表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
182/1240

シップオブノーリターン/グストロフ号の悲劇 08年

2014年4/26ガラケー投稿 2018年12/14タブレット端末にて改訂開始〜2019年1/16終了

【 黙殺され隠蔽された史実を忘れるな 第二次世界大戦末期、1人でも多くの民間人を復讐に燃えるソビエト軍から西側へ逃す為に行なわれた壮絶な脱出行で発生し、氷の海で子供達が次々殺され死者行方不明者9366名を数えた海のホロコースト。 ある意味コレの姉妹作と言えるセントルイス号のユダヤ難民&反ナチス思想の民間人をアメリカ合衆国が受け入れ拒否し見殺しにした史実 “さすらいの航海 77年” と対を成す物語なのかも知れません。 にしてもアルバトロスフィルムって時折こんな掘り出し物発掘してくるんですよねぇ。 】


★一応ノンフィクションですが主人公達を巡るドラマはかな〜り脚色してますので御注意を 国内向けの為クレーム避ける意味で軍人は悪役、登場人物は全員偽名です 実際犠牲者出てますがパヨクが蔓延る国は子孫すら命狙われるのでね。


★犠牲者数は出港直前に駆け込み乗船が多数発生し名簿も無い為に諸説有ります。 ちゃんと名簿が有るのは乗員173名.軍人918名.軍属女性373名.傷痍軍人162名.避難民4424名の計6050名…そこに急遽倍の人数が駆け込み乗船。


原題:DIE GUSTLOFF

SHIP OF NO RETURN

:THE LAST VOYAGE OF THE GUSTLOFF

グストルフの死/帰らざる船:グストルフ号最後の航海.

ドイツ・テレビドラマ作品.

日本未公開.DVDセルのみ.


 この原稿書き直すにあたってまずはこんな話から始めたいと思います。2018年12/17の昼前、偶々NHKのニュース見てたら“学童疎開船対馬丸(犠牲者1476名)”で被雷し海へ投げ出された児童達の生き残りが広島県で自身の体験談を語るイベントが開かれたとの事ですがインタビューに現れたのは半分白髪の彼女達とは全く無関係な60代前半ぐらいの明らかに様子がおかしいパヨク(呆) 何でもこのキグルイ曰く“被害者達は半ば強制的に軍の意向で乗船させられたんだから全て日本軍と政府が悪い”と抜かしやがりましたが 素直にさっさと○んでくれないかなぁと思いましたよ。 疎開船での避難止めたせいで沖縄県民どんだけ無駄に死んだのか理解してんのか?


日本だけでなくフィンランドやポーランドの疎開船や民間機への攻撃。 この物語に登場する“ヴィヘルム・グストロフ号”もそうでしたがキグルイが言う軍国主義者とやらが疎開船に子供乗せた理由は戦闘が始まれば真っ先に殺される女子供や老人達の安全確保でした。 対馬丸を沈めたボーフィン号は民間船に負傷兵に民間人、子供や連合国軍の捕虜が乗り組んでいた事を承知の上で魚雷を放ち戦後英雄(胸糞悪い話ですが…だけどウィキでは艦長の実名公表してないんだよね。何故?)として祖国に凱旋してます。


言っちゃ何だけど子供乗ってると知った上で民間船3隻を沈めたソビエトのS13号潜水艦.アレクサンドル・マリネスコ艦長は女子供を手に掛けた恥知らずとして未来永劫名前が残ってます(60年代に急遽悲劇の英雄になったらしいが…)戦争なんだからどちらが正しいなんてふざけた二元論なんざ喚き散らす気はありませんが私は戦後卑怯者を容赦無く弾劾にかけたソビエト連邦政府をこの件だけは まあ表向きの罪は国家反逆罪だけど 支持致します。 但し降伏した相手を平然と犯し奪い殺すのは共産主義者(パヨク)の十八番 日本ではポツダム宣言受諾後も降伏式典調印までは好き勝手やって問題無いよねと白旗上げる民間人虐殺を続け避難船を撃沈し捕虜を嬲り殺しにしてます。


☆ソビエト連邦はロシア革命以降〜1956年までハーグ交戦規定やジュネーブ条約遵守を拒否…以降も度々規約違反を重ねる犯罪国家でした。結果独ソ戦でドイツ軍が行ったいかなる残虐行為も全て合法というオチが付いてます(笑)国同士のルールを守らない者はテロリスト扱い…いかなる人権も存在しないのよ。


 この物語は第二次世界大戦末期のドイツ東部で実際に起きた“ヴィルヘルム・グストロフ号”虐殺事件の1部再現映像です。 登場人物は実在しますが敢えて仮名で表記されており物語の中で登場するスパイによる通報&待ち伏せ攻撃説については撃沈当時流布された噂話でしか有りません。 まあ当時の潜水艦はレーダーやソナーの信頼性もイマイチ。 浮上して対潜哨戒機に見つかり沈められる覚悟で数を頼りに多数の艦艇で待ち伏せしないと狙え無いし沈められなかったのは事実ですがドラマのソレと違いグストロフ号はとことんついていなかったというのが真相で御座います。


収容可能人数乗員乗客合わせて1465名〜2000名程度の元クルーズ船に押し掛けたのはハインツ・シェーンの調査では1万582名にも及び、プールやキッチンに船長室等開いてる場所に片っ端から詰め込んだ状態。 その為に沈没の際は咄嗟に逃げる事すら叶わず推定9366名が氷の海に消えた大惨事。 当時は氷点下10℃〜16℃の気象条件で水温は僅か4℃以下、慌てて駆け付けたドイツ海軍の奮闘虚しく助け出された人々は次々と低体温症にかかり生存者は僅か1216名。 でも連日数千人の犠牲者を出しながら東プロイセンからバルト海を抜けキール港を目指す脱出行は港陥落のその日まで続けられました。


