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スターリングラード/鼠たちの戦争 01年

2022年4/6〜4/7タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割り込み投稿

【 物語のメインは伝説の狙撃手(スナイパー)ヴァシリ・グリゴーリエヴィチ・ザイツェフvsエルヴィン・ケーニッヒ少佐の対決なのですが 作品が評判になった理由は其れまで戦闘後撮影された双方の被害映像と軍の公式報告書 そしてパウルル・カレの独ソ戦三部作で文章化されたソ連軍の後先考えない人海戦術のおぞましさを映像にして再現したこと ザイツェフがこの戦いで成果上げ英雄に祀り上げられたのは史実ですが恋愛やら対決その他はあくまでもフィクション 可能な限り再現して見せた当時の雰囲気を追体験する作品として楽しんだ方が無難です 】


主人公(ザイツェフ)が工場長として晩年過ごし死後埋葬されたのはウクライナはキーフ 分離独立の際に遺体は墓石諸共ロシア軍が掘り返し持ち帰ったとか 本人は故郷のウラル山脈に弔って欲しいと希望してたけどその何方も叶わなかった 後ろ盾の失脚により "何時裏切り亡命するかわからない国家英雄様には死んでも自由が無い" のが紀元前(ロシア)クォリティ


原題:ENEMY AT THE GATES

門前の敵

アメリカ/ドイツ/イギリス/アイルランド

4ヶ国共同製作 劇場公開作品

同年 日本 劇場公開

原作:ディヴィッド・L・ロビンズ WAR OF THE RATS 1999年

翻訳版は "鼠たちの戦争" のタイトルで2001年

新潮文庫にて上下巻発売


 令和4年4月6日 原作小説発売&翻訳版の4ヶ国同時出版に合わせて製作された映画が劇場公開されてからかれこれ20年以上経過した訳ですが ロシア軍の戦術ドクトリン "奪え犯せ殺し尽くせ" がまさか第二次世界大戦の頃から何1つ進歩していなかったとは…………まずはナチス・ドイツの絶滅部隊(アインザッツグルッペン)より下劣極まるロシア軍による組織内な民族ジェノサイドにより今現在判明しているだけで400名を越える犠牲者出したウクライナ共和国のブチャ この映画で描かれたスターリングラードそのままな地獄絵図がリアルタイムで進行中の同マウリポリで判明している5000名を越える犠牲者 劣悪で圧倒的に不利な状況下己の命を賭して祖国を守り続けるウクライナ軍将兵の魂に冥福を そして判明しているだけでも少なくとも2000人を越える攫われた人々が1人でも多く生還する事を祈りつつ


ロシア軍将兵? 二足歩行で人語喋るゴブリン以下の露助(ケダモノ)に手向ける言葉なんか無い


ポリコレなクレーマーの言いなりとなり 物と化した犠牲者にモザイクかけたりそもそも映さなかったりする日本の報道姿勢には色々思うところ有りますが 現場で実際に遺体に仕込まれた対人地雷や犯されバラバラに切り刻まれたり証拠隠滅目的で焼き捨てられた 或いは穴掘り纏めて処刑し埋立てられた犠牲者達の映像はウクライナ共和国の報道や某グロサイトで閲覧可能 その結果旧東欧圏に植民し勝手に自治おこなってたり露助を駐留させてる自称ロシア系住民の独立国は存亡の危機に有ると喚き散らしている様ですが知った事か 指輪物語のバケモノ達みたいな価値観で隣人付け狙うならその報いを受けろ もう何もかもプーチンとその取巻きが悪いなんて昔のドイツ人みたいな逃げ口上は通用しない 露助に協力し物資供与したりそのおぞましいプロパガンダに賛同する中華人民共和国に南北朝鮮 セルビアやベラルーシも同罪です


この後に及んでも動画サイトやNETニュースのコメント欄で露助の蛮行を擁護する蛆虫 犠牲者の遺族のみならず偶々其れを開けてしまった視聴者の神経逆撫でするコメントを匿名で投稿し悦に浸るキチ○イそのもな九条信者 ワイドショー等で荒唐無稽な理論振り翳し尚も現実と向き合う事が出来ない恥知らず(コメンテーター)達 曲がりなりにも国税で食わして貰いながら売国行為を繰り返す立憲共産党に日本維新の会とれいわ新鮮組に其れのシンパ 元総理の立場利用しGの様に動き回る鳩山由○夫 まあ芸能人にも嗤われ芸人な佐藤○○とか大田○にうーまん何とかなんて屑に至っては同じ日本人とはもう到底思えないから隣国に帰れとしか言いたく無い 


ほぼ1月振りに病院の待合室で見せられためざまし8(ワイドショー)の頓珍漢な分析には流石に激昂しました 奴等ロシア政府の命令で民間人殺し続けてるのに何故庇う? と言う訳で急遽取り上げたのは露助がバタバタくたばるストレス発散にはもってこいな作品 まんまろり……もといべリヤの後継者そのものなラブロス外相とやらの妄言に ああアイツ目の前居たら渾身の力で殴り倒してるのにと激怒する王蟲モードな私みたいなお客様向けの物語 ちなみにドラマパートの真相についてはWikipedia等で答え合わせ出来るので此処には書きませんあしからず 警告しときますが本物見てゲンナリしたくないなら見ない方が良いのかも(苦笑) 美化するにも程が有る。



