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325、詩でもやっちゃう「明暗」
う~ん。
夜の海に波音だけが聴こえる。
暗い暗い海。
あまりの闇に鳥肌が立つ。
むこう波止場の汽笛。
我に返る。
振り返る。
灯りの街へ。
いこう。
闇に囚われるのは。
闇を掴もうとすることは。
あまりいいものじゃない。
そんな思いに身を任すのも。
時にはいいかもしれない。
だけど、長くその身に貯めると。
己を焦がす。
だから、灯りの方へ。
歩き続ければ。
空が白む。
夜明けが来る。
きっとくる。
そうすれば、また。
駆けだせる。
ずっとずっと遠くへ。
明るい先へ。
おセンチ(笑)。




