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第27話 いざ影屋敷へ


霜月たちはまた山道を歩いた。だんだん鬱蒼とした木々が増えていく。瞬、諒、瑛真は怪訝そうな顔をしていた。霜月は草が1メートル50センチはありそうな一段と鬱蒼としている場所の目の前で止まった。霜月はその中を指で差して説明する。



「ここが影屋敷の入口だ。外からは誰も入らないような場所になっている。これは術をかけてそう見えるようにしているんだ。皆ついておいで。」



そこへ勢いよく走ってきただてまきが霜月の目の前に飛んできた。霜月はだてまきに手を伸ばして腕に抱いた。



「わっどこに行ってたのかと思ったらようやく来たのか。」

「だてまき!」



それを見た瞬、諒、瑛真も声を上げた。

霜月は草の中に真っすぐ入っていった。瞬が続く。すると諒は少したじろいだ。



「僕より背の高い草⋯⋯」

「俺が諒の後ろを歩くから安心して。」



瑛真は諒の肩に手を置くと言った。諒は瑛真を見てコクリと頷くと目を閉じて草の中に入っていった。



瞬は草の中に入るとその奥に全く違う景色が広がっていた。だんだんその景色が濃くなっていく。草を抜けるとそこには町があった。奥の方には御屋敷が見える。手前には広々した城下町があった。道は綺麗で店もたくさんある。瞬が行ったどの町よりも綺麗で大きかった。霜月は真ん中の大通りを歩いた。両側には八百屋、乾物屋、豆腐屋、草履屋、金物屋などたくさんの店が見える。その裏手から奥には一軒家が多い。後ろを振り返ると少し離れて諒と瑛真も歩いていた。二人もキョロキョロしながら歩いている。霜月は振り返る。



「このままあの屋敷の方へ向かうよ。」



皆は真っ直ぐ歩き続けた。御屋敷の塀は大きく敷地を囲うようにどこまでも続いている。門をくぐって中に入ると真ん中に3階建ての本丸がある。左右にも建物があり霜月は左の建物に向かった。



「説明は後でする。とにかくついてきてね。」



左の建物に入ると受付のようなものがあり霜月はそこで呼び鈴を鳴らす。受付の奥からスッと男が出てきた。



「黒兎所属長の霜月だ。仲間の登録をしたい。」

「登録は3名でよろしいでしょうか。」



霜月はそう告げると男は瞬たちを一瞥すると確認した。霜月は頷くと男は奥に入った。そして霜月は瞬たちに振り返るとこう説明した。



「これから影屋敷の登録をするよ。僕の所属は黒兎だ。」



しばらくすると男が戻ってくると、霜月に目配せする。霜月は男について行った。それを見て瞬たちもついて行った。真っすぐの廊下を少し歩くと右手の部屋に通される。部屋の中には別の男が座っており、男の前には三枚紙と硯、筆が並べてある。そして霜月は三人に着席を促す。



「順番は問わないからそれぞれの紙の前に座ってね。」



瞬、諒、瑛真の順番に座った。男は紙の方を手差ししながら説明する。



「真ん中に名前をお書きください。前の所属、忍の場合は里の名前を右側に、これからの所属を左側に。今回は黒兎ということなので左側は黒兎の里とお書きください。真ん中の名前の下は血判を押しますので少し空けて置いてください。」



瞬たちはそれぞれ筆を手に取り書き始めた。終わると男はまず瞬に近づいた。男の手には小型の刃を持っている。



「これから血判を行います。瞬殿、手をお出しください。」



瞬は手を出した。瞬の親指の腹に男はスッと刃を撫でる。表面からプクッと血が出てきた。瞬は自分の名の下にその親指を押し当てる。それが終わると男は自分の人差し指の腹をスッと切り指でその紙の上に真横に何かを書いた。諒と瑛真の分も同じように行った。一通り終わると男はペコっと頭を下げるとまた説明する。



「影屋敷の登録が終わりました。これからは瞬殿、諒殿、瑛真殿は自由に影屋敷と城下町を行き来することが出来ます。また所属は固定となりますので変更が必要な際はその都度こちらにいらしてください。」



霜月たちは部屋から出た。



「ここには今みたいな登録や影屋敷の情報が集まる。情報を先に確認しに行くよ。」



霜月は言って廊下を歩いていった。廊下が少し広くなる。廊下は左右にも分かれている。霜月が右へ行こうとすると左の廊下から霜月を呼ぶ声がする。霜月は立ち止まり左に向きを変え直した。



「あぁ、先に左の説明をしようか。」



左の廊下の一つ目の部屋から顔を出している女の人がいた。



「鈴音。」



霜月は声を掛けた。

そこで霜月は鈴音を皆に紹介した。長い髪は綺麗に一つに結わえて頭の上からなびいている。身長は165センチとなかなかある。細い体からは豊かな胸もとが一層目立ち、目のやり場に困る。鈴音はこっちを見る。鈴音は驚いた顔をして瞬たちを見る。



