プラージュ 15年
2023年5/19〜5/20タブレット端末にて執筆し深夜2時前に脱稿 新規割り込み投稿 すいません19日中に書き上げる予定が思いっ切り手こずりました
【 明らかに名前負けしてる"賢明なる人"は感情の制御も心根の弱さも未だ克服出来ない以上、必ずその人生に置いて取り返しの付かない過ちを犯す 圧倒的に少数派な犯罪者と無辜の人々名乗る多数派に何の違いが有る? そんな違いは端から存在しないのに自称正義の味方は匿名の仮面被りおぞましい異端審問を繰り返す 自分が犯罪者や前科者にならずに済んでいるのは偶々運が良かっただけかも知れないのに と言う訳で割とえげつないグロ描写満載な誉田哲也先生の小説としては変わり種 罪と向き合い或いは犯罪被害の悲しみや恨み辛みから再出発図ろうと足掻く老若男女の物語 】
★確かに凶悪犯の家族だからお前等も地獄へ落ちろなんて感情論には付き合いきれません 和歌山カレー事件では犯人の家を放火&その後長女が娘共々飛び降り自殺 東京埼玉連続幼女殺傷事件も実行犯の肉親や親族が陰惨なイジメにより首吊り自殺に追い込まれてるしね
仏題:PLAGE 浜辺或いは境界の意
日本 ミステリー文学小説
誉田哲也 著
幻冬舎 雑誌Papyrus 旧タイトル"カーテン"
2014年6月号〜2015年2月号連載
2015年書籍化 2017年幻冬舎文庫化
2017年WOWOWにてテレビドラマ化 全5話
令和5年5月19日 昨日から沖縄地方は遅れ気味な梅雨入り とは言えまかり間違っても外には出たくない豪雨と落雷も午後には一段落し夕方までは晴れ間も 今日も午前中は快晴予定なので本州の梅雨よりジメジメしてないのが此処の特徴 太陽光線だけなら既に夏の様相だしね 今日からは広島でG7サミット開催 敵対心を顕に艦隊ウロウロさせてる中共の暴発警戒し自衛隊のみならず在日米軍の哨戒機や戦闘機が離着陸してますが 朝のワイドショーは何処も碌な報道やってないのは何時も通り もう此処までテロや宣戦布告なき戦争に警戒心皆無だと馬鹿馬鹿しくてツッコむ気にもなれませんので前振りは此処までにしときます 元々多民族国家でも不法移民が多い訳でも無いから辛うじて治安は保たれてる訳ですが此れからどうなるかも先が見えないしな …………ゼレンスキー大統領も飛び入り参加 ウクライナが大変だからとあの人も大概フットワーク軽いなぁ 特殊作戦機スクランブル発進してたのそういう理由かい
本作の基本コンセプトは"罪を憎んで人を憎まず" 口にするのは簡単だけど実行するとなると安っぽい正義感やら犯罪者だけでなく其れを掣肘出来なかった家族にも因果応報をなんて考えが頭を過るモノ とは言え昭和期はバラエティ番組と化したワイドショーのレポーターが犯人の親や家族のコメント取らせろと家を取囲みインターフォン鳴らし続けたり 同じ様に物見遊山で被害者の葬儀や告別式に押掛けこっそり家族の嘆き悲しむ姿をカメラに収めテレビや雑誌に垂れ流したりとやりたい放題 この間漸く犯人捕まった窃盗目的で高齢者宅に忍込み偶々帰って来た家人刺し殺した中学校の教師宅もテレビ朝日がモザイク無しで晒し問題になってましたよね 仕出かした輩が罵られるのは仕方ないにせよ妻やその子供まで連帯責任押し付ける積りかと流石に嫌悪感しか抱けなかったよ私は
動画サイトで他所様の怒り買ってる煽り運転の加害者とか店の備品や自販機壊しイキる阿呆に関しては無編集で名前も顔も晒してやるべきだと感じる一方 衝動的にやってしまった 例え其れが殺人であろうが己が罪を悔い更生する可能性が有るのなら 事情知らず異端審問官気取りでSNS等使い彼等を憎み罵るべきではない 誰も聞いてない状況で怒り罵るのは止められないにしても言葉の刃を安易に振り回すな 罪人に怒りをぶつける権利有るのは被害者とその身内だけだと割り切りなさいな 発表した時代がそもそも異なるから無関係だと断言出来るけど物語の舞台となるシェアハウス・プラージュがテラスハウスの其れ 番組そのものは全く興味無かったし敢えてニュースも追わなかったけどとある人物が死を選んだ理由に NETリンチで精神病み自死に追い込まれた木村花さんの其れがフラッシュバックしてね 色々考え込むことになったのでね
【 普通の勤め人が発覚し送検されただけで逮捕されなくても会社から懲戒免職処分喰らったり自主退職迫られるのが薬物不正使用に児童相手の性買春 此れから高校なり大学卒業し会社勤めな人生始めるなら必ず注意しないとアウトなのがそんなトラップ 本作出版された2015年当時でも取引先との飲み会⇒二次会がクラブだったりすると那覇市内ですらパパ活迫ってくる実年齢聞くの滅茶苦茶怖い女の子居たし 沖縄市辺りの隣近所が米軍基地な繁華街だったりすると脱法ドラッグ勧められたりするので ぶっちゃけ外で酔い潰れたり理性飛ばす輩はカモです 本州の其れは知らないけど飲むなら酔うなそんな結論になります 】
