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山本遊佑

メダルゲームちょい話

作者: 山本遊佑

 メダルゲームの思い出。


幼い頃、メダルを初めて見た時、正直これお金かなと思いました。

銀色に光輝くメダルにはインディアンの絵が描かれていて、まじまじと眺め、これ凄いものじゃねと驚いたものです(全然たいしたものじゃなかったけど、笑)。


小学校低学年の頃のお話です。

雨が上がり、カラリと晴れた空、地面には水たまりが出来ています。

そのまわりを青い蝶が水を飲みにやって来ていました。

そんな記憶がある場所・・・家をでて南へ細い道を歩く事、およそ5分、ちいさなスーパーがあり、そのお店の軒下にメダルゲームがありました。

一つはルーレットで赤や黒、数字をベットして当たるとメダルが貰えるゲームでした。

もう一つは国盗合戦という、すごろくみたいなメダルゲームで全国統一するという、なかなかの無理ゲーだった気がします。

あ~日本全国を10円はじいて旅する新幹線ゲームもありましたね。

10円で遊べるので、小遣いをもらったら、スーパーでお菓子を買って食べながら友人とよく遊んでいましたね。


それから数年経つと、デパートなどにジャンケンのメダルゲームが置かれ流行っていましたが、アーケードゲームに心を奪われた私は、所詮子どもの遊びよと見向きもしなくなっていました(子供のくせにね、笑)。


中学生になると、私の近くにもゲーセンが出来ました。

その名はハイテク・セガで、居並ぶアーケードゲームの奥にメダルゲームがありました。

帽子の中に隠されたメダルを当てるゲームや、メダル落としもあったかな、それとやや古臭い液晶のブラックジャックや麻雀、花札なんかがありました。

ゲームに比べると、メダル機の方が安く遊べますよね。

正直、面白くはなかったけど、小遣いが減ってきた時とか、ちょっとだけ、帽子あてや花札をしていたかなあ。


そしてメダルゲームはいつしか遊ばなくなってしまいました(笑)。


社会人となり、競馬のメダルゲームを発見しました。

でっかい液晶でリアルな競馬を見つつ、目の前では馬のフィギュアがレースをしているというね・・・当時は競馬が流行っていましたからね。

アツくなりましたよ。

その頃、コイン落としもめっちゃ進化していて、大きな筐体のジャックポットゲームがでてきました。


齢30を過ぎ回胴式遊戯機・・・つまりはスロットにはまるのは、また別のお話です(笑)。


で、その頃、友人と何故か土曜の夜とかに、久留米のゲーセンによく行くようになりました。

そこのお店、パチやスロのゲーセン仕様機がメダルで安価に遊べたんです。

「旋風の用心棒」とか「鉄拳」、「花火百景」、ちょい前の4号機スロを堪能しました。

で、溜まったメダルをお店に預けてね。

夜中の帰りに、たまに隣のロイホに寄ったて夜食を食べたり、思いだすと懐かしいです。

贔屓に行っていたんですけど、お店が潰れちゃいました。

ゲーセン離れが当時から著しく、経営が厳しかったんでしょうね。


そして、コロナ渦の時、パチ屋に行けない風潮だった時、イオンの楽市楽座で、パチやスロを触っていた時、隣に「海物語」のメダル落としゲームが置いてありました。

その周りには大きな筐体のコイン落とし、でかい液晶から派手な演出が繰り出されます。

パチ屋のじゃなくて、スロットゲームも液晶が進化していましたね。

噂に聞いていたけど・・・ここまでメダルゲームは来たのかと・・・。

で、パチやスロで獲得したメダルで、海物語を楽しんだとです。

周りを見れば結構、シルバー世代の方の多くて、客層にもびっくりしました。


これが、私の実に浅いメダルゲームの思い出です。

いや~もっと年をとったら、お世話になるかもしれませんな~(笑)。



 書いてみました。

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― 新着の感想 ―
私がよく行く商業ビルのシネコンでは、映画を見た後の半券を同じビルのゲームセンターに持って行くとメダルゲーム用のメダルを10枚プレゼントするサービスを行っていますね。 10枚なので買い足さないとすぐに終…
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