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密蛇のローブ

 とにかく、これ以上ここにいる理由は無くなったので、楓さんがインしていることもあり、そこへ移動することにした。因みに、得たSPは両方共戦闘をもっと楽にするためのステ振りにした。スキルは【連射】と【衝撃】を最大レベルにし、それぞれの上位スキルを覚えた。【弓王術】【弓王技】でも良かったのだが、純粋な一撃の攻撃力を上げるのにはそちらの方が良いと思ったのだ。


 取り敢えず楓さんに連絡を入れ、何処にいるのか聞いたところ、第二の街の南。まあ、あのクランの近くに店を構えているらしく、そこへ行くことにした。道中、お金を払えるようにギルドによってお金をおろしてきた。


「ここか?」


 言われた所に行くと、普通にお店があった。看板は猫と洋服のマーク。どうやってそれを作ったのか、どうやってお店を持ったのか気になったりするのだが、今は良い。

 『カランコロン』というような音と共に扉を開け、中にはいると色んな装備などが並べられていた。


「あのー…」

「あ、おきゃ、レンジ君じゃん!あ、ローブ取りに来たの?」

「はい。そうですね…。因みにお値段は?」

「んー…じゃあ、…どんぐらいだろ?正直私はお金はあまりいらないし、物々交換の方が良いんだけど、それじゃ駄目?」

「あ、物々交換で良いなら是非」


 今は丁度深淵の森中層で沢山のアイテムを獲得してきたから、よほどの事が無い限り大丈夫だろう。


「じゃ、アサシンスネイクの皮を50個!」

「あ、そんなんでいいんですね。そんぐらいだったら…」

「え?良いの?このローブ、皮を10個ぐらいしか使ってないけど…」

「全然問題ないです。てか、安いぐらいじゃないんですか?」

「いやいや全然!30個とか20個でも何なら10個でも大丈夫」

「じゃ、50個でトレードお願いします」

「はーい」


 ローブの性能はこんな感じだった。


====================

『密蛇のローブ』★★★★★

500/500

必要最低ステータス

【隠密Lv.5】

STR10

VIT20

INT50

DEX30

装備ボーナス

VIT30上昇

INT20上昇

【気配希薄化Lv.5】

【隠密】系統のスキル効果を1.5倍にする。

【隠密】系統の消費MPを軽減する。


製作者『楓』

【隠密】所有者専用のローブ。

====================


「装備できねぇ…」

「えぇ!?いや、そんな事…因みに何が原因?」

「俺のVIT0です」

「…頑張って」

「頑張ります」


 流石にVITが必要だとは思わなかった。どうしようか…。取り敢えずレベル上げをしたいのだが、俺のレベルを考えると…深淵の森中層が丁度良いわけだが…遭遇率は極端に下がっている。


 …もう時間もいいし、最後にバジリスクに挑んで終わらせよう。運が良ければ次のフィールドにいけて、そこでレベリングが出来るかもしれない。負けてもデスペナは寝ている間に終わるからいいだろう。


「お邪魔しました」

「まいどありー。いや、今後もよろしく!」

「こちらこそお願いします」


 それから、すぐに深淵の森中層へと移動した。称号の効果は凄まじく、隠密も何も発動していないのに一度も敵に会うこと無くフィールドボスの空間へ転送された。因みに、ローブやお金は預けているし、状態異常回復薬が売られていないことも確認してきた。今のギルドランクは5だが、まだ売られていないようだ。


「ジャァァァァアアアア!!!」


 視界に表示される『威圧のレジストに成功しましたという文字を確認し、すぐに精霊を召喚した。


「【精霊召喚:火】『ファイ』【精霊召喚:風】『ライ』【精霊召喚:闇】『ヤミ』」

「【精霊魔法:闇】【闇精霊の加護】」


 前回同様、【闇精霊の加護】は発動させる。今俺の魔力は2400もある。今回は出し惜しみ無く、初手にぶちかます。


「【インパクト】【ブラスト】【ハンドレッズアロー】」


 【インパクト】【ブラスト】にそれぞれ最低値だが魔力を込めて行った結果、魔力は1200も取られたが、それに見合う結果は得られた。


「ジャアアアアアアアア!?!?!?」


 回避行動が遅れ、右半身を俺の攻撃に晒す結果となったバジリスクは絶叫を上げた。右目と右の体の一部を潰す事に成功したのだ。バジリスクのHPバーは2割ほど削れており、俺でもダメージを与えられることがわかった。

 とにかく、今からすべきはMPの回復、【連射】【天射】の効果を上げるためにひたすら連射。この2つだ。


「ジャアアアァァァァァ!!!」


 ただ、バジリスクが俺の知らない動きを始めた。と言っても想像の範囲内だが、ブレスが放たれる時間が伸び、ブレスを放っている間も頭を動かすようになったのだ。そして、同時にツインヘッドベアと戦った時よりも色濃く、大きく早い風の刃を同時に10個程飛ばしてきたのだ。しかも、ツインヘッドベアは刃は全部縦に飛んできたが、今回は横もあった。


「あ、やべっ…」


 そして、巨大で素早い風の刃を躱すことは出来ずに、俺は斬り飛ばされて死亡した。


====================

死亡しました。

デスペナルティは

所持金一割

装備をランダムに一つ

一定時間のステータス減少

です。

====================


 流石にまだ無理か。だけど、ダメージを与えられるのが分かったのは良かった。因みに、今回消えた装備はマントだった。丁度良い。と思ったが、まだ装備できないことを忘れていた。


『ログアウト』


 それから、少し休憩をしてから眠ることにした。


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