マックQ 74年
2022年2/20〜2/22 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割り込み投稿
ダーティハリー路線狙ったジョン・ウェインの異色作 なお足腰駄目で走れないからかなり監督激怒したらしいですが……還暦オーバーじゃ無理もない
【 火力こそチカラでありチカラこそ正義(高笑い) デカくてゴツいが何処からどう見てもお年寄りなジョン・ウェイン演じる御年67歳の奥の手は 下手なマフィアの殺し屋纏めて返り討ちなマシンピストル=イングラムM10と車に予備まで積んである44マグナム 今では撮影不可能な海岸線でのカーチェイスに全国チェーンのファストフード台頭で廃れたシアトル系カフェ文化 日本じゃ絶対に無理なボートハウス等々の小ネタ満載 当初はダーティハリーとかマックイーンのアクションシリーズ意識したけど 続編オミットとなりイロモノで終わった大作になります 】
★映画売れた云々ともかく威力抜群なイングラムM10は滅茶苦茶売れたそうな そもそも何でこんなタイトルに? ツッコミ入れたらきりないよ 当初は Mc Q=マックイーン と読んで貰う積りだったけど流石に怒られたそうでマクヒューに変更
☆実はダーティハリーの主人公ハリー・キャラハン警部役に最初に抜擢されたのはウェインでした ある意味此れはリベンジ作品とも言えます。
原題:Mc Q
主人公の名前ロン・マクヒュー警部補のニックネーム
クソ野郎のもじり(笑)
アメリカ 劇場公開作品
同年 日本劇場公開
❖月刊少年チャンピオン 1974年6月号にてコミカライズ
作画担当:すがやみつる (代表作ゲームセンターあらしや仮面ライダーストロンガーやアマゾン等)
令和4年2月20日 ロシア代表フィギュア選手の薬物濫用公認に加え まんまと共産党に買収されたIOC役員や審判による公平な競技の妨害等々…………もう醜聞数え上げれば切りのない史上最悪の愚挙=北京冬季オリンピックが漸く終わりました 後はちょっと間を開けてからパラリンピックに突入する訳ですが そもそも雪が降らない場所でスキーやスノボ競技を開催してるあの国でまともな大会運営出来るのか 正直死者が出るかもと心配してます 何はともあれ参加選手が拉致されたり行方不明とならない事を祈りつつ と言うか金の亡者がやりたい放題でも既存マスゴミが証拠隠滅図ったりと胸くそ悪い展開ばかりだった こんな無様なイベントなんざ二度とやるなと願いつつ今回の作品紹介を
実はソフト化されてるとは思わなかった(苦笑)
私も世代じゃ無いから其処まで思い入れ有りませんけど まんまダーティハリーかブリットの続編みたいなノリで ワシントン州シアトル市警察に内通者入り込ませてる麻薬組織と対峙するのは 身長193cmで体重については見ての通りな灰色熊の化身かジャイアン 風格有り余り過ぎて場違いなジョン・ウェイン演じる孤独な刑事マックQ警部補 敢えて70年代の刑事ドラマで例えるなら 太陽に吠えろの石原裕次郎のオジサマが若手刑事押し退けショットガン片手に現場に出張る様なモノ 何か狙った様に大昔の日活アクション作品みたいなBGMが流れるから物凄くイロモノ臭がするけど フォローしますが決して面白くない訳じゃないんです
明らかに殺人課課長か警察署長がしっくり来る主人公が 平均身長170cm前後な見た目も風格も遥かに格下なオジサン達に捜査妨害されたり怒られるシーンに物凄く理不尽さ感じるだけ 途中で流石に拙いと気付いたのか色々やらかし本当は殺人課警視だったけど降格されたとか 依願退職し私立探偵として反撃開始しますがぶっちゃけ辻褄合わせ なお愛車は当時最新鋭で30代の男達の垂涎の的だったポンティアックのトランザム1970年タイプ 離婚し独り暮らしだから家の代わりにボートで寝泊まり どう考えてもらしく無いと感じるのだけれどどうよ
