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アメリカン・ギャングスター 07年

2022年6/26深夜〜6/26深夜 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割り込み投稿

ウズラ猫介護してると殺虫剤は使えませんので此れ書きながら素手で3cm程のGを潰してしまった…………手洗って来ます 良い子は真似しない様に

【 ドナルド・トランプの様な大金持ちになりたかった 尊敬する師父の後を継ぎ 些か時代錯誤だった慣習を徹底的に見直し中間業者や中抜き排除 産地直送の高品質&お求めやすい価格の商品で顧客の満足度を高め再来店を促す……但し売り物はヘロインだけどな 大手スーパーや某大○家具等、二代目経営者の元で突如大躍進したブランドメーカーの成功譚でよく有る話ですがフランク・ルーカスのお仕事はハーレムの麻薬王 捕まえた刑事と捕まった本人にインタビューし纏めたノンフィクションですから敢えて言わなかった事色々あるようだけど多分真相探っても誰も喜ばないかな? 】


★家族食わせるため真面目に堅実に生きてる麻薬王と堅物で頑固者だったから家族や周りの同僚に疎まれた刑事 裁判通し意気投合した2人がやったのは街の大掃除な辺りが悪辣です


☆劇場公開時は未だ逮捕前だったけど 007 死ぬのは奴らだ 73年 映画版のラスボス=カナンガ博士のモデルって案外この人かも


原題:AMERICAN GANGSTER

アメリカン・ギャングスター

アメリカ 劇場公開作品

2008年 日本 劇場公開


 令和4年6月26日 熱帯夜でグズるウズラ猫宥めつつ昼間は強烈な暑さと蝉時雨 夏は好きなんだけど寝不足気味の身体をベチャッとさせる汗の不快感がね 前振り書いたら買い出しついでに久しぶりにアイスでも買ってくるかな 此処沖縄は連日の様に領空侵犯ぎりぎりまで迫る中国軍の爆撃機や偵察機相手のスクランブル発進が続いてます ウクライナの戦況次第で始まるのは必至な台湾侵略と同時進行で行われるであろう南西諸島の占拠 或いは自衛隊や在日米軍基地を狙ったテロ攻撃 宣戦布告無しでおこなわれる殺戮は特亜勢力に言わせると特別軍事作戦で戦争ではないそうですが 理性無き押し込み強盗はテロリスト扱いで充分かと


今回この作品を取り上げようと思い立ったのは 度々専門家気取りで目に余る失言やらかす岡田斗司夫のYouTube動画 私はアレ見てて我と我が身を振り返り ただ自分が気に入らないからとアニメや映画含む創作物を上から目線で罵るような恥ずかしい真似は止めようと自戒してるんですが あのイキリメタボ(書いた側から悪口かい(笑)) 会社経営携わったり非常勤の大学講師歴任しそろそろ70手前なのにまたやらかしまして 裏取りもせずに勝手にアメリカ合衆国の麻薬問題の歴史思いっ切り捏造し少々苛ついたもので………… 違法薬物や中毒者蔓延はメイフラワー号以前から 安価なヘロイン蔓延したのがベトナム戦争になりますが其れ以前から先住民が栽培してた大麻やアヘンも問題視されてます 騎兵隊時代から軍や医療機関が兵士や患者相手に常用してるアンフェタミン等の各種興奮剤やモルヒネ等も含めるともっと多い 是迄散々映画やアニメ等々取り上げつつ史実と対比して遊んでる私がこれ言う資格無いと思うけど 虚構と現実の区別はちゃんと付けた方が良いと思うぞお爺ちゃん まだボケるには早過ぎる


ニューヨークマガジンで連載されたルーカス元受刑者のインタビュー自伝 The Retun of Supefly イカれた奴の帰還 をベースに 事の真祖(但し話しても支障ない限り)を直接本人にインタビューし脚本化 ストーリーをより際立たせる為にNY市警特別麻薬捜査官達の人数絞りカリカチュアしたり 公開時も別件で収監されてたり裁判中だった連中の名前変えたり 史実では存在しないキャラ加えたりetc その外見からとてもそっち系には見えなかった事から長年捜査線上から外されてた地味な主人公演じたのは悪役も品が有るデンゼル・ワシントン 勿論刑事⇒後に弁護士に転職しルーカスの刑期短縮させたリッチー・ロバーツをラッセル・クロウが好演 ノリは違えど何処まで史実なのかはNHKの大河ドラマレベル 何処までが捏造で何処からが本当なんて野暮な勘繰りはこの際横に置いて楽しむべきかと



【 ヘロインが誕生したのは19世紀のドイツ モルヒネよりも安全性が高い鎮痛剤として出回った其れが依存性の高い麻薬だと認識され医療機関での常用が禁止されたのは1912年 ちなみに南米はコロンビアにメキシコ 東南アジアのラオスにカンボジアやタイとベトナムにケシの花栽培とヘロイン精製技術を齎したのは他でもないアメリカ合衆国の軍情報部⇒後に分離独立したCIA 殺人に対する躊躇や死の恐怖を麻痺させるアンフェタミン系の興奮剤や酒よりも安価で現地なら簡単に入手し易い其れを本当に兵士が欲したのか? 映画では敢えてその闇には触れてないが政府とマフィアの癒着構造含め多分明らかにされる事は無いだろうね 】


