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獣達の騎士道  作者: 春野隠者
辺境の小さな英雄
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転進

昨日に引きつづき連続更新

 息を切らせて砦に入ってきた男を見たロズヴェータは、瞬間的に何か良くないことが起きたのだと理解した。急使に選ばれた男は、泥に汚れ、顔は青白く悲壮感を漂わせていたからだ。

「何があった!?」

 思わず怒鳴ってしまったロズヴェータの声を抑える様に、大柄なミスキンドが急使として走ってきた男に水を差し出す。ロズヴェータに向かって視線をよこすミスキンドに、己の失態を感じたロズヴェータは、深呼吸をして落ち着きを取り戻そうと息を吐き出した。

 革袋に入ったそれを一気に飲み干すと、急使の男はロズヴェータに向かって叫ぶように言った。

静か森の矢(クラシカ)傭兵隊及び黒羊の角(ゲルルニア)率いる別動隊が、遭遇戦により敗退! 辺境伯側に押し込まれています! 至急援助を!」

 その急使に、ロズヴェータは思わず顔を歪めた。

 しかめっ面のヨルヴィータの傭兵団が、敵との遭遇戦に敗れたという報告は、その場に集まった指揮官達に思いのほか大きな衝撃を与えた。

 しかめっ面のヨルヴィータ率いる傭兵隊静か森の矢(クラシカ)は、堅実な運用を心掛けているはずだった。この依頼の最初でも、防御に徹すべきとの論戦を展開していたくらいだ。

 だからこそ、別動隊を任せて大きな功績はなくとも敗北も小さいものだろうと、期待していたところだったが、遭遇戦による敗退! 出会いがしらに乱戦にでも巻き込まれたか!?

 即座の決断が必要だった。進むにしろ、戻るにしろ、ここからは決断の速さこそが勝敗に直結する。

 腕を組み、天を仰いでロズヴェータは、一瞬だけ目を瞑る。

 進むか、戻るか。

 頭を真っ白にしてロズヴェータは、天を仰いだ。

「……──っ!」

 ──戻る!

 勝利の条件も、敗北の条件も抜きにして、ロズヴェータの頭に最初に浮かんだのが、友軍を見捨てられないという思いだ。

 ならば、それに従うまで。

 目を見開き、急使の男を再び見た時ロズヴェータの心はほとんど決まっていた。

 急使の男の側に膝をつき、その肩を強く掴むと、視線を合わせてロズヴェータは、言い切った。

「必ず助ける。敗北した位置と敵の様子を教えてくれ! ユーグ! 聞き取りを、後は指揮官をみんな集めてくれ!」

「はいっ!」

 ユーグの背が見えなくなる前にロズヴェータは、声をあげる。

「ラスタッツァ!」

「はぁいよ」

 ちょうどその場にいた酒保商人に、捕虜の買取を依頼する。

 この砦を落とした時から、捕虜の処遇については、考えざるを得なかったのだ。結論は既に出ていた。それが少し早まっただけ。

「んふふ、まいどぉ」

 にやりと笑いながら、ラスタッツァは屈強な奴隷の数にそろばんを弾いていた。

 すぐにその様子からロズヴェータは、目をそらす。

 ラスタッツァとじっくり商談をすればあるいは、値段を引き上げることも可能かもしれない。しかしそれをやっている暇はない。あったかもしれない利益など今は考える暇はないと、ロズヴェータは思考から切り捨てる。