「霜月の新しい仲間?可愛い!これじゃあ黒うさぎじゃなくて黒いぬの方が合いそうね。

私は鈴音。担当は治療・治癒室よ。よろしくね。」



鈴音は瞬たちを見てウインクしながら自己紹介すると、霜月はそれぞれ瞬、諒、瑛真と紹介した。三人は見慣れない豊かな胸もとに目のやり場に困っている様子だ。鈴音はニコッとすると瞬に近づいた。



「あなたは私のタイプね。あなたのことが気に入っちゃった。ここで一緒に働かない?」



鈴音は茶目っ気たっぷりに今にも瞬にくっつきそうな距離で言った。瞬は顔を赤らめて一歩下がるとたじたじに言う。



「俺は霜月さんのモノ⋯⋯霜月さんについていくんで出来ません。それにこういうのは耐性ないんで⋯⋯」

「あら、耐性つけてみる?」



鈴音はそう聞くと瞬の肩に手を回そうとする。そこへ霜月は鈴音の目の前に割り込み瞬を引き離した。



「鈴音、あまり瞬を困らせないで。」

「まぁ、あなたの保護者っぷりはすごいわね。あなたが一番タイプなのに一番そっけないんだもの。ちょっとくらいいいじゃない。」



鈴音は霜月との距離感に満足して悪気なく鈴音は言う。

それを見た諒は鈴音に声をかけた。



「お姉さん」

「あら、あなたも可愛いわ。何かな?」



鈴音は諒の事を見るとニッコリして諒に聞く。すると諒は懐から何かを出して説明する。



「ここは痺れ薬の種類は豊富ですか?緑龍の里に下ろしてる種類と別のものもあります。」

「諒は白龍の里の出身なんだ。」



それを見た霜月は補足した。



「僕は毒にはあまり詳しくはないけど痺れ薬は里でもかなり知ってる方だよ。」



鈴音は諒の手に持っているものをよく見て受け取ると匂いを嗅いだり観察している。



「あまり見たことない種類ね。説明してくれるかな?こっちへきて。」



諒は鈴音に促されて部屋へと入っていった。諒は建物内に不慣れなので皆は部屋の外で待つことにした。

しばらくすると諒は鈴音に解放されてきた。



「またいつでも来てね!」



中から鈴音の声がする。諒は真っ赤な顔して出てきた。瞬は諒に近づくと諒に聞いた。



「諒、大丈夫か?なにかあったのか?」

「⋯⋯それは言えない。⋯大丈夫じゃない。」



諒は目を背けて言った。

すると霜月は移動を促す。



「諒が困ってるよ。さあ行こう。」

「霜月さんは気にならないのか?」



瑛真が口を開くと皆は一斉に霜月の方を見る。



「鈴音のことだから抱きついてきたんじゃないか?」



霜月は表情をあまり出さずにこう言った。それを聞いた瞬と瑛真は諒を見る。やっと落ち着いてきた頰はまたパッと赤みをさす。諒は口を尖らせてこう返す。



「鈴音さんじゃないもん。」

「じゃあ部屋に居た違う人に抱きつかれたわけだ。」



それを聞いた霜月は引き下がらなかった。

諒は霜月から視線を外すと今度は好戦的な目で霜月を見た。



「たしかに向こうから抱きつかれたけど、頰に口づけをしたのは僕からだよ。」



霜月と瑛真は同時に驚きの声をあげた。



「えっ?」

「⋯諒、すごいな⋯⋯」



瞬はそう言いながら伊万里の事を思い出したのかしょんぼりしていた。諒は瞬を見ると強く返す。



「瞬はそれでいいの!」

「諒くん⋯⋯君はすごいな。」



霜月は呟いた。すると瑛真と瞬も言った。




「諒くん、男だな。」

「諒くん」

「さっきから諒くんって何さ?僕だってやる時はやれる男だよ!」



そう主張した諒を見て一番大人なのは諒かもしれないと皆は思った。



移動しながら瞬は諒に聞いた。



「なんで鈴音さんにわざわざ貴重な痺れ薬と情報を渡したんだ?緑龍の里に渡すほど価値のあるものなんだろ?」

「何かあった時に助けてくれるのが鈴音さんたちでしょ?優先的に助けてもらえるようにって贈り物なの。袖の下っていうんでしょ?皆を一番に助けてもらいたいから。」



