魔鋼樹の弓
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仕方がないので、一から同じものを作り始めた。二度目だったからか、先程よりはまともな物が出来た。
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『加工された魔鋼樹』★
品質:D
加工された何処にでも生えている木。
生えている場所によってレア度が変わる。
加工能力により、品質は下がっている。
加工により、多少しなりやすくなっている。
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加工能力により…まあ、元はCだし、ステータスは下がってるし、木工経験はそこまで無いから仕方がない…。
次にやるのは、蜘蛛の糸の加工だ。理想を言えば【裁縫】等があれば良かったらしいが、裁縫…取れるんじゃ?確認してみた所、適正は上がってはいなかったが、1レベルまでは取ることが出来た。因みに、【鍛冶】は【火精霊の加護】で適正が上がっていた。この勢いで剣術とかも上がったら良いのだが…。
それから、【加工】を使って蜘蛛の糸の性質を変化させてから、【裁縫】で蜘蛛の糸を束ね、最後に【加工】を使って弓を作った。
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弓の名を決めて下さい
『 』
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…魔鋼樹の弓で。
最終的に出来上がった弓はこんな感じだ。
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『魔鋼樹の弓』★
200/200
必要最低ステータス
弓使いLv.4
STR20・DEX15
装備ボーナス
STR1上昇
▼
製作者『レンジ』
弦が引きづらく市販の物より扱いづらい。
純粋な与ダメージ限界値は130。
▼
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市販の武器と若干タイプの違う武器となった。因みに、市販の武器と比べ、プレイヤー制作の武器には耐久度が存在する。
何故なら、市販の武器は一定以上の強さの武器が存在しないのだ。それに比べ、プレイヤーの武器は強くなりやすいらしい。まあ、今出来上がった武器は市販の武器の方が強いのだが、それは仕方がないだろう。
デスペナルティはゲーム内の6時間分有るため、弓を何個か作ってみることにした。
最終的に、
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『魔鋼樹の弓』★★
400/400
必要最低ステータス
弓使いLv.6
STR30・DEX20
装備ボーナス
STR4上昇
DEX1下降
▼
製作者『レンジ』
弦が引きづらく市販の物より扱いづらい。
純粋な与ダメージ限界値は170。
▼
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まで行くことが出来た。上手く作れば、下降などの物は消す事が出来るらしいが、まだ出来なかった。因みに、まだ2時間程しかたっていないが、姉から連絡が来たので一時中断することにした。集合場所は前回と変わらず西の門だ。
「レンジこっち」
「へい。で、何のよう?」
「いや、結局森に行ったんだけどさ、兎同様、被ダメージ0どころか相手にダメージ与えられたから次フィールドに行きたいんだけど、手伝って」
元から第三の街までは手伝う予定だったので、全然問題ないのだが、VITが高すぎると、相手にダメージを与えられるのか。知らなかった。
「良いよ。でも、デスペナ中だから、ワンパンミスっても許してね」
「ダメージさえくらわなければ許したげる」
「何様だ」
まあ、デスペナが有るとは言え、【インパクト】【ブラスト】【テンスアロー】を使えば何とかワンパン出来るだろう。
「あ、そういやボスと戦う条件は満たしてるんだよね?」
「それは勿論」
「なら行こう」
「そういやさ、無理ゲーどうだった?」
「あー、ボッコボコにされたけど、それのおかげで土精霊の発生法を教えてもらえたから全然気にしなくていいよ」
「あ、ほんと?良かった」
それから、すぐに攻略を開始し、終わらせた。一応を考え、精霊を召喚しての攻撃だったが、問題なくワンパンすることが出来た。
「このまま第二の街に行く?」
「行けそう?」
「いや、ボス戦無しで行けるけど、ここで戦うことになるんだけど、大丈夫?」
「あ、それは多分大丈夫。森ではガードするだけでダメージを与えられたから」
「おっけー。じゃ、取り敢えず終わりで良いね?」
「いいよ。ありがとう」
今の時間は16時半だ。少し疲れたので一度ログアウトすることにした。




