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ブリット 68年

2014年3/18ガラケー投稿 2020年8/18タブレット端末にて全面改稿開始〜8/21深夜脱稿

【 当時、劇場公開当時の売りは世界最高峰だったアメ車 1968年型フォード・マスタングGT390vs1967年型ダッジ・チャーヂャーによるフリスコ名物の急な坂道使ったカーチェイスと1927年創業のサンフランシスコ国際空港施設をフルに使った銃撃戦〜離着陸する飛行機を避けながらの追跡劇は今じゃ撮影不可能。 ちなみにマスタングもチャーヂャーも未だバージョン変えながら普通に販売してるそうですが メタボ化が相当進み、此処まで外見や中身も違うと もう別の名前で売り出すべきなんじゃ無いのかなとツッコミ入れたくなります。 最早タイヤとエンジン付いて道路走れるだけの狭い部屋だし(泣) 】


★Wikipediaによると犯人では無く刑事を主役に据えたこの物語は "太陽に吠えろ!" の元ネタになったそうです あのドラマ覚えてるお客様は此処にどれ程居るやら?


☆当時の発音はムスタング パワーは要らないけど安価で使い易くしたいから極力軽量化 ベビーブーマー世代狙ったスポーツカーに見える一般車なんだそうでこの映画が原因で日本じゃパトカーに導入される等、世界中に売れたんだよなぁ で、やはりメタボは駄目だろうって事で名品と呼ばれた1969年型Mach-1(マッハワン)を模した復刻版開発中なんだそうです。


原題:BULLITT

勿論主人公 フランク・ブリット警部補の名前から

アメリカ劇場公開作品

同年 年末に日本劇場公開

原作:ロバート・L・フイッシュ=ロバート・L・パイク名義

"Mute Wintness 無言の証人或いは目撃者 1963年"

翻訳はハヤカワ文庫より "ブリット" のタイトルで1977年出版

■但し舞台は東海岸だし主人公の名前も異なります



 ガラケーで旧版投稿してから6年経過し改めて当時の原稿再チェックすると……我ながらよくもまあこんな酷い纏め方したもんだとドン引きしてます。 なんにせよ偶々立ち寄ったレンタル店で日本語吹替&監督オーディオコメンタリーが入った新バージョン見付けましたので何とか読むに耐え得る内容目指し手直しします。 この作品を初めて見たのは子供の頃、具体的に何歳で見たんだと聞かれても当時の記憶はかなりあやふやです Wikipedia調べてみると淀川長治(よどがわながはる)せんせの77年日曜ロードショーが初放映となってますが 何故か荻昌弘(おぎまさひろ)せんせの月曜ロードショーの印象が有るんだよなぁ 声優さんもDVDに収録されてる内海賢二(うつみけんじ)さんでは無く宮部昭夫(みやべあきお)さんだった記憶が有ります 但し保証の限りでは有りません


幼稚園に通う前 私のお気に入りはメタリックグリーンの車体に黒のアクセントが入ったムスタング=マッハ1 (勿論ミニカーです) でした。 同居していた中学生の叔父から "本物が出るよ" と言われ期待しながらテレビの前で待機してたら 出て来たのは後ろ部分除いてマッハ1よりかなり地味なGT390(笑) 撮影当時はダッジのチャーヂャー同様最新モデルだったのですが車=爺ちゃんのオート三輪か親父が乗り回すウィリスMB(ジープ)しか乗った経験無くて 後はミニカーしか知らない私にはイマイチだった記憶が有ります。


後年NHKの特別放映にて中途半端な時間帯から字幕版見て ラロ・シフリンの音楽に嵌り 当時次々と復刻版パッケージでサントラCDが出てたのでしっかり購入 この連載始めた頃に無性にあのカーチェイスシーンを見たくなり折角だからと日記感覚で投稿 とは言え初稿書いてた頃はかなり欝モードだったのと映画見た印象だけで裏取りすらせずに勢いのみで纏めたから内容はイマイチ 当然ながら感想や反応も有る筈も無く (当時1桁或いはPV0も当たり前だった) そのまま書き逃げ状態 稚拙ながらも実際、読んでくれる相手意識して書く様になったのて250話以降なんじゃないかな 未だ手直し出来ない初期の文章は読み返すと恥ずかしい限りです なお当時のお約束として