★中国大陸や東南アジアの支配権欲した米英仏蘭が組織的に行ったのが麻薬使った対共戦略であり異民族支配だった訳ですがその話は追々 なお日本も昔、満州や○○半島で関東軍や農林水産省がやってたのは皆さんご存知ですね(黒い笑い)


☆黒人志願兵が最前線に投入されたのはベトナム戦争開戦から10年目にあたる1965年より 前年にジム・クロウ法が廃止され其れまで共に忌避されてたヒスパニックも除隊後の大学進学のための奨学金や就職支援をあてに前線へ……悲惨な思いしたのは言うまでもない


 法は破るし敵は殺すがモラルは守るし堅気には手を出さない 冒頭描かれるのはハーレムの麻薬王バンピー・ジョンソンを狙ったイタリア系マフィアの鉄砲玉を見せしめ兼ねてガソリンで焼き 此れ以上苦しまない様に冷酷に撃ち殺すフランク・ルーカスの姿 学の無い黒人が成り上がるなら芸人やスポーツ選手になるか それとも闇の世界に身を委ねるか 彼にはそもそも選んでいるチャンスなど無かった 後年2019年死期の迫る中 ルーカスが幼い親族に言い聞かせたのは学校教育の大切さ せめて高校までは学費掛からないからちゃんと通い学べ もし奨学金貰い大学に行けるならお前達の前途は明るい未来(チャンス)が待っている


合理主義が古き良きハーレムを台無しにしようとしている


1968年11月21日木曜 感謝祭の日(サンクスギビング) スラム街で毎年恒例の七面鳥の丸焼き無料配布のイベント終えた麻薬王バンピー・ジョンソンは価値観の急激な変化を嘆き 全国チェーン化が進み遂にセントラル・ハーレムの表通りまで出店果たしたアメリカ製品なんて何1つ置いていない家電量販店の中で突如体調崩し緊急搬送 68年の波乱に満ちた人生を終える バンピーの後継者となったのは15年8ヶ月と9日間 彼の運転手&護衛兼懐刀だったフランク・ルーカス 組織の収入源はヘロインの販売 特に金払いが良いベトナム帰還兵は人種を問わず度々ハーレムにやって来る大切な顧客だった ヘロインの供給源は映画でも有名になったフレンチ・コネクション 南米コロンビアから様々な伝手を通し持ち込まれハーレムに卸されるモノは混ぜものが多く品質も劣り末端価格もグラム=20ドルに跳ね上がる


品質悪化と価格高騰の原因はイタリア系やプエルトリコ系マフィアの仲介手数料と彼等の上前をハネるNY市警の麻薬特捜班 押収された大量のヘロインは汚職刑事や官僚の有益な臨時収入や政治家を取り込む裏金に引用されていた 何とか奴等を介さず大儲けを 偶々遠縁の従弟ネイトがベトナムに従軍し黄金の三角地帯から安価で供給されるヘロイン兵士に売り大儲け 除隊後国に戻らずタイでゴーゴークラブ経営に勤しんでいるなんて話を聞き付け有り金掻き集めバンコクへ 純度100%のモノを100kg欲しい 生産地で有る国民党支配地域へ従弟と共に乗り込んだ主人公の賭けは大当たり現金40万ドルと引き換えに取引先の信用をも取付けたルーカスの快進撃が始まった 粗悪品なコロンビア産を駆逐する高品質のヘロイン=ブルー・マジックの末端価格は従来の半値 これまで黒人麻薬中毒者(ジャンキー)やベトナム帰還兵を散々喰い物にしてきた他のマフィアや汚職刑事達に大損害を与えてゆく


正義の味方になりたかった 警官から刑事への狭い関門を突破 だが希望に燃え入ったニュージャージー市警は汚職と横領が蔓延するごみ溜めの様な職場


もう1人の主人公リッチー・ロバーツ巡査部長は 善人が決して報われない警察組織の現状に憤りを抱き大学に通いながら司法試験合格目指す変わり者 其れなりに給料貰え賄賂もたんまりな刑事辞め高々年収3000ドルの弁護士になりたい? 元々女癖も悪く家庭より職場や勉強優先する夫に妻ローリーは愛想尽かし息子マイケルを連れ別居し離婚調停中 そんな最中相棒ジェイと共にノミ屋の車を強制捜査不法取引に使われた現ナマ約100万ドルを押収したが横領に応じず律儀に検察に引き渡した事で仲間から孤立 職場イジメで半ば心病んだジェイは後に中毒者(ジャンキー)となり強盗殺人を引き起こした挙げ句、純度の高いヘロイン(ブルー・マジック)に手を出した事によりショック死 誰も組む相手が居なくなったリッチーは閑職に回されるが 1975年、ニクソン大統領が問題視した麻薬戦争に立ち向かうためワシントンで組織された特別対策チームに所属ルー・ドバック検事にスカウトされる形で市警から独立した麻薬捜査班のリーダーに抜擢


