【設定・資料集 JGSDF No.01】
ー JGSDF ー 主力兵器 ー No,01 ー
目次:10式戦車・90式戦車・74式戦車、
16式機動戦闘車、87式偵察警戒車、89式装甲戦闘車
203mm自走榴弾砲、99式自走155mm榴弾砲、19式装輪自走155mm榴弾砲
155mm榴弾砲 FH70、多連装ロケットシステム 自走発射機 M270 MLRS
87式自走高射機関砲 以上12種
・ 74式戦車
戦後、61式戦車の後継として開発された国産第2代目の戦車。1974年に制式化された第2.5世代MBT。しかしそのすぐ後にソ連が第3世代に準ずる戦車を開発してしまい、10年ほどで旧式化した。現在は退役が進みつつある。
武装:51口径105 mmライフル砲L7A1
74式車載7.62mm機関銃
12.7mm重機関銃M2
装甲:均質圧延鋼装甲(車体)
防弾鋳鋼(砲塔)
最高速度:53km/h
重量:38t
※74式戦車
・ 90式戦車
冷戦中、ソ連の機甲部隊に対抗する為に開発された第3世代MBT。国産3代目。上記の理由で、残る61式全てと74式の一部を更新する為に341両が調達された。しかし、当時世界最高水準の戦車を作って北海道に集中配備しようとしたはいいものの、制式化から1年でソ連が崩壊し、北海道にいる存在意義が薄れてしまった戦車。防御力が非常に高く、自分の120mm砲を5発正面に被弾しても十二分に自走できる。
えぇ・・・(困惑)
武装:44口径120mm滑腔砲Rh120
74式車載7.62mm機関銃
12.7mm重機関銃M2
装甲:セラミック拘束式複合装甲(車体・砲塔前面)
均質圧延鋼装甲
最高速度:70km/h
重量:50t
※90式戦車
・ 10式戦車
ソ連崩壊後に頻発するようになった低烈度紛争やテロ、ゲリラに対応する為、74式戦車を置き換える形で九州などに配備されている最新鋭戦車。「技術研究本部50年史」によれば複合装甲について「90式開発当時と同じ材質を用いた場合70%、最新の理論と素材を用いた場合30%の重量で90式戦車と同じ防御能力が得られる」という記述がある。
特徴:車体正面、砲塔周囲に着脱が容易なモジュール装甲を採用
平時は側面モジュール部分を物入れ兼中空装甲にしている
あらゆる態勢下で射撃・命中が可能である
無段変速トランスミッション搭載。オートマ
自動装填装置搭載、乗員3名
高度なC4Iシステムを搭載
武装:10式戦車砲(44口径120mm滑腔砲)
74式車載7.62mm機関銃
12.7mm重機関銃M2
装甲:新型セラミック拘束式モジュール複合装甲 (砲塔・車体正面)
モジュール式装甲各種【状況に適した装甲に換装可能】
結晶粒微細化鋼板
防護力:全体防御力は90式と同等以上。
上空で爆発させた155㎜榴弾の破片に抗堪。
至近距離で35㎜機関砲の側面掃射に抗堪。
対戦車ロケット弾での側面攻撃に抗堪。
複合装甲の重量は90式よりも増加。
最高速度:70km/h
重量:平時44t/フルアーマー48t
※10式戦車
・ 16式機動戦闘車
普通科への直接火力支援と敵軽装甲車両の撃破を目的に開発された装輪装甲車。
これまで戦車が担っていた任務を一部代替する。10式の技術が流用され、非常に高い射撃安定度を有する。防御力は20㎜機関砲や歩兵の携行火器に耐える程度でしかないが、普通科からするとその強大な火力は救いの神だ。
砲兵と戦車と航空支援は神ってはっきり分かんだね。
武装 :52口径105mmライフル砲
副武装:12.7mm重機関銃M2
74式車載7.62mm機関銃
装甲:結晶粒微細化鋼板
最高速度:100km/h
重量:26t
※16式機動戦闘車
・ 87式偵察警戒車
威力偵察の中核戦力であり、全国の偵察隊などに配備されている。
車長、砲手、操縦手、前方斥候員、後方斥候員の5名が乗車する。
主武装:25mm機関砲KBA-B02(400発)
副武装:74式車載7.62mm機関銃(4,000発)
装甲:小口径弾に耐える最低限の防弾鋼板。
最高速度:100km/h
重量:15t
※87式警戒偵察車
・ 89式装甲戦闘車
陸上自衛隊の装備する唯一の歩兵戦闘車。
戦車ではない(迫真)
北部方面隊の一部と富士教導団にのみ配備されている。
戦車に随伴する装甲兵員輸送車に武装と装甲を施した車両として開発された。
随伴歩兵:ペラペラの装甲車で戦車に随伴するのは怖くて嫌だゾ。(絶望)
ミサイルとか機関砲とかもっと火力と防御力が欲しいゾ。(願望)→開発
