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神への抵抗ー日本召喚ー  作者: とっしー
第一章:冒険の始まり
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未知との遭遇 Ⅱ

マヂ文章力低いのぉ。。。

じゃけんドゥンドゥン書きましょうねえ^~

ーカルラ王国:辺境の集落ー



 「行ってきまーす!」


「行ってらっしゃい。 迷うんじゃないよ~。」



服の修繕をしている祖母の声を聞きながら、籠を背負った少女は家を飛び出した。



「迷わないよー!?」



・・・この世界では、例え子供であっても貴重な労働力として数えられる。


母は川に洗濯に、父は畑に、ーーそして一人娘は山菜を取りに行く、ありふれた光景。



「~~♪」



今日も歩き慣れた獣道を通り、明日の食事に出る山菜を、たっぷりと籠に詰め込む。その筈だった。



「んん・・・? 何の音ーー」



繰り返される日常は、たった今、終わりを告げた。



         轟音。



「!?」



少女の上空を2つの”何か”が村の方向へと通り過ぎて行く。



「・・・ッ!?」



魔物? なんでこんな辺境に?


様々な言葉が彼女の脳裏に浮かぶが、それを振り払い、村に向かって駆け出した。



===================================


ーカルラ王国:上空10000フィートー



 「知的生命体はいたようだぞ。良かったな、スカイ1。」


「ああ。・・・だが俺達、敵か何かと思われていないか?」


「だろうな。下は大騒ぎだ。」


「予想はしていたが・・・大丈夫なのかこれ。」


「おっと、スカイ1。私語は慎んでもらおうか。」


「スカイ2、君もだぞ。」



緊張をほぐすための軽口を叩き合いながら、2機のイーグルは弓の届かない高空


ーー彼らにとっては低空だがーー で旋回を繰り返していた。


”航空機”というものを知らない者にとっては、


”異形の魔物”が”獲物を品定めしている”ように思えるだろう。


事実、村はパニックに陥ってしまっていた。


機体を傾けているため、コクピットの中からでもその様子が見えてしまう。



「おい・・・不味くないか、これ。」


「この混乱は・・・怪我人がでるな。」


「だな。とっとと撤退するぞ。」


「スカイ1、RTB!」


「スカイ2、コピー。」


===================================


「何なのよ・・・あれ・・・。」


少女は、有り得ない速度で空の彼方へ消えていく”何か”を、ただ見つめることしか出来ずーー


「あっ・・・おばあちゃん!」


そして、祖母の元に駆け寄っていった・・・。




この日を境に、カルラ王国上空で”灰色の魔獣”が多数確認されるようになる。


それらは首都にも現れーー


”前線”から遠く離れている平和な国を恐怖のどん底に叩き落した。


===================================




フィート

長さの単位。

4万フィートでおおよそ12000メートル。


RTB

「基地に帰投する」の意。


F-15J改:兵装

固定ーM61A1 20㎜機関砲”バルカン”

選択:各種空対空ミサイル、無誘導爆弾、増槽その他


今回は偵察のため、増槽×3のみ


最高速度 M2.5

巡航速度 M0.8

航続距離 約4000㎞(行動半径約2000㎞)

実用上昇限度 約18000m

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