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168話 姫咲さんと冬眠
「普……眠い……」
「いつも朝は眠そうですが、今日は一段と眠そうですね姫咲さん。目を閉じたまま歩いていると危ないですよ」
「んー……ヤバイなー……」
「寝るのならばちゃんと布団に入らないと。というか今寝ると道端で寝る事になりますよ」
「熊だってカエルだって冬は寝るんだしさ……人間だって冬の間は寝るべきなんだよ……」
「どういう理屈ですか。もうちょっと頑張って下さい」
「クリームパンが空を舞えば……そこは安息の地となるだろう……」
「え?」
「おしるこの海で今日も幸せ……」
「……まさか、最初から全て寝言だったというのですか」