【 なお当該作品タイトルでタブレット端末やスマホ検索すれば 本編からピックアップされたと覚しき本当に珍しいジョン・ウェインのカーチェイスシーン見れますが惜しむらくはその演出 最近ニュース番組や動画サイトでやたらと見掛ける "お爺ちゃんお婆ちゃん悪い事言わないからそろそろ免許返納しようよ(・o・;) " となる運転免許センターの晒し者映像が目白押し 此れがマックイーンとか最近のアクションスターだったら単なる乱暴な運転で終わるんだけどね 御年67歳の大スターが此れやるともしかして認知症?となり 滅茶苦茶心臓に悪いです(苦笑) 】
★そもそも彼に似合う車ってジープかハンヴィー 軍用車としても使われた1941年型のフォード 或いはピックアップトラックやダンプだと思います 当時の日本車は流石に無理よ 三輪車運転するサーカスのクマな絵柄になるし
夜明けの前の街で独り追い詰められたかの様な表情を浮かべる男 主人公に長年連れ添った相棒で殺人課に所属するスタン・ボイル刑事が行ったのはとある副業に関わった二人の同僚 エイトソン・ハイアット巡査とウォーリー・ジョンソン巡査部長の暗殺 証拠を隠滅し黒幕と覚しき男にサイレンサー付の拳銃を引き渡したボイルも背中から撃たれ後を追う 近隣のボーイング社やピュー・ジェットサウンド海軍工廠で連日連夜行われる反戦運動のデモ鎮圧に駆り出されていたシアトル市警察署の初動対応は遅れに遅れ 意識不明の状態で救急搬送されたボイルは彼が手に掛けた同僚と同じく結局助からない
麻薬密輸等、色々黒い噂ばかりな容疑者=サンチャゴ国際運送のマニー・サンチャゴ社長と色々揉めた挙げ句命狙われ 近所迷惑にならないからとヨットで寝泊まりしていた主人公=ロン・マクヒュー=通称マックQ警部補 主人公が事件を知ったのは同僚で幹部候補のJ.Cディヴィス警部補の緊急連絡 病院へ駆け付けようとしたら偶々ヘロイン買う小遣い稼ぎに車上荒しやってる阿呆と遭遇し追跡 其処へ忍び寄って来た別口の殺し屋アーリー・サミュエルズと撃ち合いになるがたった1発で返り討ち 殴られたら倍返し……まるで西部劇の保安官かインディアンを狩り立てる騎兵隊なノリで捜査を行い前回の事件も犯人は全治4ヶ月 相棒の仇討ちヤラせろと息巻くマックの元部下で殺人課警視から降格された主人公の代わりに捜査本部取り仕切るエド・コスターマン警視は 刑事続けるなら軽挙妄動は謹んでくれと説得するが馬耳東風
俺に喧嘩売り相棒手に掛けた黒幕はサンチャゴに決まってる こわ~いイタリア移民なオジサン達の会合に呼ばれ 今朝飛行機でカリフォルニアからトンボ返りして来た当の容疑者はクソ野郎が生き延びた事に不満気だったがボイル刑事が瀕死の重体と顧問弁護士から聞き生還祈ってたとは知る由もない
容疑者監視してたら見慣れぬ余所者が数人程 尾行途中のレストランで相棒の死を知りトイレで用を足すサンチャゴをボコボコに殴り倒す 確かにとある筋から入手した東南アジア製のヘロインを街に増えたヒッピーや犯罪者紛いの連中に売ってるのはサンチャゴだったが 此処数ヶ月は別口に商売邪魔され会社の経営は色々危ない ことあるたびにサンドバッグみたいに殴られ微罪で警察署に連行されてるから主人公を殺してやりたいと思い暗殺者雇い入れてるが スズメ蜂の巣に喧嘩売る気は毛頭無かったがどうも我慢の限界だったらしい 病院送りとなったサンチャゴからの告訴 前回やらかした容疑者ビルの屋上から投げ落とし全治4ヶ月の重傷負わせた件 パパに言い付けお前をクビに……デモ参加者に絡まれ思わず膝を蹴り砕いた件も警視にしっかり見られ 主人公は暫く謹慎処分を命じられるが捜査邪魔されご機嫌斜めな彼は辞表を提出
かくして捜査やらせれば被疑者や街のダニが死屍累々な滅茶苦茶凶暴な灰色熊は野に放たれた とは言え民間人が勝手に捜査始めたらブタ箱一直線 警察組織に見切りつけ早々にリタイア 今は浮気調査専門の私立探偵やってる先輩ピンキーの事務所に押し掛け名ばかりの私立探偵として動き出す ちなみに登録手続は先輩やJ.Cに手伝って貰い 当面の活動費その他は地元の名士フォレスターと再婚した元妻のエレインから借りる ちなみに今作の登場人物は全員ウェインの元共演者らしいが私あんまり詳しく無いので詳細は勘弁を 殉職した相棒の若い妻ロイス・ボイルの意味深な発言と露骨な誘惑 プロバスケットボールに入れ上げる黒人情報屋ロージーから仕入れた サンチャゴと三人のマフィア構成員によるシアトル市警に保管されたヘロインの強奪計画 どうもロイスと別居し酒場の非合法売春婦マイラと宜しくやってたらしい相棒の裏の顔