「ガッチェ、三頭獣ドライアルドベスティエに出陣の準備! ヴィヴィ、物資の配分を頼む! 三日分だ! バリュード、ルルを呼んできてくれ! あとだれか地図の用意を!」

 地図を持ってきたメルブを捕まえて、ロズヴェータは南の村の村長の息子エフレムを呼んでくれるように頼む。

 一通り指示を出し終わったロズヴェータは、地図を見下ろす。

 すでに周辺の地図作成は終わっていた。後は、急使の男からの情報を地図に書き加えて行くだけだ。

 しかめっ面のヨルヴィータらが進んでいた経路は、ロズヴェータ達よりも東の地域だ。

 情報では、確実な辺境伯家の勢力圏から出た途端に敵とぶつかり、そのまま敗退したようだった。

 最短経路で戻るなら、一度熊さんの村(クリーグック)まで戻らねばならない。

 東側のどこまでが敵の勢力圏かわからない以上、呑気に戻るわけにはいかない。確実な勢力圏まで走り抜けるしかない。

 ──いや、もう一つある。

 ロズヴェータの視線は、現在の砦から東に抜ける経路に注がれていた。

 だが、冒険的すぎる。

 敵の勢力圏を一気に走り抜け、北から敵の砦を落として勢力圏へ戻る。

 できれば理想的。しかし、可能なのかそんなことが。

 自問自答するロズヴェータの目の前に、メルブに呼ばれたエフレムが到着する。

「エフレム、赤手イゴーロールとしての知識が欲しい。東の砦の情報だ」

 未だ指揮官全員は集まらない。だが寸暇を惜しんでロズヴェータは、エフレムに尋ねた。

「なんなりと」

 敵の数、砦の規模、そして指揮官の有無等必要な情報を尋ねると、ロズヴェータが決意を新たにするのと、指揮官達が集まってくるのがほぼ同時だった。

「どうしたんだい? 急な招集だけど……」

 猛牝牛ヒルデンスレギのナーサを始めとしてぞろぞろと集まってきた指揮官達を、ロズヴェータは、鋭い視線で睨むように見た。それだけで歴戦の彼等には、ただならぬ事態が起きたのだと察せられた。

「別動隊が敗れた。これより我らは転進して友軍を救う!」

 ロズヴェータから端的に告げられた事実に、彼らは言葉を失った。一瞬の間をおいて理解が追いついた彼等が、泡を喰ってロズヴェータに詰め寄る。

「あの長耳野郎! 口だけってわけか!」

 罵声交じりに吐き出される声を、ロズヴェータが遮った。

「今はそんなことを言っている時間はない。すぐさま引き返す。準備をしてくれ!」

 ロズヴェータの声に、反射的にナーサが言い返す。

「そんなこと言ったって間に合うのかい!?」

「それを今から説明する。こっちへ!」

 全員が集まったことを確認したロズヴェータは、地図を指さしながら説明を始めた。見下ろした地図の精緻さと書き込まれた情報量の多さに、三頭獣ドライアルドベスティエ以外の指揮官たちは息をのんだ。

 面倒ごとを引き受けさせたと思っていたら、そこから出てきたのは戦場における宝にも等しいような重要物資だったのだ。彼らは地図を見て、思わずロズヴェータを見返し、再び地図を睨む。