"合衆国にマフィアなる組織は存在しない by ジョン・エドガー・フーバーFBI長官 1924年〜亡くなる1972年迄在任"


マフィアの名前が使える様になったのは爺退場し 映画 ゴッドファーザー劇場公開=1972年辺りからとなります(^_-)


旧版でも書いときましたが当時は独裁者フーバー長官や共和党&民主党の重鎮政治家に大統領経験者 CIA=合衆国中央情報局に協力する見返りにLSDやヘロインの製造流通 果てはラスベガスの乗っ取りに励むマフィア組織の全盛時代。 日本もそうでしたが対抗する有象無象に至っては 仏教用語で言う所の "野弧禅(やこぜん)=簡単に説明すると勉強だけは出来るお馬鹿ちゃんばかり……細かな説明すると長くなるから 検索するなり自分で調べるなりして下さいな" 


その反動から保護者達の凋落と組織の老朽化を突いて体制の入れ替わりに成功した自称正義の味方によるマフィア一斉摘発は合衆国に何を(もたら)したのか やたらと増えた貧困層の暴動に弱者狙った無差別殺傷事件の報道見てるとチベットスナギツネの眼差しになるお客様の方がよく御存知かと(黒い笑) 公開されてから半世紀以上、未だ名作扱いされてるのはそんな時代背景も有るからだと理解しながら鑑賞すると一層楽しめるそんな物語 ハリウッドにかかるマフィアの圧力が消えたからこんな作品作れる様になりました。



【 1968年 其れは "薄汚いマフィア組織を排除して" 古き良きアメリカを取り戻すと立ち上がったロバートFケネディ司法長官を筆頭とするリベラル勢力と "綺麗な川や海では多彩な生き物が生活出来ない事を経験から知っていて" マフィアを始めとする暗部との妥協による 表向きな世界の安定と自身の栄華を維持したいフーバー長官を筆頭とする保守派の暗闘が続く最中行われた細やかな裏切りと殺し合い その顛末を現場で見届けたとある警部補の物語 とは言えメインとなるのは推理と謎解きそしてアクション そんな作品です。 】


★まあ何方が圧倒してもアメリカの未来はお先真っ暗(グッドブリテン)だった訳ですが……そもそも手段選ばない邪道なやり方で戦争に勝ってしまったのが運の付き かなり台詞や説明描写を排除した映画ですので史実参考にした独自解釈入ります。 正しい粗筋については大手検索サイト等をご利用下さい


犯罪組織(マフィア)の名称使えなかったから企業連合或いは(どちらも)中央機関(シンジケート)の表記になってます。



 1968年秋・金曜日深夜 アメリカ合衆国東部の巨大都市シカゴ アウトフィット(マフィア)は内乱期を迎えている 6月に起きたボビー・ケネディ司法長官暗殺事件を期に始まった捜査当局の締め付け 様々な司法取引の末にシカゴへ帰って来た先々代ボス(サム・ジアンカーナ)の不在中に組織掌握した現ボス(ジョン・セローネ)との不仲 芸能興業でそこそこ荒稼ぎしていた ジョニー・ロス が 実兄ピート・ロス 率いる処刑チームに命を狙われたのは200万ドルもの売上を横領していたと言う密告が有ったからなのだが 明らかに殺す気皆無な銃撃戦からこの物語は始まる。 黒髪中肉中背なのは分かるが顔がハッキリ見えない組織の裏切り者(ジョニー・ロス)は事務所襲撃を逃れ 裏口で待つ(ピート)と挨拶を交わした後、車に乗り込み行方を眩ませた。


翌朝の土曜日 シカゴから3400km以上離れた (ちなみに飛行機で4時間近く 車だと31時間) 西部の沿岸部サンフランシスコ・マークホプキンスホテルに現れる "仕立て上げたばかりの高級スーツに身を固めた黒髪中肉中背の怪しい男" は ホテルのフロントでシカゴ訛りの独特な言い回しで ジョニー・ロス宛に届いている筈の郵便物の有無を確認 そのままホテルを出てタクシーを拾い途中、公衆電話で何本か連絡を取り姿を消した 同じ頃フロント係は職場を抜け出しとある人物へ緊急連絡 多分劇場で此れ見せられたお客様は何が何だか分からなかったと思うが此処までは全て後半への伏線 DVDで楽しむならラスト見た後スキップして確認すれば色々見えてくる遊びです。 