諒は瞬を見ると照れながら言った。瞬は思わず諒の頭をクシャクシャになるほど撫で回した。



霜月は影屋敷から出ると民家が集まる方へ歩いていく。どれも似たような作りの家だった。ある一軒の家の前で霜月は立ち止まる。霜月が皆の方に振り向くと説明した。



「これが僕の家だよ。とりあえず中に入って。」



瞬たちは家の中に入った。こまめに手入れをしているのだろう。小綺麗な家だった。土間があり皆そこに集まって座った。霜月は口を開いた。



「今幻術を家の周りにかけたから好きに話していいよ。」



それを聞いた瞬たちはホッと脱力した。



「まず影屋敷について。皆予想していると思うが影屋敷とは国の表舞台を担う将軍などの有力者の影武者を提供する組織だよ。一応さっきのお屋敷の本丸にはここの長となる御館様がいるが名ばかりの人だ。さっき左殿で登録してもらったように影屋敷の者は登録が必要だ。順位が上になればなるほどたくさんの人が登録できるよ。」



霜月は一度口を閉じるとまた開いた。



「影屋敷の中は強い順って言ったらわかりやすいかな。順位があって上から8番目までの人を八傑はっけつと呼ぶ。八傑の人数が減ると順位によって繰り上げられる。僕は去年繰り上がって八傑に入ったよ。」

「霜月さん、すげーな。影屋敷で8番目に強いってことだろ?」

「そうだね。去年この国を統べる天下人の阿道断切あどうだんせつ本人が亡くなったんだ。本人がいなくなった場合、影武者が表舞台で生き続けるから影屋敷からは除名になるんだ。ちなみに影屋敷に所属の阿道の影武者・如月きさらぎ殿の側近は八反田はったんだの影武者・八角はっかく殿へ登録を変更した。」



そして八傑について霜月は説明した。



「僕以外の7名については、内1名は阿道派の八反田はったんだ、内4名は五百蔵いおろい、天壌、光原みつはら、妙禅。これが五百蔵いおろい派。残りの1名は中立派と言っておくかな。長月と言う者だが仕える御方が決まっていない。そして残りの一人は影屋敷で一番強いと言われるが誰も知らない。」



それを聞いて瞬は片眉を上げた。



「誰も知らないやつが一番強いのか?」

「今日行った左殿には八傑の情報も載っている。ただ誰に聞いても見た事もある者はいない。」

「その強いやつの名前は皆知ってるのか?」

「登録名は好きに決められる。彼の名は洒落頭しゃれこうべ。」

「しゃれこうべ⋯⋯骸骨?変なの。」



霜月は真剣な顔をして瑛真の方を向く。



「瑛真、君の仇は五百蔵いおろいの直近・天壌の影武者の鄧骨とうこつか妙禅の影武者の毫越ごうえつだと思う。」



瑛真は目を見開いた。



鄧骨とうこつ毫越ごうえつ⋯」

鄧骨とうこつは残酷なことが好きで、殺し方も殺す相手の悲鳴が絶えないと聞く。その死体は獣に噛み殺されたような血にまみれて全身傷だらけの状態が多い。」



一度霜月は口を閉じてからもう一度開いた。



毫越ごうえつはとにかく大きくて戦うことが好きだ。大きな金槌に棘がついたような武器を好むがとにかくいろんな武器を使う。」



霜月が口を閉じると沈黙が流れる。



(瑛真の仇はどちらなのか⋯⋯)と考えると瞬ははたと思い出した。



「あっ!霜月さん二人の顔は分かる?人相書きしたらいいんじゃないか?」



瞬は霜月の方を見てそう言うと霜月は瞬を見て片方の眉毛をあげた。それを見て瞬は続ける。



「だって白龍殿と玄磨たちを連れ戻すっていう話になった時、白龍殿から特徴を聞き出して人相書きした時めちゃくちゃ上手かったじゃん!」

「⋯⋯それをどうして知っている?あの場には俺と白龍殿しかいなかったんだぞ。」



霜月の声は固い。瞬はそうっと霜月を見ると般若のような顔をしていた。瞬は記憶を思い出すとはっと思い当たった顔をした後バツの悪そうな顔になった。瞬は正座して下を向いて小声で言った。



