舞い込む。
そして、取り出したのは直剣だ。
「神の……ケモノごときにィイ!」
と帝国兵士が攻撃を行おうとするが遅い。
「喰らいなさい、フェンリルの咆哮!」
エリアスが剣を一振りした瞬間に帝国兵士を吹き飛ばすのだった。
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