キャラクター紹介1
投稿間隔が空いてしまったのでキャラクター紹介
【エドガー・ファーブル】
本作の主人公。ハーフエルフの16歳の少年。ちょいちょい思考がクズになるが4割ぐらいは良いヤツ(?)。虫が大好きで小さい頃から昆虫採集に勤しんでいた。ずっと片想いしていた幼馴染みのアンリが勇者の嫁になることになってしまい、諦めきれずに勇者とアンリのいる王都へと出発する。
成人の儀で召喚師の職業を与えられ、その力で今までにクロゴキブリの『ローチ』、アマミノコギリクワガタの『ジャック』、絡新婦の『紫苑』、オオスズメバチの『桜花』を召喚して従えている。最近では『虫使い』の固有魔法と、恐らく加護による力を手に入れたが、二つの力が互いに干渉しあって上手くいっていない。
【アンリ・オリヴィエ】
本作のメインヒロイン。金髪碧眼のヒューマンの16歳の少女。エドガーとは姉弟のように育ち、最初こそ虫取りばかりしているエドガーを変な子だと思っていたが、ある時彼に命を救われた事からだんだんと異性として彼の事を見るようになる。エドガーとは物語開始時点で両想いだったのだが、お互いに告白する勇気が無かった為に最後まですれ違ったままだった。
王都の学院内では、勇者の婚約者とされた三人の少女を学院の教師ゼムナスの協力と共に勇者の洗脳から守っていた。聖女の職業により状態異常に一切かからず、勇者の持つ最上級の洗脳能力である【邪王眼】の力さえ打ち消してしまう。ついにエドガーと再会し、短い期間ではあるが勇者討伐に力を貸すことになった。
【ローチ】
本作のメインゴキブリ。クロゴキブリのメスで、異世界では忌み嫌われる存在だったからか虫好きのエドガーにすぐになついた。ある程度強くなってからは人の姿をとることが多くなり、それに伴ってエドガーをオスとして、つがいとして見るようになる。人間態の見た目は銀髪赤眼、褐色肌でアホ毛がぴょこぴょこ。村娘で同じくエドガーに好意を寄せているニーアと手を組み、着々とエドガーの外堀を埋めていっている。
【ジャック】
一応相棒枠。アマミノコギリクワガタのオスで、自称紳士の変態。猫耳や覗きといったワードに即反応する。人間態の見た目は武士らしく黙っていればカッコいいのだが、彼の能力と言動がカッコ良くなることを許さない。とある事情から男爵家のお嬢様であるリリに惚れられ、いつか襲われるのではないかとヒヤヒヤしている。
【紫苑】
サブヒロイン。ショタコン気味。絡新婦のメスだが、召喚される前から既に妖怪化しており、虫と呼ぶには微妙なライン。人間態は綺麗なお姉さんといった感じ。ある事情から召喚された虫の他の三人より一歩引いた位置でエドガーと接し、良かれと思ってやったことで空回りしていた。召喚された虫たちの中では最強。
【桜花】
サブヒロイン。とにかく忠実。オオスズメバチの働き蜂で、召喚された弾みで魔物化した事で、失われていた生殖能力が復活して喜んでいる。エドガーの命令に忠実で、固有魔法取得の際も協力して戦った。
【ライル・リーデル】
転生者で前任の女神の被害者その1。イケメンだが中身が残念で、勇者からは珍獣と呼ばれてしまう。直情的でキレやすく、しかし単純なのでちゃんと理由もつけてなだめればすぐに落ち着く。婚約者のフィーネが村のやつらによって金で売られた事にブチ切れ、村を半壊させた後に王都にやってきた。彼の転生チートである【生命の叫び】は、肉体をあるべき形に戻すものであり、場面によっては攻撃に使うことも出来る。
【フィーネ・リオン】
剣聖の職業を与えられてしまったばっかりに勇者の婚約者にされてしまった少女。ライルの幼馴染みであり婚約者だった。現在は洗脳による影響を押さえ、勇者にも手出しさせないようにするためにアンリによって眠らされ、匿われている。
【ユーリ・ジークフリート】
ライルと同じく転生者で前任の女神の被害者その2。侯爵家の長男だったが、生まれ持った『野獣化』という獣に変身する能力のせいで家族から疎まれ、孤独な幼少期を過ごした。唯一婚約者になったラスティナだけは彼を一人の人間として扱ってくれた事で彼は彼女の事を好きになるが、そのラスティナも賢者に選ばれてしまった事により勇者に奪われてしまう。勇者からラスティナを取り戻すために勇者に挑んだが、あえなく敗北。一時は勇者の僕にされてしまう。エドガーとライルに救われた事により、二人に協力して勇者へのリベンジを目指す。
【ラスティナ・グリアモール】
ユーリの婚約者でグリアモール伯爵家令嬢。ユーリに対して異性に向けるような想いは抱いていなかったが、彼と過ごした時間が生活の中で最も穏やかに自分らしくいられる時間だった。もしも賢者に選ばれず、勇者による邪魔が入らなければ二人の関係はもっと変わっていたかもしれない。
【リリ・アーシュ】
転生者で自称乙女ゲームのヒロイン。エドガー、ライル、ユーリの三人は乙女ゲームの攻略対象だと言っている。しかし彼女には攻略する気なんて更々なく、イケメンは苦手でむしろおっさんでなければ好きになれない。ジャックに命を救われた事で彼に惚れ、ことあるごとに彼に襲い掛かっている肉食系女子。ゆくゆくは既成事実を作って男爵家の婿に迎えるつもり。
【ゴブリンさん】
元転生者で現在は元の世界とこの世界とを行き来している状態。前はゴブリンキングだったが、エドガーに倒された。その時のエドガーの姿から自分に足りなかったものを発見し、時間の戻った世界で人生をやりなおした。無限に武器を生成できる能力を持っている。
【ゴッドリーブ・クザン】
学院の生徒で学生たちの纏め役である優秀な生徒『四星』の一人。玄武と呼ばれる四星の末席。自力で勇者の洗脳に気付き、解除する。勇者との戦いに彼も参加することになる。
【ゼムナス】
学院の教師で唯一洗脳を受けていない。学院に結界を張り巡らせて、勇者に幻影を見せることで勇者の毒牙から生徒を守っていた。結界の効果が限界に近付いてきた事で勇者討伐をエドガー達に託す。




