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ホット・ロック 71年

2014年5/1ガラケー投稿 2018年10/5タブレット端末にて全面改稿

古い映画ですから催眠術使った無理やりな大逆転にはおい(怒)となりますが クインシー・ジョーンズの曲にタイミング合わせ踊り出す主人公の姿が必見です。 本編の中で建築中の“世界貿易センタービル”を空から一望出来る作品だった為にDVD化が遅れました。

【 心底軽蔑すべき悪党はいったい誰でタチが悪いのはどんな連中? 泥棒ですかそれとも強盗? 勿論答えは食い詰め者騙くらかして汚れ仕事やらせる“政治家”と高額報酬に目が眩んで実の息子ですら食い物にする“自称人権派弁護士(リベラルなクソヤロウ)” つー訳でロバート・レッドフォードが仕事(ドロボー)をすればする程トラブルに巻き込まれる世界一ツイてない犯罪プランナー=ジョン・A(アーチボルト)・ドートマンダーを演じたドートマンダー・シリーズの第1回映画化作品です。 】


★ちなみにキャスト一新して2本製作されたらしいのですがビデオ時代の発売で終わったらしく今の所未見です。


原題:THE HOT ROCK

直訳すると“高熱岩石”になりますが要するに宝石.

アメリカ劇場公開作品.

日本公開は1972年.

2009年DVD化.

原作小説は角川書店で70年発売〜98年まで文庫版で3作品再版.

5作目からはハヤカワ文庫で販売.

シリーズ未訳5作品.



 先週末も等身大まで成長した庭木が根本から抜けて回りながら空飛ぶ光景目撃し後始末で筋肉痛等、散々な目に会いましたがこの原稿書き直し始めた2018年10/4お昼現在、風速50m超えな台風25号接近で迂闊に外にも出られない状況で御座います。まあ今回は色々買い込んだし停電し空腹抱えて現実逃避気味な文章書いて後で大反省なんて不手際はないだろうけどさ…問題は今回は何時どのタイミングでネット接続が止まるかですな(笑)


2014年当時はレンタル店で“アメリカのルパン三世”の手書きPOPに釣られて借り観てしまいましたが、クインシー・ジョーンズのジャズが陽気に…但し祭りの終わりを暗示するかの様にちょっとだけ寂しげに流れる1970年初頭のニューヨーク・マンハッタンを舞台に繰り広げられる。基本マヌケで時代遅れな昔気質(むかしかたぎ)泥棒達(おバカ)による迷走しまくりな大冒険(ドタバタ)を描いた物語。


ドートマンダー・シリーズ自体は原作者ドナルドEウエストレイク(ペンネームも作品も沢山有りますが…)が75歳で亡くなる2008年迄に全部で14作が出版されています。残念ながら7作目のDrowned Hopes(90年)11〜14作目のThe Road to Ruin(04年)Wath your Back!(05年)What's So Funny?(07年)Get Real(09年)は未訳のままです。短編は主人公未登場も含め12本・内2作品がハヤカワ文庫と創元社推理文事から出ています。


 まずは身も蓋もない感想から…公開当時はベタなギャグが連発するシチュエーションコメディとして製作された作品ですが、ダメリカ独自の嫌味混じりなブラックギャグは基本その国の風土や政治情勢知らないと“見事に空振りしますし時事ネタばかりだから作品の劣化は滅茶苦茶早くなります”…うん、正直言いますね。原作のエピソード整理に失敗した駄作なんですよコレ(汗)


ストーリー自体が底無しに間抜けな仲間達に主人公が足引っ張られて迷走気味。逆転勝利に貢献した謎の催眠術師“偉大なるミアズモ”のいきなりな登場場面含めて、主人公役にロバート・レッドフォードが起用されなければ日本公開も難しかったかも知れません。マンハッタンのビジネス街をクインシー・ジョーンズの曲に合わせるかの様に楽しげに舞う伝説級な主人公の姿が無けりゃ単なるポンコツドラマだったんだよなぁ…キャスト起用で評価が此処まで変わる見本みたいな映画です。


