17話 剣姫
魔人レグエスクとマリーヴェルの殺し合いが始まって十分は経つだろうか。未だマリーヴェルはその足を止めることなく、レグエスクへと刃を奔らせていた。
だが、果たしてそれは殺し合いと呼べるものかどうか。何故ならレグエスクとマリーヴェルの戦況差は、誰が見ても一目瞭然と言える程に開いてしまっているのだから。
足を止めず、剣を止めず。決して動きを止めることなく、流れの中で剣を流星のごとく解き放つマリーヴェルの戦いは見事だ。
その戦いぶりは戦姫と呼ぶに相応しく、並みの者が相手ならば視界に姿を入れることなく、首を刎ねていただろう。
だが、現在の相手はそのマリーヴェルをしても手に負えない程の強大な敵であった。マリーヴェルの剣を、レグエスクは避けることすらせず、その身に受けて反撃を繰り返していた。
首に、腕に、顔に、足に。何十、何百と剣を叩き込んだマリーヴェルであるが、平然と立ちつくすレグエスクに憎悪を込めて舌打ちをする。
何故、二人に圧倒的な戦況差が生まれているのか。それは至極簡単なこと――マリーヴェルの剣が、レグエスクを傷つけることが出来ないのだ。
鋼のように強靭な身体が、皮一枚斬ることすら許さない。故にマリーヴェルがどれだけ剣を放とうと、レグエスクにダメージはない。
しかし、レグエスクの攻撃はどの一撃であっても、マリーヴェルが貰ってしまえば致命傷となる。故に受けることも叶わない。
自分はどれだけ攻撃しても通らない、逆に相手は一撃当てれば勝ちなのだ。これがどれほどの重圧を生むのか、それを表しているのが、現状のマリーヴェルだ。
剣を構えるマリーヴェルだが、その肩が激しく上下している。どれだけ魔物と戦っても息一つ乱さなかったマリーヴェルが、ものの十分の戦闘でこれほどまでに疲労してしまっていた。
奥歯を強く噛み締めながら、マリーヴェルは冷静に状況を分析する。このままでは、自分はこの重圧と疲労によって先に潰されてしまう、と。
熱くなるな、冷静にことを運べ、勝利に拘れ、自分に何が出来る。敵の攻撃を避けながら、マリーヴェルが導いた答えは、何とか自分に有利な状況を作ること。
レグエスクは確かに強い。その理由は、こちらからレグエスクに対する有効打がないこと。ダメージを与えられないから、相手は防御を捨てて自由にこちらを殴ってくることが出来るのだ。
もし、お互いにダメージを与えられる状況であれば、『素』のレグエスクは、自分よりも遅い。攻撃も洗練されていない。
ならば、決定打を与えられる何かがあるならば、こちらに勝機は生まれる。では、レグエスクにダメージを与えられるモノ――それはリアンだ。
マリーヴェルの脳裏に描き出されたのは、リアンの恐ろしきまでの怪力と、あの神槍レーディバルだ。
あの槍が本物かどうかは今となってはどうでもいい。だが、マリーヴェルは確信している。あの槍とリアンならば、こいつに有効打を、命を刈り取る一撃を放つことが出来ると。
恐らくリアンも、こちらと合流する為に、あらん限りの手は打ってくれている筈だ。ならば自分は彼を信じて時間を稼ぐ、それがマリーヴェルの導いた結論だった。
レグエスクは、逆らった自分以外に刃を向けるつもりは『まだ』ないようだ。ならばこの状況を利用する。
視線で何度もミレイアに『動くな』と命じ続け、マリーヴェルはひたすら回避に務める。
魔弾を避け、蛇蛇を受け流し、適度適度に距離を取るマリーヴェルであったが、そんな彼女に絶望に突き落とすような言葉をレグエスクが投げかけた。
『先に言っておこう。時間稼ぎなど無駄な考えは止めておけ。貴様の命を僅かばかり引き延ばしているに過ぎぬ』
「無駄かどうかは、私が決めることよっ」
『哀れな。貴様はこう考えているのだろう?扉の外にいる人間と合流すれば、私に対する勝機が生まれる、と。