シカゴ発な国内線最終便は今も夜間21時前 "夜明け前の第1便に乗ったとしてもシカゴから土曜日早朝のサンフランシスコに辿り着ける筈が無い" だとしたら後刻ジョニー・ロスと名乗り主人公達の前に現れるこの男は一体誰なのか シカゴアウトフィットの内情を熟知し公聴会で証言する代わりに身柄保護を要求するロスが何時 ウォルター・チャーマス民主党上院議員 と接触出来たのか? 給与とは不釣り合いな恵まれた生活送ってる議員自身 叩けば叩く程ホコリだらけなんですわ(黒い笑) まあ口先だけはマフィア撲滅叫びながら影で便宜図ってた政治家なんて世界中に居ますから今更でもないかな。


そして長い前振りの末 漸く主人公 サンフランシスコ市警第1課に所属する フランク・ブリット警部補の登場



 君なら彼を護れる筈だ 出会い頭に相手を煽て上げその場凌ぎの嘘デタラメをまくし立てる議員先生ぐらい信用出来ない相手は居ない。 マフィア組織壊滅を公約に掲げ最近じゃ市警上層部と懇意にしてる 司法長官気取りなウォルター・チャーマス民主党上院議員にいきなり呼び出され 胡散臭い証人の警護を命令された フランク・ブリット警部補は不機嫌の極みに有った。 


仕事柄仕方が無いのかも知れないが未だ身を固めず 最近の週末は専ら設計事務所に務めるキャシーと休暇を過ごす主人公(フランク)が自宅アパルトメントに戻ったのは朝の5時。 休み2日目の朝、同じく 親父=サム・ベネット警部 に叩き起こされ不機嫌モードな相棒 デルゲッティ部長刑事 に急かされながらも有りったけのインスタントコーヒーで不味い泥を作り魔法瓶に詰め向かったのはアッパーサイドの高級住宅街 警護対象のジョニー・ロスは組織を追われ昨夜遅くシカゴから此処サンフランシスコに逃げ込み議員に保護を要請したらしい 事情を聞けば聞く程胡散臭ささが増すそんな貧乏クジに主人公を推薦したのは上司ベネット警部だと聞かされ更に不快さが増す。 


何故、捜査課の警部補の名前や経歴を知り政治屋に媚びない上司の名前を出し平然と嘘をまくし立てたかのか? 途中署に電話し情報の裏取り 依頼内容にきな臭さを感じた主人公とベネット警部は端から議員先生に疑いを抱いている。 念の為に応援要員としてスタントン1級刑事が加わり3人で周囲を警戒しつつ 証人が潜伏するダニエルズホテルへ 其処は身辺警護に露骨に不向きな狭く暗い廊下とエレベーター 裏口には侵入が容易な非常階段が有り窓際からフリーウェイが眺望出来る 正しく最高なロケーション……こんな場所ならどんな間抜けでも証人を殺し逃げおおせる事が可能 あの阿呆(ウォルター)は何考えてこのホテルを確保した? 何にせよ3人の刑事が40時間交代しながら立て籠もってれば何とかなる 今更市警の予算で滞在先を変える訳にもゆかず始まった警護任務。

 

寝不足気味の主人公(フランク)は仮眠を取ってから警護に参加 最初の8時間はデルゲッティが護衛担当し中夜勤はスタントンが担当 深夜から昼前を主人公が引き受ける事に 以降は休暇明けのメンバーを掻き集め対応すればどうにか出来るだろう とは言え証人保護の情報が事もあろうに当のジョニーから組織へ流れていたとは思いもしなかったサンフランシスコ市警はまんまと裏をかかれる事になる。 


