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268話修行と覚醒の兆し

いつも読んでくださりありがとうございます!

昨日も多くのブクマ評価等いただき嬉しく思います!

「マッグノリアー!」


ミラが元気な声を上げてマグノリアの元を訪ねていた。


「ど、どうしたのかしらミラさん」


若干引き気味にマグノリアが答える。


「あら、ミラちゃん!どうしたの?」


「あ、レミさんも丁度良いところに!いゃ〜もし、魔物が大量に来たら一気に焼き払える魔法が使いたいなぁって思って」


拳を握りしめて言う。


「さすが、殲滅するための魔法って本人の実力が必要だけどMPとか足りてます?」


「さすがにまだレンみたいには出来ないけど、マグノリアが迷宮都市でやってた全員で魔法を打つやつなら出来るかなぁって思って」


いつかは、1人でもレン並みの火力を出して見せると言いつつ今は妥協しなければならない。



「全員で魔法を撃つのも、それを纏めるリーダーに相当の実力が必要だから簡単とは言えないわよ」


とマグノリアが言う。簡単ではないようだ。


「それでも、フェレンスを守るために、そしてこれからの為に力が必要なんです。私に指導をお願いします!」


と頭を下げる。



「わかったわよ、時間がどこまであるかわからないからすぐに始めましょう!」






「ハルカさん、もっと強くなりたいんですけど今から修行の相手をしてもらえませんか?」


「ええ、良いですよ。エリアス。あなたが強くなれば私としても嬉しいものです」




ギルドの訓練場を借りて、ハルカと何度も剣を交える。


「うーん、何か出てきそうな気がするんだけど……」


「フェンリルの力の更なる覚醒ですか?まだまだ発揮出来てないのでしょう?」


自分は、もっと速く動くことが出来るはずだ。エリアスは、そのように感じている。だが、力を抑えられているのか発揮出来ない。


まだフェンリルの力は身体が鎖で縛られているような感覚だった。







「フィレンギルド長は、敵に正確に矢を当てられるようになったのはいつのことかしら?」


ルティアがフィレンに質問する。


「そうですね、ルティア様。子供の時から狙う練習はしてましたからね。時間が大事ですよ」


ルティア相手だと普段の話し方ではない。かなり王族への敬意を持っている。


「そうよねぇ、魔法を正確に当てれたらMPも温存出来ると思ったけど厳しいか……」


「ルティア様、人は追い込まれれば力を引き出せることもあります。ディザスターとの戦いも何か得られる機会があるかもしれません」


と説明してくれる。


「ありがとうフィレン!少しでも戦い方を考えてみるわ。もしかするとユニークスキルが発現するかもしれないし」


とお礼を言う。


「普通は、ユニークスキルはレンみたいにぽんぽん出ることはないんだけどなぁ……レンと深く関わっているあの3人ならここで新たな力を得られても不思議じゃないわね」


とどこか確信があった。

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