あの人間も貴様と同じく、我が魔獣レドギガンズを嬲ってくれたのだ。私が慈悲をくれてやる理由もあるまい』
「それは、どういう――」
『今、その扉の向こうにはこの洞窟全ての魔物が集まっている。王族以外の人間は贄にならぬのでな、魔物の餌となってもらう。
分かるか?百を超える魔物が、一人の人間を食い散らかすのだ。果たして貴様と外の人間、どちらが苦しんで死ぬだろうな』
「――っ、しまっ……」
レグエスクの言葉に動揺した。その隙を魔人は決して見逃さない。
回避が遅れたマリーヴェルに、レグエスクは蛇腕を鞭のように操り、彼女へと叩きつける。
そのまま勢いを殺せず、マリーヴェルは地面へ一度、二度とボールのようにバウンドし、身体を投げ出された。
そんなマリーヴェルに、とうとう我慢が出来なくなったミレイアは、彼女に治癒魔法をかけるために走りだそうとするが、彼女の前に魔弾が放たれた。
『動くな。慌てずとも貴様達のうち二人も後を追うことになるのだ。面倒を増やされたくはない』
「う、ううう……」
あまりの魔弾の破壊力に、ミレイアは足が竦んで動けなくなる。青くなった顔で、泣きそうな顔で、ミレイアの心の中を占めていたのは、マリーヴェルへの賞賛と謝罪。
こんなものを相手に、あの娘は戦っていたのか。こんなものを向けられても、あの娘は怯むことなく剣を振り続けたのか。
妹は、あんなにも勇敢に、前を見て戦ってるのに、自分は恐怖で一歩も動けない。怖いのだ、死が、痛みが、ミレイアを縛って離さないのだ。
ごめんなさい、ごめんなさい。臆病でごめんなさい。何も出来なくてごめんなさい。誰か、誰か、誰か助けて。大切な妹を、マリーヴェルを助けて。
必死に祈るミレイアだが、決して彼女が情けないとは誰も思わないだろう。このような化物相手に、まともでいられるほうがおかしいのだ。
誰だって死は怖い。死にたくなどない。己が恐怖を簡単には克服など出来ない。
けれど、それでもなお立ち上がろうとする者がいたというのなら、その理由は単純明快だろう。死よりも、恐怖よりも譲れないモノがあるからだ。
ふらふらとなりながら、マリーヴェルは剣を杖に立ち上がる。
そして、彼女は何故か笑顔を零す。剣は通らない、リアンの助けも望めない、このような絶望を喜ぶほど戦闘狂でもない。けれど、彼女は笑うのだ。
彼女は笑い、剣を構え、敵を見据える。何故笑うのか――それは、やっと思い出すことが出来たから。
自分の身を案じ、涙を流して祈ってくれる姉を見て、マリーヴェルはとうとう思い出すことが出来た。ああ、何故自分は忘れていたのだろう。
幼い頃より剣を振り続けてきた。騎士団に混じって無理矢理剣を教わってきた。雨の日も、風の日も、ただただ自分が強くなる為に、己を磨いてきた。
やがて、月日の経過と共に、初心は摩耗し、忘れてしまった。けれど、変わらず剣だけは振り続けた。理由も分からぬままに、ただ只管に強さを求めた。
ああ、本当に嫌になる。どうして忘れていたのだろう。
私が剣を手にした理由は、一体何だったのか。
私が強くなりたいと願ったのは、一体何のためだったのか。
――そうだ、私は護りたかったのだ。ただ、それだけだったのだ。
強き騎士のように、誰にも負けない力を手にして、大切な人を。大切な、人達をこの手で護りたかったのだ。
捻くれた兄様、大まか過ぎる兄様、おしゃればかりおいかける姉様、臆病で泣き虫な姉様。
自分を生み育ててくれた父様や母様を、愛する家族を、護るんだと誓ったのだ。絶対に誰にも、傷つけさせたりはしないと。
自分の為に死のうとしてくれた兄弟達。
自分の命を救う為に泣いてくれている姉。
そこに、自分が求めていた世界があるではないか。城の外に出なくても、自分が憧れた夢が、あるではないか。
ああ、そうだ。私は――マリーヴェルは、英雄になりたかったのだ。家族を、兄弟をこの手で護れるような、そんな英雄に。