買収に決して応じない市警のハミ出し者ばかりを集め ブルー・マジックの供給源を探すリッチー達の捜査を妨害するのはマフィアやそのシンパばかりじゃ無い 最大の障害は麻薬横流しで多額の利益を上げ続けるトルーポ部長刑事率いるNY市警麻薬特捜班 幼馴染みだがどうもフレンチ・コネクションと繋がり有って莫大な利益を享受してる友人との遣り取り 頼りになる仲間増えても給与は上がらないからやっぱり孤独で侘びしい貧乏生活してるリッチーの日常風景とそれとは段違いな成り上がり人生歩むルーカスが時折見せる残虐性や暴力描写を挟みつつ 漸く捜査線上に浮かび上がるフランク・ルーカス 毎朝5時に起床しバンピーから引き継いだ愛犬を散歩させハーレムの安食堂で独り朝飯(モーニング) 定時にオフィスに向かい防火扉の販売に家具屋や中古車販売任された兄弟や親族と打ち合わせ 日曜日は家族や親族と共に必ず教会の礼拝に参加し 愛妻家で外出する時は精々ハーレムの名士主催のイベントに顔出す程度の男に何故疑念を抱いたのか 其れは元マフィアの専属運転手で有りながら様々な企業やクラブ経営する成功者となったルーカスの回りに集るマフィアの姿が何処にも見当たらないから


疑念が確信に変わったのは色々有ってルーカスに寄生し甘い汁吸い始めたトルーポ部長刑事等の捜査介入 其れまで知らぬ存ぜぬを貫いていた幼馴染みから持ち掛けられた買収の申し出 W主人公で描かれる物語は高々5000文字前後では到底描ききれない様々な魅力的エピソードが語られるが申し訳無いけど端折ります 家族と組織の幸せだけを願っているのに 莫大な利益狙い周りに集る敵対マフィアやNY市警麻薬特捜班の影 キリスト教的価値観から弱者=麻薬中毒者を実の所心底軽蔑してるルーカスの闇の原点は後に色々語られるが 商品に手を出し銃乱射事件で捕まった弟の裏切り サイゴン陥落でベトナム戦争が集結し供給手段が途絶えたヘロインの配路 NY市警麻薬特捜班による強制捜査を口実に行われた恥知らずな略奪行為 プロ野球選手では無くルーカスの様な成功者に成りたい 有る意味自分のせいで道誤った甥っ子スティーブを始めとする親族達に留守を頼み バンコクに乗り込み何とかヘロイン供給ルートを新たに確保しようと奔走するルーカスに家族を守るため手を引く事も考えろとアドバイスする国民党軍の指揮官との遣り取り


1975年11月 再び訪れたサンクスギビングの日 尊敬するバンピーの後を継ぎスラム街で七面鳥の丸焼き配るルーカスを追い詰めるため遂に強制捜査に着手するリッチー達 スティーブの不手際で判明したヘロインの運搬方法 アパートの最上階に設けられたヘロインを粉ミルク缶に詰め直す作業現場で行われた銃撃戦とスティーブの逮捕 それから程無く日曜日の礼拝を終えたルーカスは待ち構えていたリッチー等捜査チームにより逮捕され長い無益な裁判が始まる 弁護士立ち会いの接見で頑固者なリッチーを嘲笑うルーカスだったがやがて2人は意気投合 共に散々な目に合わされたトルーポ部長刑事等 ニューヨーク&ニュージャージーに繁茂する汚職刑事や警官のみならず市警上層部や敵対マフィアを地獄の底へ叩き落とす復讐行脚が始まった 数百人の警官や刑事に幹部達が次々と拘束され有罪に 軽挙妄動が引き金となった責任を汚職仲間から追求されたトルーポ捜査官は何もかも失った末に拳銃自殺(……と言う事になっている)


特別捜査チームの功績を全て横取りしたワシントンの検察官達によりルーカスは全財産を合衆国政府に押収され懲役70年の実刑判決を受けるが 刑事を辞め弁護士となったリッチー・ロバーツの反撃により刑期は15年に短縮 それでも色々因縁付けた検察側の抵抗を何とか振り切りフランク・ルーカス受刑者が晴れて自由の身となったのは1991年の事 セントラル・ハーレムの光景はすっかり変わり果て此れからどうするかアテも無いがルーカスは悠然と街中へ足を踏み出す



★合理主義に基づいた効率化=選択肢を潰す事 善悪単純化した1神教的価値観による安易な弱者切り捨て だからアメリカ合衆国は何れ滅びるしかない 敢えて本編あらすじには加えてませんがリドリー・スコット監督ならではの強烈な皮肉を反映させるため敢えてバンピー・ジョンソンの死に様変えてます。 映画の中でオーバードーズにより野垂死ぬ麻薬中毒者のスケッチってまんま2022年のフィラデルフィアでありカリフォルニアの日常風景だもんな。


追記: 史実ではバンピー・ジョンソンが亡くなったのは1968年7月7日 お気に入りのソウルフードレストランで食事終えた直後の体調急変でした


なおリッチー・ロバーツは此れ書いてる段階で既に83歳だそうですが元気だそうです 弁護士は引退してます

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