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266話屈辱と殺意
短いです!
「しくじったか……」
王都のどこか、スティグマ暗殺部隊筆頭シャンが呟く。王城の騒ぎや、戻ってこない部下の様子から考えるにレン・オリガミの暗殺は失敗したということだろう。
「シャン様、いかがいたしましょう」
「ああ〜、そうだな。今回ので警戒するだろうからなぁ。なんならどでかいことやって気を逸らした隙にレン・オリガミをぶっ殺すか」
めんどくさそうに話すのはいつものことだ。
スティグマ暗殺部隊には、レン・オリガミの暗殺という命令が降っている。レンは、リディエル神聖国で神と合わさり災厄ディザスターを消して見せたのだ。だが、神と合わさるのは身体に相当な負担を強いて昏睡状態に陥ったため今の内に殺してしまおうというのだ。
「マサト様を使っても良いと話が来てますが」
「ああ、だったらもちろん最強の冒険者様に戦ってもらいたいもんだなぁ〜。上手くいけば他の英雄も同様するかもなぁ!昔の仲間と戦うのは見てて面白そうだ」
ハハッと笑い声をあげる。
「フェレンスの方もディザスターがどんな感じで攻めんのか楽しみだけど俺達は、こっちで楽しもうぜ〜」
と声を上げる。
かつての王都での戦いでレン・オリガミに与えられた屈辱を晴らさなければならない。手に力が入るものだ。
「お前を殺して、仲間も送ってやるぜぇ、レン・オリガミィィ!」




