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292話 姫咲さんと八方美人
「普! 私は八方美人を目指そうと思うのだが!」
「八方美人? 貴女は愛想は比較的誰に対しても良いのではないですか?」
「えー、そう? じゃあ今のままでいい?」
「いいんじゃあないですか? いや他に治すべき所は無限にありますけども、少なくとも立ち振る舞いに関しては」
「そっかー、じゃあまぁいいけど」
「どうして急にそう思われたのですか?」
「いやなんか八方美人って絵になるじゃん? 拳銃と美女とアンマッチ具合が」
「発砲美人ですか。貴女はどちらにしても拳があれば拳銃などいらないでしょう」