【 アメリカ人が原作小説執筆しフランス人が映画監督務めたこの物語 劇場公開当時 "残念ながら未だ生きていた" ソビエト連邦内務省の元政治将校達が 督戦隊による機関銃掃射や敗北主義者の処刑シーンは事実誤認も甚だしいとプーチン大統領に泣き付き ロシア共和国を始めとする元共産圏での公開は見送られてます ただなぁ………自分の国が今もリアルタイムでやらかしてる残虐行為をまともに再調査もせずに出鱈目だと言い張るクレーマーに唯唯諾諾と従う国はまともな文化残せんと思うぞ やっても居ない罪描く卑屈になり過ぎな日本映画界も大概酷いけど 】


★257人を射殺した狙撃兵を主人公にしたのはその頃にスティーブン・ハンター著 "極大射程" やジェイムズ・セイヤー著 "地上50m/mの迎撃" 等の大ヒットが有ったから 何故か流行ってたんだよ


 1930年代半ばから1940年代前半のヨーロッパの殆ど全域でペストの様に人々を殺し続けた疫病は 灰色のナチズムに溺れ優生思想で思考歪ませたナチスドイツと 褐色に塗れた共産主義というイデオロギーに染まったソビエト連邦と言う人類の災厄そのもの 其々ヨーロッパを或いは東欧やスカンジナビアをほぼ手中に収めたケダモノ達は肥えた群れを率いながらある日気付く アレを野放しにしていたらやがて我々が食い殺される そして1941年6月に同族嫌悪から始まった独ソ戦 特に酸鼻を極めたのが1942年秋から1943年2月初めまで続いたボルガ川沿岸部の中核都市スターリングラードを巡る争奪戦 其れはさながら互いにの身体を貪り食らう飢えたドブネズミ達の共食い行為そのものだった これは当初その戦いでボロキレの様に使い棄てられる筈だった1人が持ち前の才覚と僅かな幸運から英雄として祀り上げられるそんな物語 


自身を石に見立て気配を殺せ ヴァシリ・ザイツェフが狩人としての技術を叩き込まれたのは幼い頃 当時未だ健在だった祖父に預けられウラル山脈の麓の寒村で体験した初めての生きた標的は狩り場を荒らす老いた逸れ狼…………其れから早十数年、黒海艦隊の会計士として軍務を務めていたヴァシリの転機となったのは1942年9月20日早朝 昨年6月末におこなわれた開戦直後の大敗北と戦力の逐次投入による対応遅れ 後先考えないモスクワ攻防戦により有れ程居た筈の陸軍はほぼ全滅 


絶対的天才指導者スターリン書記長政権下のソビエト連邦に敗北と言う文字は無い 全ての国民よ銃を取れ 国家反逆罪の疑い掛けられ逮捕拘禁されていた正規軍の再編成と到着までの時間を稼ぐ 


スターリングラード攻防戦に投入されたのは3つの戦力 1つ目は総動員法で取り急ぎ駆り集められた15歳から55歳までの工場労働者や事務員達に学生 2つ目はドイツ軍に占領されたウクライナや白ロシア等から死守命令に従わず脱出=国家反逆罪の容疑掛かる老若男女 3つ目は最早この後に及んで無用となった海軍船舶から引き摺り下ろされた元船乗り達 其れ以外にも本作のヒロイン=ターニャ・チェルノワみたいな志願兵も居るが大概エリート党員か技術持ちだから前線には回されない 元黒海艦隊の事務員ヴァシリ・ザイツェフ会計士は2&3つ目グループにあたる 彼等の任務は文字通りただ敵を疲弊させるための肉の盾 銃の撃ち方と整備の手順だけ教え込まれ反乱出来ない様に武器持たされず家畜の様に列車に詰め込まれ最前線へ 周りを完全武装で取り囲むのは内務省人民委員の督戦部隊 彼等には裁判無しでの将兵や民間人に対する拷問と処刑権限が与えられている


敵をただ消耗させる肉壁に物を考えさせるな 絶えず罵りどやしつけメガホンで鼓膜にダメージを バカボンのお巡りさん宜しく拳銃で威嚇射撃 ボルガ川を渡るありとあらゆる船舶に艀 川面に浮き沈みするのは瓦礫と無数の死体 対岸からは砲弾の嵐が船を沈め吹き飛ばし空からは急降下爆撃機による爆弾投下と機銃掃射 仲間は次々と撃たれ倒れ手足吹き飛ばし恐怖に耐え兼ね船から飛び降りた者には容赦無く人民委員の銃弾が浴びせ掛けられる 列車から降りた時少なくとも5000人は居た筈の将兵は既に半分を割っている 前線へ送り込まれる兵士に与えられるライフルは2人に1丁で弾に至っては5発のみ 主人公達の背後には完全装備に機関銃部隊まで待機する人民委員督戦隊 彼等の任務は敗北主義者の皆殺しその銃口は決してドイツ軍には向けられない 数分後、戦車に機関銃に迫撃砲 圧倒的に武力で負けている真昼の正面突撃を生き残ったのは偶々爆風喰らい気絶した主人公のみ