剣を強く握り、腰を落とし、マリーヴェルはレグエスクへと駆ける。
そうだ、私はまだ戦える。私には、戦う理由が胸にある。家族の命を脅かす敵が、己が眼前に立っている。
ならば、まだ動けるだろう。動かなければならない。
身体は既にガタがきている。先程の一撃で肋骨は砕かれ、腕の感覚も最早ない。けれど、死んだ訳ではない。
ならば、動け。あの化物が、家族の前から消えるまで、自分の命は終わらない、終われない。絶対に、負けられない。
身体中から響いてくる激痛を、歯を食いしばって耐え、マリーヴェルは大地を疾走し、レグエスクへと斬りかかる。
『無駄なことを。貴様の剣では、我が身体は傷一つつけられぬとまだ分からぬか』
「黙れえええええっ!私の剣はっ、私の剣はっ――」
レグエスクが放った魔弾を避けるため、大きく跳躍し、マリーヴェルは両手に持つ剣を大きく背中まで振りかぶる。
防ぐ仕草すらみせようとしないレグエスクを視界に入れながら、マリーヴェルは己の身体に問いかける。
物心ついたときから、一体どれだけの剣を振ってきた?どれだけ苦しい想いをしながらも、夢の為に進み続けていた?
私の剣は、このまま敵に舐められたまま傷一つ残せないような、そんなモノで終わるのか?
否、断じて否。違うだろう。私の剣は、そんなもので終わる筈が無い。私の剣は、そんなもので終わってはならない。
この剣には、私の積み重ねてきた力と、大切な人への想いが載っているんだ。
ならば、終われない。このままでは、決して終われない。この剣に込められた『私の全て』は――
「――私の剣はっ!お前如きを貫けぬほど、安っぽい想いを乗せちゃいないのよっ!うあああああああああああっ!」
『馬鹿め、何度やっても結果は……』
レグエスクは、そこで言葉を途切れさせることになる。
マリーヴェルは振りかぶった二本の剣を、斜めにクロスさせるように、レグエスクの胸を奔らせた。
それは、本来ならば弾くだけで終わった一撃であっただろう。だが、その一撃は従来の彼女の一撃とは異なる斬撃だった。
最後の一撃に、少女は己の全てを込めた。己が人生の意味を、積み重ねた十五年を、家族を守りたいという純粋な想いを、全てこの一撃に。
気持ちを込めただけで、全てが変わる程世界は甘くない。全ての人間が同じ結果を生み出せるわけではない。
だが、彼女がそれを成し遂げて見せた。己が想いで、世界を強引に変えてみせたのだ。不可能を可能にしてみせたのだ。
強き想いと意志によって、自ら道を切り開く者。どんな不可能をも打倒してみせるもの。人々はそんな者達を、敬意と賞賛を乗せて、こう呼ぶのかもしれない――『英雄』、と。
『ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!』
マリーヴェルの一撃は、レグエスクの胸部を深く切り裂き、彼の胸からは黒き鮮血が噴水のように吹き出ていく。
一歩、二歩と後退し、痛みにのたうちまわる彼を見て、マリーヴェルは唇を吊り上げ、『さまあみろ』とつぶやく。
だが、彼女とて無事な訳が無い。己が力の全てを使い果たした、全てを賭した一撃だったのだ。
彼女の両手に持つ剣は、根元から完全に砕け折れ。マリーヴェルは最早自力で立つことすら出来ず、その場へと倒れ込む。
全身の傷は深く、よくぞここまで戦い抜いたものだと賞賛したいくらいだ。だが、彼女の限界はとうに超えていたのだ。
指一本動かすことすら不可能、意識はもうろうとして呼吸も荒い。無事な個所を探すほうが難しい程にボロボロになり果てた少女。
彼女は、肩で息をしながら、ぼやけた視界で、それを見つめていた――胸の傷を抑えながら、憤怒の表情でこちらへ向かってくる、悪鬼の姿を。
『貴様……貴様貴様貴様貴様貴様貴様ァ!人間如きが、人間如きがこの俺に傷をつけるなど!
