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277話レンへの祈りとユニークスキル

異世界転移・転生

日間ファンタジー128位

週間ファンタジー244位

に入りました!


みなさんありがとうございます!

「ハハハハ!武器もなければただの人間よぉ!」


装備を置いたルティアに、帝国兵士が斬りかかり真っ二つにする。


「そんな」「卑怯だ!」「酷すぎる」


その様子を見ていた人質の冒険者達が叫ぶ。


「卑怯?ハハハハ!戦いにそんなものがあるか!これで、ここで私を倒せる奴はいない!」


帝国兵士が大きな笑い声を上げる。



「サーテ、他の冒険者達にも死んでもらうよぉ!ハハハハ」


パシャッ


音がなりルティアの死体であるはずのものは、水となって消える。


「ナニが!ナニがあったぁ!」


帝国兵士が剣を持つ手に力を入れながら叫ぶ。


「ふぅ……やっぱり便利だわ、この魔法」


とルティアが少し離れた所で立ち上がる。だが、現状人質がとられているために無闇に動くことはできない。


「使える時間は、少しだけ……レン、私を助けて……」


今はいない男に祈りを捧げる。



その祈りは、遥遠くにいる彼に届いただろうか。



『ユニークスキル《範囲選択》を取得しました』


ルティアの脳内にアナウンスが響く。


届いたのかもしれない。彼女の思いに答えるように、ユニークスキルが発現する。




その瞬間にルティアは、スキルの使い方を理解した。すぐさま、それを使用する。


「ユニークスキル《範囲選択》発動!ディザスターの手先を選択」


「貴様どうして生きてイル!」


ルティアに気づいた帝国兵士がルティアを再び殺すために向かってくるが、すでに準備は整った。


「私の方が速いわね!選択範囲に、ファイヤ!」


冒険者を人質に取ったものや周囲に浮いているデーモン、ディザスターに従っている帝国兵士が燃え上がる。


「ナ、ナンだ!これはぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


「グキャぁぁぁぁぁぁぁぁ」


魔物達が悲鳴を上げて燃え尽きていく。



「《範囲選択》冒険者達、ヒール!」


魔物に捕まっていた冒険者達の傷が治る。とてつもないことをルティアは、やってのけたのだ。


「凄い!」「助かったぁぁ」「聖女様だ!」


と声が上がる。


そんな声を聞きながら、ルティアは膝をついた帝国兵士に目を向ける。



「さて、形勢逆転ね!どうするかしら?」


杖を構える。


「ユニークスキルだなんて……卑怯ナ!」


「よく言うわよ、あなたの方が卑怯なことをしてたわよ!」


はぁとため息を吐きルティアが言う。後ろの冒険者達も頷いている。




「許さんゾォ、聖女メェ!」


剣を杖代わりにして、立ち上がってくる。


「私は、聖女じゃないわよ。まだね……本物は、こんなもんじゃないわ」


周囲に水人形を作り出し、水人形を走らせる。


「コンナものぉぉぉぉ!」


水人形を黒い剣で切り捨てようとした帝国兵士であったが、水人形達が、形を変えて絡み付き氷となって拘束する。


「これでご自慢の武器も使えないみたいね、さっさと氷漬けになりなさい」


「グゥ、ちくしょう!ユルさんぞ!聖女メェェェ!」


と最後の叫びを上げて完全に氷漬けになる。


「だから、まだ聖女じゃないって言ってるでしょ?聖拳!」


ルティアの拳が氷に当たり粉々に割れるのだった。

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― 新着の感想 ―
[一言] ルティアの想いがレンに届いたからなのか、範囲選択スキルこれはまたチート&便利なスキルを習得したルティア(≧▽≦)♪ルティアもさらなるスキルで形勢逆転とはねぇ〜想いが伝わる感じはSAOシリーズ…
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