人民委員と督戦隊は 次の肉壁を連行すべく戦場を去り無数の死体のみが打ち捨てられる地獄絵図 昔ビデオで此れ見たときはロシア兵可哀想だったんだけどね 今回○年振りに見てもざまあみろとしか思えない かなりリアルに頑張ってるから後年ロシア側で捏造報道で多用してるし(苦笑) そして敵味方入り組んだ市街戦の最中、呑気に宣伝ビラ配達してたダニロフ政治将校と他数人が乗った連絡車両がパトロール中のドイツ軍に見付かり吹き飛ばされダニロフだけが死体の振りして難逃れた所で主人公(ヴァシリ)のターンが始まる と言う訳でかなり端折りつつもこの映画の楽しい見せ場書き終えたから此処から更に色々削ります 例えフィクションでも露助の大活躍や人間ゴッコなんて今更見せられてもね(……おい(汗))


殺る気は有ってもまともに銃撃てない政治将校(ダニロフ)殿の代わりに 砲爆撃のタイミングに合わせ5人のドイツ軍将兵を其々1発で仕留めたヴァシリ 赴任早々前任者を自決に追い込ませる形で後を継いだニキータ・フルシチョフ政治委員に提案する形で始まったプロパガンダ作戦 単なる肉壁から親衛1047狙撃連隊に組み込まれた主人公は次々と成果を上げてゆく 其れまでは単独行動がメインだった狙撃兵のチーム化=観測手(スポッター)と近接護衛兼連絡係の3名編成に ヴァシリチームの主戦力となるアントンとルミドラ 狙撃の成果は写真と共にチラシや新聞記事としてバラ撒かれ 主人公は度々ファンレターの返信に忙殺される様に 多数の将校を暗殺され士気低下を恐れたドイツ第6軍のパウルス将軍は本国に要請しヴァシリを仕留める刺客を……やって来たのは主人公に息子殺され復讐に燃える将軍の盟友 本国で後進を育成していた伝説の狙撃手エルヴィン・ケーニッヒ少佐 


場所を選ばず絶えず移動するヴァシリ達を仕留めるため ケーニッヒ少佐が使ったのは、両軍の戦闘に巻き込まれまるで虫けらの様に死んでゆくスターリングラードの市民達 母を助け靴磨きとWスパイで生計立てる少年サーシャ・フィリポフの暗躍 両親の敵討ちのために前線勤務志願したの安全な本部事務に回されたヒロイン(ターニャ)を巡るダニロフと主人公の三角関係 デパートでケーニッヒ少佐に仕掛けられ敢え無く戦死したアントンとルミドラの後任となったのは ドイツ留学口実にNKVDで執拗な拷問受けたベテラン狙撃兵ニコライ・クリコフと志願兵のヴォロージャ 新メンバーで挑んだ二度目の対峙でもケーニッヒ少佐にボロ負けしクリコフとヴォロージャ撃たれ心折れるヴァシリ 他にもヴァシリをダシに書記長への成り上がり目指すフルシチョフの野望 原作小説ではしっかり書き込まれてる双方の1般将兵の悲哀とか色々有りますが申し訳無いけどそろそろ5000文字オーバーだからバッサリカット


Wスパイがバレ、ケーニッヒ少佐により無惨な首吊り死体(オブジェ)となるサーシャ 子供犠牲に成果上げようとした自身の浅はかさを後悔するダニロフ せめてヒロインと母親だけでも安全な場所へ 対岸に渡る船に乗る2人に降り注ぐ砲弾の嵐 ターニャは瀕死の重傷を負い息子の惨めな最後を知らないフィリポフ夫人と共に対岸の野戦病院へ そして始まる操車場での狙撃対決でダニロフは囮となり主人公庇って息絶えた 獲物で有り息子の仇の最後を確認しようと姿現すケーニッヒ少佐を射殺するヴァシリの憎悪に満ちた眼差し そして物語はその2ヶ月後 1943年2月3日 万策尽きて降伏するパウルス将軍率いる第6軍残余の姿と勝利にはしゃぐ露助達 漸く意識回復したターニャと再会果たすヴァシリのシーンで幕を閉じる。


 

追記:42年当時スターリングラードに取り残された1般市民は推定60万人 死守命令により脱出すら認められず戦闘終了時に生き残っていたのは9800人余り ソ連&ロシア共和国が公式に戦死又は行方不明を認めたのは僅か4万人 勿論ドイツ軍捕虜と共に生き残った市民全員国家反逆罪の疑いでシベリア送りとなり消息不明 廃墟となったスターリングラードには他所から強制移住してきた人々が送り込まれ 工場や街の再建で使い棄てられました。

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