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エイリアン2 86年

2014年3/25ガラケー投稿 2020年9/14タブレット端末にて改稿開始〜9/17午前脱稿

【 "This time It's war = 今度は戦争だ!" のキャッチコピーで有名ですが本物の海兵隊なら建物突入制圧や対化け物相手の戦闘場面での対処のお粗末振りに突っ込み所満載な困った名作にして迷作 SFホラー映画としては前作共々普及の名作と呼んで差支え無いのだけれどアレから早34年 原稿書き直すに辺り改めて見てみても 最後の最後まで登場人物達に感情移入してみたりして異様に疲れる物語でした。 】


★にしても視聴覚室で此れ見てた高校生の頃、リプリーのイメージは強烈なオカンだったのですが今じゃ同世代 何れ親の立場かな?


☆今なら民間の警備会社と言うかぶっちゃけPMC(ようへい)をアドバイザーとして起用する作品も有りますが ハリウッドじゃ無理ですね信用無いし。


原題:ALIENS

異星人達⇒2作目辺りから化け物(ミディアン)から

こいつの固有名となりました

アメリカ劇場公開作品

同年 日本劇場公開

完全版は1991年公開

2004年DVD化

1986年ハヤカワ文庫にて翻訳版ノベライズ

アラン・ディーン・フォスター 著



 2014年3月後半に初稿書いた時は 高校時代に有志10数人で小銭積み立てて、2泊3日=600円のビデオレンタル代確保 放送部の協力得ながら放課後こっそり集まり視聴した時の事を思い出しながらガラケー投稿しましたが 有れから早6年……流石に今読み直すと随分稚拙な内容なんで色々改稿してみます。 折角だからと以前テレビでは見た記憶が有るもののDVD化以降うっかり見逃していた完全版しかもシネマスコープ・サイズの大画面で楽しませて頂きました まあこのノリならラストは見たけどあまりの迷走振りに端から手を出す気にはなれなかった "3" とか英語字幕版のビデオ視聴のみで朧げにしかストーリー覚えてない "4" に再挑戦するのも面白いかもなと考えてます いやPV数相変わらず右肩下がりだしジタバタするよりゃやりたい放題やらかすのも悪くないしね。 


当時は何をするにも先立つモノが無かったから 親から渡された昼飯代を節約するか昼飯そのものを諦めるかして 色々小説やコミックの単行本を購入してました 映画なんて年に1本見れたら懐に余裕が有る方 劇場公開された話題作なんかはビデオソフト化待ってからお金出し合い見たモノです。 リーマン生活入ったら高校生の頃よりゃ其れなりに収入有ったけど 月給から市民税やら社会保険料でかなりさっ引かれて手取りは精々10万以下 其処から家にお金入れたりとかなりブラックな職場&家庭環境だったから映画見る時間有るなら眠る時間寄越せとまあそんな状況でしたね まさか旧作100円レンタルなんて時代が来るなんて夢にも思いませんでしたよ では頭の整理も兼ねてストーリーおさらいに再挑戦 最近じゃネットに顔写真入りでプロフィール載せてるから色々便利です 当時はリプリーとニュートあとはアンドロイドのビショップぐらいしか名前覚えてなかったしね。



【 アマンダ(エイミー) の11歳の誕生日までには地球へ帰る 独り娘と交わした約束は結局果たされる事は無かった。 西暦2122年 鉱石運搬船ノストロモ号を襲った化け物(ミディアン)による地獄絵図を 愛猫ジョーンズと共に生き延びた エレン・リプリー が救助されたのは事件から57年後の2179年 地球圏を通り過ぎ太陽へ向かう途中、偶々通り掛かった他会社の輸送船に拾われ 地球軌道上に設けられた救急病棟へ 想定外の長きに渡るコールドスリープによる筋力低下と宇宙線に晒された彼女が回復の兆しを見せたのは其れから数ヶ月後となる。 】


★当時読んだ記憶の有るノベライズ版と今回借りてきた完全版組み合わせて物語を再構成してますが ○○年前の其れはかなりあやふやですし現物は流石に残ってません 記憶違いや事実誤認の指摘頂ければ喜んで訂正致します。