深夜ホテルに現れたウォルター上院議員とその友人を名乗る2人の男達 緊急連絡を受け当直任務にあたる警官等に合流すべくアパルトメントを飛び出した主人公の救援は充分間に合う筈だったが 隙を突いてこっそりドアチェーンを外していたジョニーの裏切り行為により スタントン刑事は大腿部を撃たれ重症 内通者のはずなジョニーも容赦無く頭を撃たれ瀕死の状態で救急搬送された。 病棟では当時も今も極めて珍しい黒人当直医ウィラードによる懸命の延命作業が続く 深夜駆け付けたウィラード議員とその取巻きは主人公とベネット警部を責め立て深夜勤務に勤しむ黒人看護婦や医師達の姿に表情を一変させ何故この病棟に白人の医師や看護婦が居ないのかと喚き出す。 


搬送作業を監視していた刺客相手の深夜の攻防戦 辛うじて証人の再襲撃は撃退に成功したものの刺客を取り逃がし 早朝容態が急変したジョニー・ロスは意識を取り戻さないまま死亡 スタントン刑事の証言から明らかになる様々な矛盾 


『議員の事は俺が引き受ける お前達はホシを挙げろ。』 


ベネット警部の後押しと救急病棟のウィラード医師やケナー医師 馬鹿の不用意な暴言聞いて激昂した当直看護婦達の全面協力の元 ジョニー・ロスの遺体は密かに市警の遺体安置所に隠され死亡証明書や治療記録も隠蔽し時間稼ぎ 月曜日の捜査本部公式発表が開かれる前に事件を解決する 動き出す主人公(フランク)相棒(デルゲッティ) 早朝病棟に現れジョニーを連れ出そうとするウォルター議員達と病棟&ベネット警部の抵抗 聞き込みと情報屋エディとの接触で明らかとなる時系列の可笑しさ 


再び主人公の尾行を始めたマフィアの刺客達を逆に追い詰めての壮絶なカーチェイス 結局刺客達は運転誤り工事現場に突っ込み即死 密かに始まった司法解剖で明らかになる証人の正体 指紋と遺体写真をシカゴに送り判明した彼の名はアルバート・レニック 単なる自動車セールスマンであり大金と夫婦での海外旅行を提示されジョニーの影武者を演じた事が判明 シモンズの偽名で空港近くのサンダーボルトホテルに潜伏している妻ドロシーの身柄を抑え事情聞くために駆け付けたが既に手遅れだった。 本物のジョニー・ロスに締め殺されたドロシーの遺体を成り行きで目撃してしまったキャシーは主人公に当たり散らし別れ話を切り出すのだが……まあこの辺りのエピソード細かく書いても誰も喜ばないから省略します カーチェイスも含め本編見て下さいな。


だがジョニーは致命的なミスを犯した 市警総出で行う遺留品調査とシカゴ当局から送られて来た追加情報により ジョニーは今夜飛行機で逃亡を果たす積もりだと判明し狭められた包囲網 


『殺されたのはたかがこの国に馴染めなかったイタリア移民の貧乏夫婦じゃ無いか 彼を証言台に立たせる事が出来れば私と君はシカゴシンジケートを壊滅に追い込んだ英雄になれるんだ。』 


この後に及んで尚もジョニーを無傷で捕らえる事に拘るウォルター議員には主人公達が何故犯人を許せないのか理解出来なかった。 


裏をかいてロンドン行きの便に乗り換えたものの主人公に行動を読まれた犯人(ジョニー)は隠し持っていた拳銃を手に激しく抵抗するが 的はずれな銃撃は空港に詰めている警備員達の暴走を招いた 応援に現れた所轄警官を撃った間抜け(ジョニー)はフランク警部補とデルゲッティ部長刑事に撃たれ即死 モノと化した犯人にコートを被せ群衆の目から逃れさせたのは主人公だけ 証人が撃たれる瞬間に立ち合わせたウォルター議員はただ不満げに空港を後にする。


月曜日 事件の後始末を終えまたしても朝帰りとなった主人公はヘロヘロな状態で誰も居ない筈のアパルトメントへ 何時もの様に路上に停められたキャシーのワーゲンに気付かず部屋の鍵を開けたフランクは待ちくたびれてベッドに眠る彼女を発見 別れ話を切り出した相手とどうやって仲直りするか? 取り敢えず顔を洗って考えようか鏡に向き合い考えこんだ。  



ちなみにこの作品 テレビ出身の俳優&女優がメインです。 

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