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ブルックリン最終出口 90年

2022年3/8〜3/10タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割り込み投稿

【 アスベスト被害隠蔽に7万越える工員の大量解雇 かつては第一次〜第二次世界大戦の戦争特需に湧いた造船の街はこの街から他に行き場の無いホームレスや麻薬中毒患者に娼婦と男娼を始め合衆国の底辺に暮らす有象無象が(ひし)めくディストピアそのものと化していた 空母や戦艦の大量建造に関わり文字通り高収入な生活送ってた連中が酷い目に有ってたと書くと日本で暮らす私等はざまあみろとしか感じない訳ですが ほぼノンフィクションな鬱展開 見る人思いっ切り選びます 】


★でも妙にそんな光景を懐かしいと感じるのは私だけじゃ無いかも アメリカ版 豚と軍艦 61年 と言えるかな? 舞台背景となるブルックリン海軍工廠は1966年廃業しニューヨーク市に売却 今は民間船修理したり200の店舗が並ぶテナント街になってます


原題:LAST EXIT TO BROOKLYN

ブルックリン 最後の逃げ道

アメリカ&西ドイツ合作 1989年製作

1990年 三ヶ国(米独日)同時劇場公開作品

原作:ヒューバート・セルビー・ジュニア

Last Exit to Brooklyn 1964年

翻訳版は河出書房新社より1968年 河出文庫化は1990年


 令和4年3月8日 ロシアによるウクライナ侵略戦争は未だ泥沼状態 そもそも連中の目的は緩衝地帯(かんしょうちたい)の占拠でウクライナ人は端から根絶やしか追放前提 或いはナチスドイツがユダヤ人使った様に近隣諸国に難民押し付け 此れから侵略する敵対国の経済システムジリ貧にする紀元前の戦略だと見抜かれてるから世界中から袋叩き 兵士が畑から取れてたクリミア戦争の頃ならともかく 今時イデオロギーに洗脳され女子供老人手に掛ける様な正真正銘の人間の屑を最前線に送り込んでも操作が難しい近代兵器なんざ使える筈もなく 既にロシアの敗北は確定している訳ですが そもそも2日間で国盗りなんて大勝利前提で攻め込んだ方がどう終わらせるか手を引くか何も考えて無いとかで想定外に長引きそうです 


歴史学んだお客様なら御存知でしょうが 此れ蒋介石が仕出かした盧溝橋事件と同じなんだよ


なし崩しに第三次世界大戦に突き進むのは何としても避けたい だけどアフガンのみならずウクライナからも逃げるのかと世界中の人々が厳しい目を向ける中 経済も軍事もまともにやれない無能振りが露呈し 中間選挙でボロ負けしそうなアメリカ民主党と中共のプー NATOに加盟してるヘタレ政治家達が考えてる妥協案が 現ウクライナ政権幹部を海外へ脱出させ亡命政権を作らせる形で1時的にプーチン勝たせ面子保つその場しのぎな時間稼ぎ 何も決められず判断も出来ない岸田政権の意向受け日本の大手マスゴミも海外のお仲間同様あからさまな世論操作始めてますが 私みたいな高卒のボンクラにも見抜かれる程度の此れが上手く行く筈が無い 


だいたい其れ70年以上前にヒトラーやスターリン相手にまんま同じ事やったけど奴等正真正銘のDQNだったから止まらなかったじゃないか 勿論ゼレンスキー大統領筆頭にウクライナ共和国の皆様にも見抜かれてるから泥沼化は避けられません


とまあ連日連夜の報道その他から私が纏めた推測から始めつつ今回はこんな話を 原作本を本屋で立ち読みしたのは確か90年代半ば まんま昭和期の屋富祖の歓楽街か今じゃ跡形もない沖縄市の違法風俗街と色々被る描写有ったから読み耽っては見たもののはっきり言って登場人物はどいつもこいつも屑ばかり あまりの後味悪さに記憶の底に封印してた物語のDVD見付けたからついレンタル アメリカ人と合衆国に嫌悪感剝き出しなスタッフと出演者達が思いっ切りはっちゃけてますのでトラウマ必至な仕上がりとなりました。 小見出しでも警告した通り本当に見る人を選びますがかつて沖縄にも実在したその悍ましいドブと吐瀉物と排泄物の入り混じった光景が妙に懐かしく感じる奇特な人も居ると言う事で流して貰えれば幸いです


嫌な話だけどこんなスラムはアメリカ合衆国のみならずロシアやドイツやヨーロッパ各国にも今も健在 唯一の逃げ道は死ぬかそのまま壊れ続けるか 軍隊か更生施設に入り五体満足で再出発する権利手に入れるのは1握り 何でロシア軍兵士があんな事やれるのか理解出来ないお客様は一度挑戦する事をお勧めします 


但し自己責任で宜しく(苦笑)



