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235話 姫咲さんとエイプリルフール

「姫咲さん、留年は何とか免れたみたいですけど、成績ギッリギリらしいですから新学年早々毎日補習らしいですよ」


「おーそうか(あまね)ー、あちゃー」


「更に遅刻の回数もかなり減らさないと今度こそ留年になるみたいですね」


「まいったなー」


「あと、そんな姫咲さんに目をつけた教師連盟が入れ替わりで姫咲さんの授業態度を毎回監視するとも聞きました」


「ほー、ソイツは不味いなー」


「何でそんなに棒読みな返事なんですか姫咲さん」


「ははは! だってわかってるさ! 今日がエイプリルフールだって事!」


「……姫咲さん、今はもうお昼過ぎです」


「うん、それで?」


「エイプリルフールは4月1日の午前までですよ」


「え?」

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「普ー! もっとまともな小説読みたいぞー!」
「それならばこちら≪孤児院出の魔法騎士≫がオススメですよ姫咲さん」

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