許さぬ、決して許さぬぞ!その身体引き裂き喰い散らかしても怒りが収まらぬ!骨一つ残さずこの世界から消し去ってくれるわ!』
レグエスクの身体から放たれる圧倒的な魔の力が、洞窟内に衝撃となって走る。
最早怒りによって自身を制御すら出来ていない。ただ、マリーヴェルを殺す為に、一歩、また一歩と彼女の元へと近づいてくる。
最後のあがきとばかりに、マリーヴェルは己が全身の状況を見てみるが、小指一本すら動かせない。
その状況に、マリーヴェルは息を吐き出し、己の最期を悟った。恐らくあの数秒後に、自分はあっけなく殺されるだろう。
ただ、胸に残るのは後悔。届かなかった、否、届いたが護れなかった。家族を、みんなを護れなかったこと、それだけがただただ悔しい。
自然と流れ落ちる涙を、もはや拭うことすら出来ない。彼女の頭上では、レグエスタがマリーヴェルの小さな身体を叩き潰さんと腕を振り上げようとしている。
残された最後の時間、マリーヴェルは胸に広がる後悔を、そっと小さく言葉にした。これがきっと、最後の言葉だから。
「――ごめんね、ミレイア、みんな……リアン、私、貴方のように強くなんてなかったよ」
瞳をそっと閉じ、マリーヴェルは断罪の鎌が振り下ろされる瞬間を待とうとした、その刹那だった。
巨大な破壊音が洞穴中に響き渡り、マリーヴェルの居る部屋に突如として砂煙が巻きあがった。
何事と思う間もなく、次に響いてきたのは、何かと何かがぶつかりあう音だ。それもマリーヴェルからかなり近い場所から響いてきた。
砂煙が収まりはじめ、やがてマリーヴェルのぼやけた視界に、部屋中に響いた音の正体が入ってくる。
その背中を、彼女は知っていた。この旅の中で、数日間の中で、何度も預けていたのだから。
その槍を、彼女は知っていた。この旅の中で、何度も何度も魔物達を刺し貫き、自分とミレイアを護ってくれたのだから。
ああ、その人を、自分は知っている。視界は涙でぼやけてしまい、きっと今は、素直に気持ちを伝えられない。だからマリーヴェルは、いつものように捻くれた言葉を放つ。それがきっと、他の何よりも自分らしく彼に想いを伝えられるだろうから。
「――来るのが遅いのよ、馬鹿リアン」
「ごめん、遅くなった!はあっ!」
その少年――リアンは受け止めていたレグエスクの腕を力づくで払い飛ばし、大きく前進しつつ追撃を行う。
マリーヴェルから受けた傷と、突然の助っ人に冷静さを取り戻せず、体勢を立て直すことが遅れたレグエスクは、リアンの馬鹿力にて吹き飛ばされる。
そのまま背後の岩壁に叩きつけられながらも、レグエスクは狂乱したように声を荒げてリアンへと疑問をぶつけてしまう。
『何故だ、何故貴様がここにいる!?貴様は外で魔物達の餌となった筈だ!