末端価格200万ドルのヘロインを強奪した三人のマフィア構成員との銃撃戦とカーチェイス まんまと奪われたヘロインは何者かがすり替えた粉砂糖 捜査邪魔するなとコスターマン警視に怒られ探偵免許取り上げられるが 有益な手掛かりが手に入った 市警の内部監査やってる古馴染み=フランクリン・トムズによると警察内部にサンチャゴの内通者が居るらしい 押収され市警に厳重保管されてた筈のヘロインを街で売り捌いているのは誰なのか 互いに疑心暗鬼に陥ったサンチャゴとマックQ その辺りのゴタゴタは滅茶苦茶長くなるからばっさり省くけど ボイル等を使い市警が押収したヘロインを入手し小遣い稼ぎしてたのはトムズ内部監査官と不誠実な夫を切り捨てたロイス 奪ったヘロインの隠匿場所は 寄りにも寄って主人公の愛車トランザムの助手席の中 証人殺されまんまと麻薬横領の罪着せられた主人公の反撃によりトムズは死亡 マックQこそが商売仇と信じ麻薬の横取り狙うサンチャゴと顧問弁護士に3人のマフィア構成員を相手した海岸線でのカーチェイス
其処で主人公が持ち出した奥の手はM10マシンピストル ちなみに当時の法律上は拳銃扱いだったから個人所有合法だったらしい 精々ライフルとトレンチガンしか持ってない悪役共は皆殺し 最後までマックQこそがシアトル市警からヘロイン盗み売り捌いてた黒幕と勘違いしたまま蜂の巣になったサンチャゴは浮かばれない(苦笑) 漸く駆け付けたコスターマン警視とJ.C警部補に警官隊 唯一生き残った悪党ロイス・ボイルには此れから長い長い裁判が待っている どうもこうなる事予想してわざと邪魔したり泳がせてたらしい悪友共 お前さんはやっぱり首輪付いてないと安心出来ないと警部のバッジ返されたが此れからどうする 取り敢えず仕事終わったし1杯引っ掛けよう 後始末は所轄警察官達に任せバーへ向かう主人公と3人の男達を映し物語は大団円
❖時代背景から軽くお浚いを 海外ではベトナム戦争が泥沼化 アメリカ国内では戦争を理由に増税に次ぐ増税 農業地域での小作人大量解雇によるヒスパニックやアフリカ系そして白人屑が暮らすスラム街が都市部に急増 別の作品でも紹介した様に黒人を中心とした公民権運動がマルコムXやキング牧師暗殺された事により過激化 税収不足を口実に生活保護等の盟約をいきなり反故にされたインディアンと一括で呼ばれる先住民族の其れも治安当局が実力行使で弾圧したり 自称自警団名乗る阿呆共が参加者殺したから此方も武装化
やる事成す事ヘマ繰り返したアレコレにトドメ指す形となったのは 本来なら東南アジア各国に伝手を持つモン族に栽培させ精製技術指導し 彼等独自の流通システム通して北ベトナムや中華人民共和国の官民に蔓延する筈だったヘロインのアメリカ国内逆流現象(黒い笑い) やがて其れは中産階級の貧困化から自然発生するベトナム反戦運動とかヒッピー文化とやらに繋がる訳だが其れはさて置き 特にシアトルはベトナム戦争の後方基地で有り各種軍需工場とその警護行う軍事施設が隣接 要するに戦死者後送ついでに棺桶にドライアイスや緩衝材に紛れ込んだのは何なのか? 此処まで書いたら大体想像付くかな
軍部のみならずCIAやFBIもズブズブと関わった忌まわしい小遣い稼ぎは 合衆国全域のみならず 近隣のカナダに南米諸国をも腐らせようとしていた 何せ原価は酒や各種興奮剤なんか比較にもならず 依存性に至っては段違いだから文字通り顧客からは死ぬまで搾り取れる 漸く事態の深刻さに気付いたニクソン大統領は麻薬戦争なるものをぶち上げ 各州の警察官や保安官の尻を蹴り飛ばすが先立つモノが貰えずましてや政府組織が関わってる事案も多々有るから及び腰 だから悪即断なダーティハリーや妥協クソ喰らえなブリットが大ヒットしたのだが勿論この物語のテーマも麻薬汚染となる