ではネタバレ有り独自解釈ありなあらすじに入ります。さっさと手直しして次の作品紹介かかりたいしねぃ。


【 怪し気な発明と刑務所務めの度に取得した多才な才能 ジャック・ダニエルを愛飲し、最近結婚し子供も生まれたばかりな義理の弟“アンディ・ケルプ”が何時ドジ踏んで刑務所送りになるか気が気じゃないから胃を痛めマメに病院通い胃薬常用してるそろそろアラフォーな37歳の主人公の別名は“犯罪者のハローワーク”但し基本全員ボンクラ揃いの為、トラブルに巻き込まれ〜胃痛が収まらないという悪循環に彼は何時気付くのか…殆ど父親感覚な刑務所所長にはしっかり見抜かれてます。 】


 ニューヨーク郊外の刑務所から4年振りに出所する主人公“ジョン・アーチボルト・ドートマンダー(以降ジョン)”は不機嫌でした。滞在中快適な生活をエンジョイ出来る様に牢屋をこっそり大改造。出所時の当面の生活費に充てる為、囚人仲間に300ドルで販売したけど代金受け取りが所長の監視で上手くいかなかったからです。刑務所収監の度に快適な生活と金儲けの為、新しい技術取得にチャレンジしてるそうですが変な金儲けに勤しむ主人公を心配して、今回は刑務所所長が直々に付きっきりで見張ってました。何とか監視を振り切ろうとするジョンに怒り定番の1言


「頼むからもう二度と来んな!!!」


ジョンの不機嫌は刑務所前の大通りで出迎えに来た“ケルプ”が盗んだばかりのキャデラックで運転ミスやらかし危うく轢かれかけ最高潮に達します。ジョンの妹と結婚し共働きで鍵屋を営業する悪友にして義理の弟“アンディ・ケルプ”はどんな鍵も開ける事が出来るプロ。但し極めつけのウッカリさんで運転技術は某け○のフレンズなサーバ○並みの危険度があります。


取り敢えず一発殴ってから車内で説教…当面の生活費をどうしようか考え始めた矢先、義理の弟が提案してきたのは最近英国から近隣諸国共々独立したばかりのアフリカ・中央バタウィの国連大使が持ち込んた怪しいにも程が有る国宝級のエメラルドの窃盗依頼。本音としては断りたいのは山々でしたが、ヤル気満々な義理の弟=ケルプがヘマして捕まったら妹と生まれたばかりの甥っ子が路頭に迷うし、何よりも当面の生活費の為に仕事の依頼を受ける決心を固めました。


✳このシーンで当時最新鋭の商品=缶ビールが登場してますがメーカー迄は判別付きませんでした。今のアルミ缶と違って物理で穴あけ必須なスチール缶…見た目はなんかオイルのミニ缶みたいです。


 今回の依頼主、バタウィ国連大使“アムーザー博士”は国連本部近くの公園で手に入れた英語のラノベをベンチに座り大声で読み上げる極めつけの変人。何でも文盲率99%。かなり遠い隣近所との会話で大声が必須な祖国では“字を読めしかも声が大きいだけで天才扱いされる為”ついつい癖になってしまったとかでベンチの端と端に座り報酬や雇用条件の交渉開始。突然湧いて出た呑気な鳩好きババアに割り込まれたりしながらも間抜けな状況説明は続きます。


独立紛争のドサクサに紛れ隣国の所有物となり、現在ニューヨークの博物館で記念展示中な資産価値50万ドルは堅いエメラルド“サハリ・ストーン”を盗み出す代わりに謝礼として提示されたのは10万ドル。条件はアレですが流石に国宝クラスの盗品扱う故買屋に伝手が無いケルプは安易に仕事を引き受けようとするから、慌てて交渉に割り込んだジョンは口八町手八丁でアムーザー相手に活動資金負担と週給150ドルの手当支給をもぎ取ります。