 距離に地名、掛かる時間や必要と思われる情報が全て書き込まれた地図は相応の大きさになっていたが、彼らを唸らせるには十分であった。

「……で、御曹司、どの経路で戻るんだい?」

 彼らの見下ろす地図には、大きく分けて二つの経路がある。

 勢力範囲を戻る道と敵中を突破する道。

「こっちだ」

 そしてロズヴェータが指し示すのは、敵中突破の道だった。

 一瞬、その場の誰もが息をのんだ。

「……やれるんだな?」

 抑えがたい感情を抑えるように、平坦な声音でナーサがロズヴェータに問いかける。

「やれる」

 頷き、一言応えるロズヴェータの表情を確かめて、ナーサは腹の奥底から沸き上がる熱量によって叫んでいた。

「よぉぉし! 乗った! てめえら、準備だ! 駆け戻るぞ!」

 犬歯をむき出しにして笑う女傑に、彼女の分隊長達が喚声を上げる。

「多くは聞かん。俺の役目は?」

 大柄なミスキンドは、静かにロズヴェータを見つめる。

「この砦を維持する。援軍が来るまで持ちこたえさせてくれ」

「わかった。安心して任せてくれ」

 力強く頷くミスキンドに砦の後を任せ、ロズヴェータは指揮下にある全員に、明日には出発する旨伝達した。

「速度が勝負だ。遅れた奴は置いて行く! 帰りつけば、報酬が待っているぞ!」

 力強く宣言するロズヴェータに、分隊長達が頷き、準備のために走っていった。


◆◇◆


 ロズヴェータ率いる三頭獣ドライアルドベスティエは、早朝に占領した砦を出発すると、最低限の装備だけを身に着けて森の中に走る細い道を走り出す。その先頭には案内を買って出た南の村の村長の息子エフレム。

 続いて猛牝牛ヒルデンスレギのナーサが続いていく。

 その更に後方に文官を中心として酒保商人のラスタッツァが必要な物資を積載して進んでいた。勿論その中には、彼女が独自で雇った商人の護衛と幾人かの奴隷に落とされた捕虜を含む。

 ミスキンド率いる傭兵団は、砦の維持のために残った。

 少しでも兵力を差し出す必要があるならとミスキンドは1個分隊の差出を申し出たが、ロズヴェータは首を振ってそれを謝辞。

「砦の維持にも、兵力は必要だし、何より重要なのは速度だ」

 そう言って自らの率いる兵力と騎士隊のみを率いて駆け戻っていった。

「御曹司、そう、言えばこれから行く、砦の、攻略は」

 走りながら途切れ途切れに問いかけてくる猛牝牛ヒルデンスレギのナーサに、ロズヴェータは頷く。

「情報通りなら、心配、ない!」

「そ、そうか」

 すでに走り始めて半日。息も絶え絶えになりつつあるナーサの騎士隊に比して、ロズヴェータ率いる三頭獣ドライアルドベスティエは、まだ余裕があった。

 偏執的ともいえるロズヴェータの訓練好きは、確かに彼等の体力を増強していた。

「食事は歩きながら食べろ! そのまま進むぞ!」

 悲鳴交じりの返事を返すナーサの騎士隊を差し置いて、微笑すら交わしつつ三頭獣ドライアルドベスティエは進む。

「くそっ、降ってきやがった!」

 秋雨が泥濘を作り、足がとられる。

 フード付きのローブを被り、雨を避けようとするものの、冷たい雨は隙間から入り込み、容赦なく体温を奪っていった。

「もう少しだ、夜半までには到着できる!」

 激しくは無いもののそれでも先の見通せない雨の中、次第に言葉少なくなる部下達に、ロズヴェータは叱咤を忘れない。

 苦しい時こそ、声を上げねばならないのが騎士である、と騎士校の時代に散々体に叩き込まれたのだ。心など折れていたとしても、声は出せる。むしろ、苦しいからこそ大きな声を出せ! と。