 脱出艇のガイドビーコンや救援メッセージが黙殺されたのは 恐らく事件発覚の不祥事を恐れた雇い主 ウェイランド・ユタニ社の幹部による報復措置の可能性も高かったが 高額な救助費用と相棒ジョーンズの其れも含めた長期に渡るリハビリや宇宙線による細胞破損治療費は、高々臨時雇いの女性航宙士に払える筈もなく 意識回復直後から顔を出す様になった胡散臭いウェイランド社の営業職 バーク部長 に言われるがまま様々な書類にサインをする代わりにリプリーが求めたのは独り娘=エイミーの消息 だが娘との再会は叶わなかった アマンダ・"エイミー"・リプリー 母の消息を知らないまま成人し結婚 マクラーレン の名字が加わった彼女が亡くなったのはリプリーが救助される2年前 子供は居なかったらしい 


生還以降毎晩繰り返す寄生生物(チェストバスター)の悪夢を理解してくれるのは、共にアレを生き延びた(ジョーンズ)だけ 治療やリハビリにあたった医師や看護師達にあの事件の詳細を語ってもまともに取り合って貰えず 当事者が証拠書類を隠滅した上で全員鬼籍に入った事で何も証拠は無い ウェイランド社の幹部達は逆にノストロモ号を自爆させ会社に莫大な被害を齎した航宙士(やくびょうがみ)に理不尽な怒りをぶつけて来る おざなりな調査の結果、惑星LV426で異星人の宇宙船は見付からず 彼女が纏めた化け物(ミディアン)による乗員殺戮から始まる一連の事件は雇い主が潜り込ませていたアンドロイドの件も含め黙殺 査問会で尚も抗議の声を上げる彼女(リプリー)の口を塞ぎたいウェイランド社幹部達により航宙士の地位を剥奪され衛星軌道上の宇宙港預かりとなったリプリーの新しい職場は、パワーローダーと呼ばれるロボットスーツを使った荷物運び 


目が覚めたら親族や友人は既に墓の中 天涯孤独となり悪夢に(うな)されながら失意の日々を送る彼女と対照的な植民地惑星LV426で生きる人々の姿。 60家族以上計157名が暮らすのは真冬の南極以下の環境だろうが半袖短パン姿で過ごせる本部連と居住区 あれから57年が経過したテラフォーミング化が進んでいるとは言えまだまだ開発はこれから 彼等の幸せそうな光景は、偶々パトロール中に巨大な蹄鉄型の宇宙船を発見したジョーダン夫妻により地獄へと叩き落された 植民地からの連絡が途絶えた  聞きたくも無いそんなニュースを伝えるため現れたのはバーク部長と植民地海兵隊に所属するゴーマン中尉 化け物(ミディアン)と戦った彼女に救援チームに加わって欲しい 様々な伝手を使いリプリーを監視していた営業部長(バーク)は航宙士のライセンス復活等、ありとあらゆる好条件を突き付け果ては脅迫じみた警告を残していった 再び悪夢に悩まされる様になった彼女(リプリー)は化け物の殲滅を条件にチームに加わる ちなみにジョーダンは知り合いに預けられる形となる。


通信途絶から3週間後、軍の宇宙船スラコ号(乗員90人〜冷凍保存なら最大2000人) に搭乗した海兵隊員やバーク部長と共に惑星LV426に到着。 救出作戦に投入されたのは質量共に定員を遥かに下回る実戦経験皆無なゴーマン中尉率いる10数名の兵士達 (なんで少人数なのか そもそも艦長や乗組員は? と疑問は尽きませんが動きがまるで素人な兵士達の姿でお察し下さい。) 監視役のバークと葉巻き手放さないアポーン軍曹に促された主人公(リプリー)によるブリーフィングは、あからさまに情緒不安定な民間人(オバサン)に軽蔑を顕にするお調子者なハドソン上等兵と脳筋女バスクエス上等兵に茶々を入れられる形でグダグダ状態のまま終了 アンドロイドで有る事を隠さないビショップに嫌悪感を顕にするリプリーに忌避感抱く兵士達 何にせよ此れだけ武装してりゃエイリアンの1匹や2匹楽勝で殺せるとはしゃぐ阿呆共は "真正面から居住区棟へ突入"