 泥棒のハローワークなジョンはスラム街同然なダウンタウンで顧客を個人の名前では無く“好みの酒で覚えてる”変わり者なバーテンダー“ロロ”が務める馴染みのバー“OJ”を拠点にスカウトしたメンバーの顔合わせと厳重な警備網を突破する為のアイディアを纏める事にしました。ドライバーとして起用したのは母子揃ってエンジン音マニアでマンハッタンの裏道を知り尽くした“スタン・マーチ”ソルボンヌ(厳密にはパリ大学1〜4まで有ります)やハーバードで学生運動と手作りパイプ爆弾製造をしこまれた“アラン・グリーンバーグ”そして錠前屋のアンディ・ケルプの計4名。


警備員の制服を手に入れ、浮浪者に襲われた被害者に扮したケルプとジョンそしてアランはまんまと警備員を引っ掛け裏口から潜入。スタンにはハンドル故障で美術館前で自動車炎上事故を起こしてもらい大半の警備員差し向けられた間隙をぬって“サハリ・ストーン”強奪には成功したのですが重いガラスケースに誤ってケルプを取り残しドタバタしている内に警報が…宝石持ってた筈のアランは逃げそこねてまんまと捕まり。咄嗟に宝石呑み込んて知らん振り。


 留置所で面会した馬鹿息子(アラン)から間抜けな顛末を聞かされ逆上し会談場所に乗り込んて来たアランの父親=グリーンバーグ弁護士も加わった状況分析の結果、アラン奪還作戦を実施。大型トラックを梯子代わりにまんまと内部に潜り込んだジョンとケルプは何とかアランを取り戻しますが実は警察署での事情聴取の際もよおしたコイツはトイレでサハリ・ストーンを出産。今更出したモノを再び飲み込むなんて無理だと警察署のトイレに隠した事が発覚し作戦は再び迷走。


今度は警察署に乗り込む為に全員警官に変装し、ケルプがアムーザーと交渉しレンタルしてきたのはヘリコプター…操縦士を務めるのは勿論免許なんて持ってないバリバリの初心者であるスタンがやる事となりスリル満点にも程があるマンハッタンの空中散歩…ついでに着陸するビルを間違え呑気に日なたぼっこを楽しむ爺さん達と間抜けなやり取りしながら漸くヘリはブルックリンの警察署へ到着。ベトナム反戦運動の暴動装った発煙筒とパイプ爆弾をばら撒き電話回線と無線を使用不能にして乗り込んだのですが…サハリ・ストーンは何者かに奪われていました。


 勿論犯人は弁護士として息子と接見し裁判で有利な証拠を…と色々聞き出したグリーンバーグ弁護士。ちょっとした小芝居で本性を露わにした小悪党は食い詰め者な泥棒なんぞに高い手数料を払いたくないアムーザーと接触し、ケルプ達よりお得な手数料でサハリ・ストーンを引き渡す計画を纏めていました。あれだけドタバタに付き合わされ挙げ句の果てに無能(紛れも無い事実だけどね)呼ばわりされ全員解雇は確実な状況に。


サハリ・ストーンが預けられているのはマンハッタン中心部のビジネス街で厳重に警備された貸金庫の中。当選ながら警察署からは目と鼻の先にあり最近始まった街の再開発であちらこちらで工事中の為、強盗&逃走はリスクが高過ぎる。ジョンは奥の手として古い知り合いの催眠術師“偉大なるミアズモ”を呼び出した。下調べで集まった情報から貸し金庫の管理人を探し出し“アフガニスタン・バナナスタンド”の符号で操る事に成功。


真っ昼間の銀行へ堂々と貸し金庫を借りに来たビジネスマンに扮したジョンは緊張感を覆い隠しながら堂々とグリーンバーグ弁護士の金庫からサハリ・ストーンを盗み出し再開発による大渋滞で銀行到着が遅れたアムーザーとグリーンバーグ弁護士を嘲笑いながら車で待機し固唾を呑んで待ち構える仲間達と合流…喜びの声を上げるのでした。



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