★幸い私に薬物勧める阿呆は居なかったけどな ハニートラップ系は毎回大変だった だから新聞で沖縄署の巡査部長がとか自衛隊の二等陸尉がなんて記事よんでも可哀想にとしか思えないんだよ 酔い潰されたら自信無いし そんなモノが入り込めない予約制の店で飲んでます
素直にストーリーに準ずるのは些か業腹だからこんな書き出しから始めてみよう この物語の語り手にして主人公 吉村貴男 が道を踏み外した遠因は就職先が典型的なマウント取りなDQNが有能とされるどう考えても将来お先真っ暗闇な運営してる旅行代理店 無能な上司に典型的なパワハラとアホウな同僚の連日連夜のイビリに御年30かそこらで色々心折れた彼は学生時代の友人との飲み会で勧められるがまま覚醒剤に手を出し呆気なく逮捕 初犯で深く反省しており薬物依存の兆候も皆無だったから有罪とは言え執行猶予3年で済んだのは幸運だった 醜聞恐れた上司の圧力で依願退職 此れから貯金切り崩しながら自宅アパートからハローワーク通いの日々を送ろうとした矢先に下の住人の部屋でボヤ騒ぎ
咄嗟に財布は持って出たものの着のみ着のままで住む場所を失った吉村が保護司&かなり頑固一徹な不動産屋の紹介で頼ることになったのはシェアハウス・プラージュ 台所に風呂トイレは共用で家賃は其れなりだけど昼間は軽食扱い夜はビストロ営業し常連客も居るそのシェアハウスは三食食事付き ちょっと躊躇するのは個室の仕切りがドアではなくカーテン 元より此処が駄目ならホームレス生活一直線 初犯とは言え前科者の入居を許してくれるアパートなんて都心じゃまず見当たらない 当初其れなりに内情熟知してる旅行代理店の面接を受けまくる吉村の心を折ったのは被害者面し逆恨みから業界へ回状回した前の職場のDQNな同僚 元々苛められっ子体質だった主人公は落ち込み半ば自暴自棄に そんな吉村に手を差し伸べたのはプラージュを居場所無くした或いは奪われた人々の宿り木にしているオーナーの朝田潤子を筆頭に 此処から社会復帰を目指す色々訳有りな入居者達だった。
元夫が指名手配犯で行く先々で逃亡資金集りに現れ 夫を追う刑事達がことある度に再就職先やアパートに現れ事情聴取で連行されるから何処の職場も長続きしない矢部紫織 結婚考えていた女性がチンピラに襲われ過剰防衛で相手を殺してしまった中原通彦 舎弟の様に自分を慕う後輩を殺した容疑で刑務所へ 第1審は弁護士の不手際と裁判官の判断ミスで懲役13年 ところがその証拠は全て捏造されたモノで新たな証言者も見付かり二審で無罪 それでも報道被害で色々苦労してる加藤友樹 オーナーの朝田潤子の父親はミュージシャンだったがある時喧嘩の諍いで相手を殺害 出所後も主人公同様に回状により生活追い詰められ飛び降り自殺 程無く母も心労で病に斃れ二人の保険金でプラージュを建てた過去を持ち どうも色々荒事慣れしてる野口彰も秘密抱えているらしい
主人公に好意抱きアプローチするヒロインの小池美羽が抱え込んでいるのは先天性の対人障害 高校生の頃ちょっとした逆恨み……可愛いから気に食わないと上級生男女六人掛かりで暴行受けレイプされ殺されそうになった彼女は何人かの男性機能不具にし元凶の女生徒の喉笛食い千切り殺害 5日間の昏睡状態から漸く目を覚ました時から彼女の居場所は何処にも無かった
物語は同時進行で加藤の事件を追い別名でプラージュに潜り込むフリーライターの早見陽一視点の住民達の印象や 未だ犯人不明な被害者=津田重明を殺した犯人捜し 押込み強盗に衝動的に妻と娘殺され 定期的に畑仕事手伝い生活費稼いでる小池美羽や色々有ってプラージュの洗い物担当したり美羽に連れられ同じく庭仕事の手伝いにやって来た主人公と擬似家族の様な関係持つ松井伸介のエピソード たった1年半で医療少年院から出て来た美羽を妹の仇 或いは失われた片目の仇と付け狙う元上級生達によるヒロインの拉致監禁と執拗な拷問場面 主人公等と共に美羽を助けにやって来た野口彰を襲った凶刃 ちなみに警察は主人公等を前科者と露骨に差別しまともな捜査すら行わないを挟み 早見陽一は一体誰で津田を殺した真犯人の謎解き この期に及んでも主人公をヤク中呼ばわりし尿検査やる捜査官達の無様な姿挟みつつ 登場人物の関係が其々進み再出発 三年後のプラージュで今の住民も交えた交流会を挟み幕を下ろす。
取り敢えずネタバレ無しで纏めるとこんな感じかな
星野源さんやスガシカオさん等が出演したドラマ版は 訳ありだらけのシェアハウス と言うサブタイトル付いてます。