 そう言われて叩き込まれた常識は、少なくともロズヴェータの精神に刷り込まれている。

 疑うことを知らぬ純粋無垢なロズヴェータは、それが正しいと心から信じて実践する。

 それを見つめる三頭獣ドライアルドベスティエの兵士達は、畏敬の念を強くし、ナーサ率いる騎士隊の兵士達も、まるで化け物でも見るかのように、ロズヴェータを見つめた。

 若干15歳の少年。

 辺境伯家でぬくぬくと育てられたお坊ちゃん。

 戦場の厳しさを知らない新人。

 運の良いだけの、御曹司。

 その皮を打ち破るだけの実績を、ロズヴェータは備え始めていた。

「良いのかい? 全力で走っているみたいだけど、偵察とか出さなくて」

 歩きながら食べる少し早い夕食時に、ナーサに問いかけられてロズヴェータは頷いた。

「どうせ、この雨なら敵からも見えない」

「なるほど、そう言われてみれば、恵みの雨かもしれないね」

 すでに周囲は暗くなり始めている。

 道を知っている先導役が居なければ、迷うこと必至の山道は、明かりすらも使えないとなれば、目の前の兵士の背中を見つめながら歩くしかない。

「隊長!」

 集団の先頭から呼ばれる声に、ロズヴェータは足を速めた。

「あれ見てください」

 もはや指の先すら薄闇の向こうに消えそうな暗さの中、遠くに煌々と焚かれる篝火を見て、ロズヴェータは目的地に到着したことを悟る。

「火は使えない。朝駆けを行う。エフレム、あの砦が見下ろせる場所まで行ってくれ」

 先導役に指示を出すと、後ろを振り返ってロズヴェータは声を上げた。

「もう少しだ。見ろ、あの篝火を!」

 暗闇の到来と共に雨は上がっていた。肌に張り付く不快な布の感触、べたつく汗がそのまま渇き、体中から不快な臭いが立ち上る。跳ねた泥は肌や服に張り付いて、乾いてさえも重さを増す。

 当然、美貌のユーグでさえも、そして何よりこの集団の指揮官たるロズヴェータにしても一兵卒と変わらぬ泥と汗に塗れた格好だった。

 しかしそれを嘲笑う者はいない。

 むしろそんな中にあってさえ、遠くに見える篝火を見つめる彼らの目の奥にある闘志は衰えていない。いや、衰えかけていた者すらロズヴェータの叱咤により、再び揺り起こされていた。

 窮地にあってなお、不快にならない声の質がロズヴェータにはあった。

 高すぎず低すぎず、かといって響かないわけではない。

 自然と耳に入ってくるその声音は、彼らの闘志を掻き立てる。

 この人のために戦おうと思うものや、この人について行けば、間違いはないと思う兵士も一人や二人ではない。

「明日の昼までには、我らがあそこの主だ! 雨に濡れない屋根と、風に震えぬ壁がある!」

 とても貴族の世間知らずが言うセリフではないと、余裕のある者達は苦笑した。

「奪って我らのモノにする。略奪も許す! さァ、後ひと踏ん張りだ!」

 ロズヴェータに叱咤激励された兵士達は、文句も言わずに夜の山道を歩き、砦を見下ろせる山頂付近に陣取った。ロズヴェータの言った通り、夜半には到着し、それぞれに準備を整える。