最終的にキール港に辿り着いた避難民は最低250万名。バルト海に沈んだ犠牲者は3万3000名に及びます。



【 まあ本編のメロドラマは、胡散臭さ満載の現代統一ドイツにかなり都合の良い内容となっております。ぶっちゃけ真面目な人間ドラマ期待したお客様はさぞかしガッカリすると思いますが……メインはそっちじゃ無く大型船沈没の恐怖とスペクタクルですので不快に感じたらサラリと流して下さい。なお戦後艦長夫婦とその兄とやらがどうなったかについては生存者にして生涯グストロフ号の研究続けたハインツ・シェーンの文献にも残されて居ません。 】


☆ドラマでは軍人の兄vs船長の弟の対立構造ですが実際は3人の民間船船長vs船長資格持つヴィヘルム・ツァーン少佐の対立でした。若造(しろうと)しかも軍人は口出すな 最年長67歳の爺様フリードリッヒ・ペーターゼンに押し切られる形で船は危険海域へ……そして最悪の事態へと突入します。


 1945年1月東プロイセン地区ゴーデン・ハーフェン港周辺はまさに混沌状態に有りました。押し寄せる避難民と負傷兵が港湾施設に犇めき脱走兵やスパイを捜索する秘密警察は辺り構わず逮捕者の処刑を敢行、散発的に行われる空襲でやっと此処まで辿り着いたのに敢えなく最後を迎える子供達。この物語の主人公兼語り手である“ヘルムート”が船長を務める“ヴィヘルム・グストロフ号”には出港直前様々な人々が乗りこんで来ます……2人の船長資格者と共に指揮官として乗りこんで来たのは実兄のヨハンソン。ヒロインで軍属資格を持つエリカは恋人が貰った乗船許可証を盗み取って乗り込み。その従兄弟でグストロフ号の通信士は潜入したソビエトの連絡員から家族の命と引き換えに船の海上での現在位置を連絡する様、脅迫を受けていました。


✳この辺りの人間関係描いたドラマシーン…露骨に嘘臭かったから5年前コレ見た時の記憶があやふやです(笑)何れ機会が有れば書き直すとして此処から先は史実に基づいてストーリー進めます。


1月30日夕刻、グストロフ号は護衛を務めるレーヴェ(元ノルウェー駆逐艦ギーレル)訓練魚雷回収艇TF-1と共に出港開始…但し共に脱出予定だった避難民を満載した客船ハンザが途中のダンツィヒ湾でエンジン故障により脱落。TF-1も溶接部分に亀裂が見つかり引き返していった…定員の実に5倍もの避難民を満載したグストロフ号の喫水線は下がり切り座礁の危険が有るため、潜水艦が潜めない沿岸近くを航行する計画は断念されバルト海の中央部を航行。それが悲劇を招く事になる。


✳ドラマでは単独航行、途中護衛艦と合流する為に兄ヨハンソンの命令で一時停泊。見つけやすい様暗闇にライトを照らしなおかつ裏切り者により無線機から位置を把握したソビエト軍潜水艦が訓練感覚で魚雷撃つシーンとなりました。


 魚雷3発を真横に喰らったグストロフ号は横転し沈没。船内はパニック状態に大人が出られない狭い窓から何とか外へ押し出された子供達は余りに冷たい海水により次々と凍死。デッキで救命具を付けられ船員達の命懸けの奮闘で投げ出された子供達は皮肉にも大人用の救命具が仇となり頭が海水に浸かる逆立ち状態で次々溺死……沈む直前まで救難要請を出し続けたヘルムート船長にヨハンソン、色々有って船内で恋愛関係になったエリカ等は“逃げ遅れた妊婦やリヒター船医(この二人は実在の人物)”辛うじて残っていた救命ボートで脱出に成功します。


救命ボートの上では妊婦が出産…リヒター船医により子供だけは救い出したものの力尽きた妊婦は低体温症で死亡。やがてあちらコチラから到着した救命船や護衛艦により人々は次々と救出されますが…最終的に生き残った人数は僅か1216名のみ勿論裏切り者の通信士は自決。キール港には亡くなった多くの遺体が並べられ泣き叫ぶ母親や動かない娘を抱き締める父親の姿が映し出され字幕スーパーにより登場人物達のその後が描かれますが…まあ赤ん坊と船医除いて実在の人物じゃ無いからねぇ。



追記:後年リヒター船医の体験談とハインツ・シェーンの体験&研究本を読み衝撃受けた“ブリキの太鼓”等で有名なノーベル賞小説家にして熱狂的な共産党員(もとヒトラーユーゲント)“ギュンター・グラス”はドラマ公開前の2002年にグストロフ号の悲劇と奇しくもその船で産まれ波乱の人生を生き抜く主人公とその息子を題材とした半幻想小説“蟹の横歩きlmkreb sgang”を発表。2003年に翻訳され集英社で出版されてます。




2022年3/3追記:今では視聴困難となりました ノンフィクションと宣伝しておきながら結構推測や捏造入ってるのは何処のテレビドラマも変わらない 嘘偽り無しな事実だけ列記しても娯楽作品にはなりませんので

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