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東京暗黒街 竹の家 55年

2014年4/27ガラケー投稿 2018年12/13タブレット端末にて追記改訂〜

日本が未だGHQ占領下の時代に撮影されたアクション映画 今となっては再現不可能だったり消えてしまった情景も多数

【 元ネタはアメリカ国内で発生した対マフィア組織犯罪に対しFBIが半年ががりでおこなった潜入捜査による摘発事案を描いたノンフィクション作品 “情け無用な街・48年” を日本舞台にリメイクしてみた実験作品。 日本政府&GHQの全面協力で最初で最後の富士山麓電鉄を借り切った蒸気機関車を使ったシーンが目玉ですが 実は戦争中日本の列車だけは既にオール電化が当たり前 だから撮影現場にはカメラ手に大勢の鉄道マニアが駆け付けたそうな 】


★富士山バックに行われる蒸気機関車襲撃場面と当時日本にしか存在しなかった屋上遊園地での銃撃戦 まあ他にも色々有りますが屋内シーンはスタジオ撮影


原題:HOUSE OF BAMBOO

竹の家

❖当時のアメリカ人は日本人は竹で家を建てると

思い込んでました。 根拠は南方戦線の野戦司令部から。

アメリカ 劇場公開作品

同年日本 劇場公開



 1954年に日本でしかも当時としては珍しくフルカラー、しかもシネマスコープで撮影されたハードボイルドアクション映画…情け無用な街がそうでしたが犯罪実録作品やアクションドラマは低予算に抑える為にモノクロフイルム撮影が主流だった時代です…公開後テレビ局へ販売&放映する際どうしてもカラーからモノクロ変換及びテレビサイズ変更は大変でしたからね。“史上最大の作戦の撮影された頃には別途テレビサイズのカメラで同時撮影なんて事も有ります。”アメリカ人の思い切り勘違いした日本文化が滅茶苦茶楽しい作品になりました。但しストーリー自体は定番の潜入捜査物です。


富士山近郊の農村で起きた多数の日本兵に厳重警備されていた筈の“軍用列車襲撃〜廃棄兵器強奪事件”の謎を追い早川雪州演じる警視庁捜査官“キタ警部”と“アメリカ軍憲兵部隊”が合同捜査本部を設置。別件で捜査中に警察に撃たれた謎のアメリカ人の日本妻に接近する為、船に乗ってサンフランシスコからやって来た謎の男“エディ”が東京で“日本人に紛れ込み(笑)”潜伏暗躍する脱走アメリカ軍人犯罪組織に潜入する話です。


ロケで撮影したリアルな日本とアメリカのセットで撮影された不思議空間とのギャップが凄いんですよ。建物の中に1歩踏み入れた瞬間、中国と日本がごっちゃになった不思議空間が楽しめます。屋内、しかも畳の上に無造作に置かれた七輪で調理する“ポーチドエッグとベーコン”とか日本人警察官が全員外では丸坊主なのにスタジオ撮影ではポマードべっとりな“リーゼント”で怪しい日本語しゃべってたりします。しかも演じてるのはどう見ても別人。


オープニングで富士山をバックに撮影された軍用列車の襲撃シーンや、浅草の屋上遊園地での銃撃戦。大戦中艦載機に狙われない様に巧妙に黒い板で覆い隠された怪しげなアーケード商店街で行なわれた格闘シーン等々、今では絶対再現出来ないと思います。


 なお根本的な問題として日本語が一切喋れない脱走アメリカ軍兵士だけで構成された武装強盗団があの時代に東京の商店街に要塞規模の隠れ家建設し潜伏するのは絶対不可能(爆)身長が違うし無理やり黒い鬘で誤魔化してもバレますって。ちなみに潜伏先はパチンコ屋さん、ロケ撮影で着物姿に赤ちゃん背負ったおばちゃん達…恐らくは戦争未亡人がタバコ咥えて50年代迄主流の立ち打ちスタイルで頑張ってます。


※座ってやるタイプは1970年代からです。


クライマックスの多数の警官隊が参加した銃撃戦シーンはかなり派手です。弾の補充無しで何十発も撃てる拳銃で大暴れしてます(笑)


弾の問題はともかく意外とスタイリッシュなアクションです。


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