 ナーサ達の騎士隊を置いて、ロズヴェータは自身の分隊長達を集め、月明りの下に顔を突き合わせて、次の行動について確認する。

「ここまでは、問題ない。みんなありがとう。次だが、偵察に移る」

 分隊長ルルが降り煌々と注ぐ月光を見上げて、その光の中に雲の動きを見る。

「……傭兵隊出身には辛いか?」

 ロズヴェータの問いかけに、ルルは笑みすら見せて、首を振る。

「隊長、風と水の子(エルフィン)は、この程度では根を上げない。土と火の子(グルフィン)は知らないけれど」

 さらりと帝国辺境方言(スラング)を混ぜてくるあたり、彼女も疲れているのだろう。

 それでも気丈に頷くと、自ら偵察の任務に志願する。

「森の戦いは、専門。遠見もいる」

 白エルフと呼ばれる白磁の肌に金色の髪を持つ“ミグ”ルルは、森林での戦い方の優位性を説く。彼等の長い耳は、森での戦いに特化しているために進化したのだと力説した。

 思わぬことで琴線に火をつけたらしいと悟ったロズヴェータは、偵察を分隊長ルル率いる元ハリール傭兵団に任せると、周辺の警備を筆頭分隊長ガッチェに任せる。

 こちらは奇襲をかける立場、とはいえ絶対はない。

 警戒はしておくに越したことはない。

 残る二つのバリュードと、ヴィヴィの分隊は、ガッチェと交代で休憩させることにして、一通りの指示を終えて、ロズヴェータ自身も眠りにつく。

 副官ユーグに揺り起こされて目を覚ました時、ロズヴェータの目の前には分隊長ルルがいつもの無表情に近い整った顔があった。

 思わず驚きに目を見開き、一瞬後ずさってしまったのは反射的なものだ。

「なんだ?」

 慌てて出した声に、動揺は含まれていなかっただろうかと反省する間もなく、ルルは困ったように眉を顰めた。

「隊長の寝顔を見て居ると、おなかの下の方が、モゴモゴする」

「……なんだ腹痛か? あとで腹痛に効く薬を渡そうか? それとも追いついてきたら回復術師(アウローラ)を向かわせようか?」

「……ッチ、若木に過剰な水は禁止(いまいち)か」

 不服そうに引き下がるルルと心配そうに眉を顰めるロズヴェータのやり取りを、ユーグはほくそ笑みながら見つめていた。

「……なんだ、何か言いたいことでも?」

「ロズヴェータ様は、私が育てた」

 自信満々に言い切るユーグに、なぜか負けたように感じてルルは舌打ちする。

「面倒な虫が果実についているな」

「どっちが」

 ルルの舌打ちにユーグが不敵に笑って応じる。

「あー、ルルの不調はとりあえず我慢してくれ。報告を頼む」

 一時的にせよ睡眠をとって回復したロズヴェータが、そう言うと、彼女は頷いて報告を始める。

 一通り報告を受けて、ロズヴェータは感謝の言葉と共にルルを休ませると、分隊長を連れてナーサの騎士隊に向かった。

「おう! ……御曹司」

 手を上げて、少し戸惑ったようにロズヴェータを呼ぶナーサの様子に、眉を顰めたものの、ロズヴェータは気にせず、話を切り出す。

「偵察は終わった。予定通り、明日の朝一砦を攻める」

「……もう驚きゃしないけど、強靭だね」

「ん? ああ、鍛えてるから、かな?」

「ふん、まぁ良いさ」

 何かを確かめる様にナーサはそう言うと、ロズヴェータの話に耳を傾ける。

「そいつは……賭けだね」

 全ての話を聞き終えてナーサは感想を漏らす。だが、その目に些かの恐怖もないのは、歴戦の騎士たるが故であろうか。

「……良いだろう。元々やれるというアンタ(・・・)の言葉に乗ったんだ。最後まで乗ってやるさ」

 不敵に笑うと、自分の指揮下の分隊長達に指示を出す。

「夜明けとともに、砦を攻め取る!」 

 ロズヴェータの宣言と共に、未だ暗闇の残る山の中を、彼らは動き始めていた。



ロズヴェータ:駆け出し騎士(銀の獅子)


称号:同期で二番目にやべー奴、三頭獣ドライアルドベスティエ隊長、銀の獅子、陥陣営

特技:毒耐性(弱)、火耐性(弱)、薬草知識(俄)、異種族友邦、悪名萌芽、山歩き、辺境伯の息子


同期で二番目にやべー奴:同期の友好上昇

三頭獣ドライアルドベスティエ隊長:騎士隊として社会的信用上昇

銀の獅子:国への貢献度から社会的信用度の上昇

毒耐性(弱):毒からの生還確率が上昇。

火耐性(弱):火事の中でも動きが鈍らない。

薬草知識(俄):いくつかの健康に良い薬草がわかる。

異種族友邦:異種族の友好度上昇

悪名萌芽:行動に裏があるのではないかと疑われる。

山歩き:山地において行動が鈍らない。

辺境伯の息子:辺境伯での依頼で影響度上昇

陥陣営:連続で落とし続けている限り、味方の能力に強化効果。(連続3回)


信頼:武官(+4)、文官(+2)、王家(+3)、辺境伯家(+15)


信頼度判定:

王家派閥:そういえば、そんなのいたかな?

文官:最近割と活躍しているみたいじゃないか。

武官:こいつ、悪い噂も聞こえるが……。活きはいいみたいだな!

辺境伯家:頼りになるのは、やっぱり身内、期待している。陥陣営!!


副題:ロズヴェータちゃん、転進という名の攻撃をする。

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