「あっごめん⋯⋯なさい。前に一度手を握った時に⋯⋯見えた記憶でした⋯⋯。」

「そんなこともあったなぁ。思い出したら助走をつけて一発殴りたくなっちゃったな。」



霜月は少し間を置いて黒い笑顔を貼り付けて言った。

それを聞いた諒はすかさず紙と硯と筆を用意すると霜月の顔を覗き込んで聞く。



「霜月さん、どっちの顔も分かる?」

鄧骨とうこつは分かる。毫越ごうえつは曖昧だ。」



霜月は瞬を見ると口を開いたが何も言わず、諒の方を向いてと言ってサラサラと書き始めた。


霜月が描き始めると、諒は瞬の頭を撫でている。瑛真は瞬の背中をポンポンと優しく叩いた。

そして霜月が書き終わるとこう言った。



鄧骨とうこつだ。」



絵の中から出てきそうな程の描き腕だった。瑛真は身を乗り出して食い入るように見たが首を振った。



「違うと思う。」

「分かった。毫越ごうえつの線で話を進めよう。」



瞬は霜月にまた聞いた。



「それでようやく影屋敷にやってきたけど、霜月さん、俺たちはこれからドコを目指すんだ?」



霜月は真剣な顔をして瞬、諒、瑛真をじっと見ると、ゆっくり人差し指を上に向けた。



「一番上。この国を統べる天下人になるよ。」



皆は霜月の言葉を待っている。



「皆、僕の話を聞いてほしい。僕が目指すのは平和な世界だ。そのためには強くならなくてはいけない。敵よりも誰よりも強くなって戦いを終わらせるんだ。大切な人をこれ以上奪わせない。」



霜月から聞かされたのは意外な願いだった。けれどこれを聞いた誰もが共感した。

瞬は霜月を見ると目の前に拳を突き出した。

それを見た諒も拳を瞬に付けるように前に出した。

瑛真は赤龍の首飾りを取り手に握ると瞬と諒の拳に付けるように前に突き出した。

すると三人は霜月を見た。霜月も三人を見る。そして霜月もそこに合わせるように拳を前に突き出した。



それが落ち着くと霜月が話を始めた。



「瑛真、毫越ごうえつは強い。悪いが仇討ちは後に回させてほしい。」



それを聞いた瑛真は大きく頷いた。



「それじゃあ、まずは瞬の無効化の力の発揮だ。憶測だけど⋯⋯瑛真と初めて手合わせした時瑛真の炎風が出て瞬はその攻撃に直撃した。服や周りの地面は焦げていたけど瞬は無傷だった。それから赤龍の里での高継との決闘。最後の方で高継がヘッドロックをかけようとしたのを覚えているか?」

「あぁ、覚えている。」

「高継が腕をかけた時、急に高継の身体強化が解除されたように見えた。瞬、あの時はどういう感覚だったのかな?」



霜月はそう聞くと、瞬は頭の記憶を引っ張り出した。



「瑛真の時も高継の時も感覚は似ていたと思う。ここにいないような何も無くなる感覚だった。」



霜月は瞬のことを見ている。瞬も霜月を見る。霜月は長いこと瞬を見ていた。瞬は少し困った顔になった。

何か言ったほうがいいのか?

霜月は一呼吸すると目を伏せて静かにこう告げた。



「秋実先生⋯⋯瞬のじいちゃんは無効化の能力を使っていた⋯⋯。」



諒は霜月を見ている。瞬のじいちゃんの話になる度に元気がなくなるのを気になっていた。瞬は霜月の様子に気づかなかった。



「そっかぁ、じいちゃんも使ってたんだ⋯⋯やっぱりじいちゃんと血が繋がってたんだ。」



瞬は嬉しそうに言うのを見て霜月は平然を装った。



「だから瞬の力は無効化だと思うんだ。瑛真みたいに力の解放をする必要がある。その後、八傑に接触する。今接触しているのは影屋敷から除名となった阿道と阿道の直近の八反田はったんだの影武者。僕たちがこれから接触するのは中立派の長月だ。」

「具体的にはどうするんだ?」

「公式対戦をする。」

「公式対戦?」



瞬は思わず聞き返すと、霜月は瞬の方を見て頷いて説明を始めた。



「影屋敷にお互いが対戦することを記した署名を提出する。影屋敷の指定した場所で審判が勝敗を見届ける。これはお互いの支配権をかけた戦いだ。負けた者は支配権を奪われる。つまり勝った者に負けた者は従わなければならない。仕えるお方が決まっていようといまいと効力を発する。」

「つまり負けた人は勝った人の言うこと聞くってこと?」

「そうだ。勝てば自分の派閥に負けた方を取り込めるってことだよ。」



霜月はそう言うと瞬の方を見た。



「長月はおそらく僕との公式対戦は断る。中立派に加えて八傑同士の戦いは長月にとってあまり旨味は無い。だから瞬、君に戦ってほしい。」



瞬は驚いた。



「えっ?霜月さんくらい強いんだろ?俺に任せて大丈夫なのか?」

「だからこその無効化の能力だよ。相手の能力を無効化させたらただの力相撲だ。こちらにも分があると思わないかい?」



にこりとして霜月は言った。

お読み頂きありがとうございます!

ようやく伊万里ちゃん以外にも女の子が出てきましたね。

次回は番外編になります。諒目線のお話ですが、本編とどんな感じに違うんでしょうか?

次回の作者にすみイチオシの台詞↓

「可愛い、じゃない面もみてよ。」

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