否、よしんば奴らを葬り去ったとしても、あの扉はお前如き人間には決して破れぬ!あの扉は我が主、フェン・ベベ様の魔力で生み出された扉なのだぞ!?
魔神七柱、最強の魔人の一角を担うあの方の創造物を壊すことなど、決して――』
「――有り得ぬ、というか?ふははははは!愚か、実に愚かである!」
リアンとは異なる者から返ってきた返答に、レグエスクは視線をそちらへと向ける。
そこにいた人物は、一歩一歩とマリーヴェルの方へと近づきながら、愉悦を込めて歌うように言葉を紡ぐ。
「貴様はあまりにも無知が過ぎる。決して有り得ぬことなど、この世には何一つ存在しない。
現にこの者は貴様相手にみせてくれたであろう?何のへんてつもない鈍らの剣で、決して貫けぬ筈の貴様の身体を斬り裂いてみせたのだ。
愚者よ、美学というものを知れ。人間というものは、どこまでも儚く、脆く、されどその在り方は強く、そして美しい。
どのような不可能をも、強き想いによって成し遂げてみせる。どのような奇跡をも、美しき願いによって再現してみせる――実に見事だ、少女よ」
マリーヴェルの前に立ち、その青年は手のひらを彼女へと翳す。
そして青白い光を放ち、マリーヴェルは己が身体の変化に驚愕する。全身の痛みが、引いてしまったのだ。まるで怪我が嘘のように癒えてしまったのだ。
驚き立ちあがるマリーヴェルに、青年にはニヤリと笑って手に持っていた、漆黒に染められた二振りの剣を渡す。
「この剣は……」
「己が意志により、我を通し、勇を抱き、正を為す。ふははは!そんなお前にこそ、この剣は相応しい!
剣の名は星剣リゼルド、月剣アヴェルタ!かの伝説、『リエンティの勇者』の英雄が一人、剣姫ヴァジェーラが愛用した剣達よ!」
剣を青年から受け取り、マリーヴェルは再び心を驚愕に染め上げる。
その二本の剣は、まるで重さを感じないのだ。それどころか、持つだけで身体の奥底から力が源泉のように湧き出てくるのだ。
剣を強く握り締め、マリーヴェルは確信する。これなら、奴を斬れる。これならば、決して力負けなどすることはない。
マリーヴェルの意志が伝わったのか、青年は愉しげに笑いながら、身体をレグエスクへと向け、高らかに告げる。
「よいか、愚者よ。これより頭の回らぬ愚物である貴様に、優しい私が一つ教授してやろうではないか。
他の誰でもない、この者達に在り得ぬことなど存在しない――何故ならこの者達は、運命をも斬り裂く刃を持つ、『英雄』なのだからな!
その英雄にかかれば、貴様のような下等な魔人など、相手にすらならぬことをその下らぬ命を以って学ぶが良いわ!むははははははははは!」
剣をマリーヴェルに渡し終えた青年――魔人勇者サトゥンは、腕を組みながら高笑いを洞窟に響かせていた。
ちなみに、今の彼の格好は、何故か褌姿であった。下半身は真っ赤な褌をはき、上半身は半袖のシャツで、何故か胸の部分には他国の文字で『海の街カロリエーナへようこそ』とでかでかと書かれ、頭に至っては魚なのかタコなのかよく分からぬ絵が描かれた仮面を額部に被っていた。
奇抜すぎるにも程が在る格好に、その場の誰もが決して触れようとはせず、見て見ぬふりをした。触れようとも思わなった。触れてはいけないと感じたらしい。
そんな全てが台無しになりそうな彼の高笑いの下、魔人レグエスクとマリーヴェル、リアンの戦闘の火花が再び切って落とされたのだ。
反撃開始。次回も頑張ります。
ここまでお読みくださり、本当にありがとうございました。




