表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
220/414

219話勇者登場と対勇者

間が空きまくってすみません(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

投稿してませんでしたが、総合評価3200に到達しました!ありがとうございます\(//∇//)\

「みんな困ってるみたいだな!なら俺が、この国を救ってみせるぞ!」


元気な声が聞こえてきたので、レンがその方向を見てみるとレンと対して歳の変わらないような青年がいた。



「凄い自信だな……」


住民の荷物運びを手伝いながらレンは、呟く。


「さすが勇者様です!」


「素敵です!」


僧侶風の女の子と、武闘家風の女の子がそれを褒めている。



「今、勇者って言ったよな……」


『ええ、言いましたね……』


レンとしては会いたくなかった相手が出てきたものだなぁと思いながら手伝いを続ける。そういえば、神聖国にいるとか聞いていたが、興味も無かったのですっかり忘れていた。


周囲の住民の反応はなんだか微妙な感じだ。


「これから災厄が来たとしても大丈夫だ!勇者の俺なら負けるはずがない」


なかなか強い発言が飛び出しているなと思う。それなら是非とも前線で活躍してもらいたいものだ。



特に興味も無かったので、レンはそのままその場を離れようとした時に声をかけられる。


「兄ちゃん、よく見たらイージスの50階層をを攻略したレン・オリガミじゃないか?」


自分のことを知っているらしい住民の質問だ。


「ええ、そうですよ」


と答えると、他の住民も興味があるのか声をかけてくる。



色々と質問に答えていると、勇者の一行と目があってしまう。レンは、サッと逸らしたが無意味だったようで


「俺も知っているぞ!お前が50階層をクリアしたのか!その内俺がクリアしてやろうと思ってたんだがな」


と声をかけてくる。


「勇者様に覚えて頂けるとは光栄です」


「それにしてもそこまで強そうに見えないですね〜」


「確かに勇者様と比べるとパッとしないよね」


と仲間の2人が言い出している。なかなか失礼だなとレンは思った。


「勇者の俺と比べたらいけないだろう?俺は選ばれたものなんだからな」



『量産型の分際で偉そうですね』


とナビゲーターさんの声が聞こえる。厳し目の発言だ。


「見た目じゃ実力は測れませんからね。今の様子だとすぐに死んでしまうかもしれませんよ?」


レンは、思ったことを口に出す。


「それ勇者様に言ってるんですか?」


「いくらなんでも図に乗りすぎでは?」


と2人が言ってくる。


「まあまあ2人とも彼も実力を測れてないだけだ。すぐに思い知る」


と勇者が言う。なんだか、空気が悪くなってきたなぁとレンは思い始める。




「ボコボコにされて思い知りなさい!」


「そうです、そうです!」



いつの間にか戦う流れになっていた。


『勇者のステータス……雑魚ですね。所詮は量産型、表示する価値はないですね』


ナビゲーターさんは久しぶりに毒舌だ。


「はぁ……」


レンはため息を吐く。


「思いっきりくるといい!俺も本気でやるからな」


ポキポキと手を鳴らしながら、勇者が言うがレンはそこまでやる気でもない。


「はいはい」


無気力な返事をしておく。




「やっちゃえ!勇者様」


「こんな馬鹿、ボコボコにしてー!」


酷い言いようだなと思う。これが勇者パーティかよと思うと残念だ。


住民達もとても興味深そうではあるが、口出しはしない。そこまで関わりたくはないのだろう。


「ほら、どっからでもかかって来い!」


余裕たっぷりの表情で勇者が言ってくる。


「じゃあ遠慮なく」


ならばとレンは、足に力を入れてる。



直後


「ブベッ……」


変な声を漏らして勇者はあっさりと吹き飛んでいった。


「え……」


「勇者様……」



「ありやぁ……結構飛んだな……」


建物が少ない方に飛ばしたので、町の破壊にはなってない。レンは、勇者より建物の心配をしておく。


「すげぇ!勇者をあっさり」


「へっ、良い気味だぜ!」


住民からの声が上がる。


レンのドロップキックが見事に勇者に炸裂しレンの圧勝であった。


「弱かったな……」


と呟きながら仲間の2人の方を見ていると、悔しそうに勇者が飛んで行った方に向かっていった。



その後、レンは住民達にやるなぁ!と声をかけられ、その場を去った。


「もう会いたくないな……関わりたくない!」


『そうですね、あんな勇者とは二度とごめんです!』


ナビゲーターさんの反応もとても良くないものだ。



開戦までの時間をレンはどう過ごすべきか考えるのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