酸により溶かされた金属と銃撃に爆発物を使った痕跡 荒れ果てた建物内に人々の姿は無かった 突破されたバリケードの無残な姿に閉口するアポーン軍曹 医療棟に残されたエイリアンの記録と犠牲者達から摘出したフェイスハガーの標本を魅入られた様に調査を始めるビショップ 未だ保存容器(ホルマリンようえき)の中で生きている2体の化け物に儲け話の臭いを嗅ぎ付けたバークの不穏な表情。 後刻唯一の生存者を発見 建物内の通風筒を使って移動しエイリアンから逃げ回っていたのは半ば錯乱していた少女 レベッカ・ジョーダン 両親や兄に友人達も皆奴等に殺された 何もかも手遅れとなってからノコノコ現れた頼りになりそうにもない兵士達の居丈高な態度に嫌悪感を抱き げんを担いで家族以外から本名を呼ばれるのを嫌うスラブ系のニュート(ヤモリ)が懐いたのは救出チームに距離を置かれている主人公。 


体内に埋め込まれたナノマシンの情報を信じるなら生存者は大気処理施設に隠れている可能性が有る リプリーとニュートの警告を無視する形で行われた突入は高濃度の酸素の中での火災事故を危惧するバークの警告を受け入れたゴーマン中尉による発砲禁止命令により地獄絵図へと変わる エイリアンの巣となった施設を覆う分泌物で固められた巣に保管されていた生存者の腹を喰い破り飛び出す化け物に火炎放射器を向けたバスクエス2等兵の攻撃を切っ掛けに始まった無数のエイリアンとの戦闘はハドソン上等兵の射撃により 化け物の返り血=王水並みの酸 を浴びたヴィスボンスキー2等兵が即死 同じく酸を浴びたディートリック曹長の火炎放射器誤射によりドレイクとフロスト2等兵が火達磨 更にはクロウ2等兵が溶かされアポーン軍曹が尻尾で串刺しにされる等の大惨事 パニックで動けないゴーマン中尉を押し退けAPCのハンドル握ったリプリーの活躍により脱出に成功したのはドウェイン・ヒックス伍長とハドソン上等兵そしてバスクエス2等兵の3名のみ


頭打ち気絶したゴーマン中尉に代わり指揮権を引き継いだヒックス伍長の無線連絡受け タラップに垂れている吐瀉物に閉口するスパンクマイヤー2等兵を乗せフェッロ伍長の操縦で現場に急行する降下艇(ドロップシップ)は船内に入り込んでいたエイリアンにより乗員殺され不時着し大爆発 破壊されたAPCから無事だった装備を回収した主人公達は日没が迫る中這う這うの体で居住区棟に舞い戻る 民間人3名と4人の海兵隊員そして留守役任されてたビショップは装備を掻き集めバリケードを作り上げる。 


屋内での戦闘とドロップシップ墜落により深刻なダメージ受けた大気処理施設は暴走を開始 少なくともあと4時間で此処から脱出しなければ全員アノ世行き アンドロイドなら襲われないかも知れない……通信システムを治し降下艇を呼び寄せるために危険な任務を志願するビショップ 漸く意識を取り戻し自身の判断ミスにより部下を殺した責任に押し潰されようとしているゴーマン中尉 ヒックス伍長とリプリーそしてニュートの交流 何とかエイリアンを本社へ持ち帰りたいバークによる卑劣な裏切り行為 数百体のエイリアンとの戦闘再開 独り逃げ出したバークは呆気なくエイリアンに捕まり苗床にされ ハドソン上等兵 バスクエス2等兵 ゴーマン中尉は壮絶な戦死を遂げた 


リプリーやニュートと守るため身を呈したヒックス伍長は重傷を負い 途中エイリアンに攫われたニュートの救出とエイリアン・クィーンとの遭遇 火炎放射器と手榴弾で卵を殲滅する主人公 文字通りギリギリで間に合った降下艇の到着と核爆発する基地からの脱出 僅か3名と1体となった生存者に襲い掛かるエイリアン・クィーンにパワーローダーを駆り立ち向かうリプリーの伝説的な1騎討ち 生き残った主人公達が再び冷凍保存に身を委ねる穏やかな場面 


一度終わった物語の続きを描いた物語は静かに幕を閉じる筈だったのだが





一応2個分隊が派遣されたらしい植民地海兵隊 久し振りに見たら建物突入⇒戦闘シーンのお粗末振りにドン引きしたのは其れなりに歳を食ったからかな? ちなみに2階に突入した第2分隊がどうなったかについては不明だしスラコ号も乗組員ぐらい居る筈ですが……ハテ?

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― 新着の感想 ―
[良い点] あれ、記憶の忘却か全然筋が違うような(笑) そう言えば20年近く見てない(笑) [気になる点] こんな複雑な背景でしたっけ(笑) 単純に 蘇生→収容所→パンデミック→歴史に残る大決闘の流…
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