主武装:90口径35mm機関砲KDE(即用弾=17発入りマガジン×2)
副武装:79式対舟艇対戦車誘導弾発射装置×2
74式車載7.62mm機関銃
装甲:圧延防弾鋼板
最高速度:70km/h
重量:26.5t
乗員:3名+兵員7名
※89式装甲戦闘車
・ 155mmりゅう弾砲 FH70
西ドイツ、イギリス、イタリアの3ヶ国が共同開発した155mm榴弾砲。1983年から配備開始。導入から40年近く経過している。古臭い見た目に反して限定的ながらも自走出来る。安価で整備性が高く、大型ヘリコプターで空輸できる貴重な存在。
最大射程:24km(通常弾)、 30 km(RAP弾)
発射速度(持続):3~6発/分
砲員数:8名
※155mmりゅう弾砲FH70
・ 203mm自走りゅう弾砲
アメリカ合衆国で1950年代に開発されたM110 203mm自走榴弾砲の改良型であるM110A2を採用して、1983年からライセンス生産したもの。大火力だが最大射程が21km強と短い。重そうな見た目に反して、固定翼輸送機で空輸可能な重量である。
武装:M201A1 203mm 37口径榴弾砲
速度:54.72km/h
乗員配置:5+8名
※203㎜自走りゅう弾砲
・ 99式自走155mmりゅう弾砲
75式自走155mmりゅう弾砲の後継車両として1999に制式化された。車体は89式装甲戦闘車の車体を流用している。砲弾、装薬、火管の装填が全自動で行われる世界でも珍しい自走りゅう弾砲である。これにより、3分間で18発という驚異的な瞬間発射速度を誇る。高性能。高度な慣性航法装置や衛星測位システムを搭載しており、超精密射撃に必要なデータである自己位置や方位角を瞬時に測定できる。
主砲: 52口径155mm榴弾砲
副武装:12.7mm重機関銃M2
最大射程:30km(通常弾)、40 km(ベースブリード弾)
最高速度:49.6 km/h
乗員:4名
重量:40t
※99式自走155㎜りゅう弾砲
・ 19式装輪自走155mmりゅう弾砲
FH70の後継として2019年に制式化された最新の榴弾砲。
今までの自走砲と違い、巨大なトラックに砲システムを乗せている。
日本は道路インフラが整っているので、この方が迅速に展開できる。
「自走する砲」の意義
「現代じゃ大砲撃ったら速攻で位置特定されて反撃が飛んで来るンゴ」
「おう、片付けて撤収すんだよあくしろy(爆発」
「対砲兵レーダーのせいで無理ゲーな草」
「じゃけん、もっと早くとんずらしましょうね^~」
主武装: 52口径155mm榴弾砲
最高速度:約100km/h
重量:約25t
※19式装輪自走155mmりゅう弾砲
・ 多連装ロケットシステム 自走発射機 M270 MLRS
( Multiple Launch Rocket System = MLRS )
長射程の阻止砲撃用としてアメリカ陸軍が開発した自走多連装ロケット砲システム。システムは全体として指揮装置、弾薬車、自走発射機(複数)からなる。総数99両。イラク戦争では200両近くのMLRSが実戦投入され、絶大な破壊力を発揮した。しかし一方で、クラスター弾禁止条約に批准した国々では退役もしくは、条約に抵触しない弾頭への換装が行われた。代替ロケット弾として、2004年から単弾頭のM31GPS誘導ロケット弾の調達が開始され、その有用性を大きく減じた。
主武装:227 mmロケット弾12連装発射機 (再装填時間:8分)
最高速度:64km/h
重量:24,7t
射程:60~100km
乗員:3名
※多連装ロケットシステム
・ 87式自走高射機関砲
戦後、米軍から供与された自走対空砲の後継として1987年に制式化された。74式戦車の車体を利用しているため、姿勢制御により走行中や斜面からの射撃も可能にしている。搭載されている機関砲の命中率は優れているが、ミサイルより射程が短いためアウトレンジ戦法で破壊される確率が高く、現代戦には向いていない。諸外国は対空ミサイルを追加装備するなどしてハイブリット的に改修しているが、87式は改修が行われる前に生産が終了し予算も付かない為、別途、地対空ミサイルを搭載した車両が必要となるなど、調達費に加え実質的な運用コストも上昇している。北海道の第7師団(陸自唯一の機甲師団)に集中配備されている。
主武装:90口径35mm対空機関砲KDA×2(俯角-5~+80度)
最高速度:53km/h
重量:38t
乗員:3名
備考:対地水平射撃可能
「役目なんか知るかっ!みんなミンチにしてやる!(゜∀゜ )」
※87式自走高射機関砲