【 此処に居ればやがて汚物に塗れ踏み潰された虫みたいな最後が待っている こんな生き地獄(ブルックリン)から抜け出したい……その一心で15歳で商船乗りになった原作者(セルビー)がアスベストが原因の結核に侵され片肺失い解雇されたのは20代半ば 殆ど病人そのものな元船乗りが独りで生きて行ける程この街は寛容じゃない ホームレスとなり路傍で這い蹲ってその日暮らししてた彼が発狂したくないと人々観察し必至に書き綴ったのがこの物語 登場人物の名や経歴は架空だし小説として色々誇張や悪趣味なユーモア交えてはいるがほぼノンフィクションだそうな 】


★出版したらアメリカのみならず世界中で売れスラムから生還 以降も色々書いてる彼が人生全うしたのは2004年76歳を迎えた頃


 1952年ニューヨーク市ブルックリン 朝鮮戦争勃発による軍関係の特需が有ったのは西海岸だけ 海軍造船所に鋼材卸す鉄工所組合のストライキは既に6ヶ月にも及んでいる 刑務所と工場行き来する人生歩み酒代もままならないヴィニーをリーダーするチンピラ達は娼婦トララと組んで小銭持ってそうな水兵を罠に掛け逃げ遅れた1人取囲みリンチ 其処へ急行した憲兵と所轄警官等に纏めて逮捕されそうになるが組合幹部のハリー・ブラックの取りなしと偽証で何とか逮捕を免れる 昔は真面目に労働者の味方やってた幹部(ハリー)の転落人生の始まりは妻の妊娠と出産


自身の趣味嗜好が同性愛者……しかもショタ系で有る事を長年隠してきたハリーは組合活動費をちょろまかし若者達に酒奢る形でおホモダチを物色 ハリーと同じ様にゲイである事を自覚し女物の下着穿いてまでヴィニーに秋波おくるジョー・ジェットに惹かれつつも同じくゲイのレジーナと関係を結んでしまう なお自身の趣味嗜好を兄に全否定されノーマルだったヴィニーに振られたジョーは薬物に手を出し酩酊している所をタクシーに轢かれ敢え無い最後を遂げる 


娼婦トララとヴィニー達が始めた次の小遣い稼ぎはトララを囮にしたハニートラップ 当初は次々引っ掛かる兵隊ボコり有り金奪う生活続けるが 何度もチンピラ達に見捨てられたトララは今度は将校狙った一夜妻に商売鞍替え やがて海軍のスティーブ中尉に本気で傾くが彼の律儀な手紙に心揺れたトララは今迄やってきた数々の犯罪に対する罪悪感からある日壊れる 大勢のチンピラや兵士達にレイプされボロボロになった状態で今度は浮浪者の慰み者となっていたトララを泣いて暴れ助け出したのはずっと彼女に片思いしていた食料品店で働く少年スクープだった。


労働争議続ける組合に業を煮やした鉄工所側は 騎馬警官や所轄署警察官に警備員を総動員し鋼材を倉庫から運び出すためトラックの縦列を突入させ組合員と全面衝突 放水銃に投石と警棒でのタコ殴り まるでゾンビ映画のクライマックスシーンを連想させる地獄絵図 ヴィニー達はハリーに雇われトラック会社襲撃 ガソリン撒き散らし火を放った事で大火災が巻き起こり騒乱は激化 会社側と組合双方の協力で犯人探しが始まる中、ハリーの組合費横領が発覚 幹部職のみならず鉄工所も解雇されたハリーに妻も子もレジーナまでもが掌返し 酔い潰れたハリーを介抱しようとしたスクープをレイプしようとしたハリーはヴィニー率いるチンピラ達の執拗なリンチ受け文字通り嬲り殺し


こんな陰惨なエピソードと同時進行で進むのがスクープ少年の姉ドナを孕ませたバイク好きな工員トミーと娘を傷物にした責任取れと迫る組合幹部の1人にしてスクープ&ドナの父親でもあるビッグ・ジョーの物語 厳格なカトリックでアイルランド系 拳で語るジョーといきなり父親となったトミーの殴り愛 まぁ色々有ってドナはアパートで長男ジョセフ出産 窓の向こう側では誰かが殴り殺されてたりレイプされようが教会やアパートの中は平和そのもの酔っ払った義父(ジョー)入り婿(トミー)の殴り合いで赤ん坊がテーブルから投げ落とされたり床に叩き付けられたりしてるが平和そのもの(汗) そうこうしている内にボイス組合長が現れ会社との交渉締結し半年間続いたストライキは終了 


そして物語は本当に取って付けたような大団円へ 工場へ向かう老若男女の労働者達の中には大分欠けた者が居るものの そんな些末事より自分の生活が何よりも大事な彼等は明るい笑顔で工場のゲートくぐる 


"働けば自由になれる" 


まんまその光景はアウシュヴィッツ強制収容所の入口に掲げられたあの標語を連想するんだけどもしかして狙ったのかな?


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