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53話 姫咲さんと応援

「フレー! フレー! (あ・ま・ね)!」


「ちょ、姫咲さん、なんで体育祭でチアガールの格好してるんですか。あと僕は現在競技に出ておりません」


「あ、そこにいたのか普。どう? 似合うだろ? 普のためにわざわざ着替えてきてやったぞ!」


「走ってる時にそんなことされたら恥ずかしくて死んでしまいます。止めてください」


「ええー、せっかく用意したのに。ほらほら! このポンポンも良くね!?」


「良い悪いはともかく止めて下さい。これは部活動の大規模な大会ではありません」


「うーん勿体無いなぁ、仕方ない、返してくるか」


「そんなに言うなら放課後にでもじっくり堪能しますのでその時でお願いします」


「やっぱり君はそういう奴だよな」

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「普ー! もっとまともな小説読みたいぞー!」
「それならばこちら≪孤児院出の魔法騎士≫がオススメですよ姫咲さん」

『小説家になろう 勝手にランキング』
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