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217話 姫咲さんとホワイトデー
「姫咲さん、バレンタインではチョコレートありがとうございました。今日はゆっくり楽しんでいって下さい」
「せんきゅー普! しっかし高級そうなディナーとは中々洒落たお返しじゃあないか」
「喜んで頂けて何よりです。こっそりアルバイトで稼いでおいた甲斐がありました」
「私ら位の歳ならフツーぬいぐるみとかクッキーとかじゃないか? 大人びているなー!」
「姫咲さん」
「うん? なんだ? 真剣な顔して」
「これもどうぞ」
「こ、この手のひらサイズの箱は……!」
「勉学の御守りです。学年末テストの追試、頑張って下さいね」




