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82.兄with妹



《シーフSide》


 俺は、マイとイサミの力で、完全復活した。

 俺の体は今だ神を下ろしてる状態。


 だが、今はそれだけじゃない。


「ほぅ、完全復活したか! 待っていたぞ、マイ・バーンデッド!」


 未だ、こいつの興味はうちの妹にしか

向いていないようだ。

 どうでもいい。


「さぁ……わが輩に見せておくれ、どんな楽しい








             は?」


 アウルムの首が、一瞬で吹き飛んだ。


 すぐにアウルムの頭が再生する。

 が……。


「!? 今度は……体が!」


 ボッ! 

 ボッ……!


 一瞬でアウルムの体が消しとんでいく。

 やつは額に汗をたらりと流していた。


「な、なんだ……その速度は!」


 アウルムが、動揺を見せた。

 それくらい、【俺たち】の動きが予想外だったのだ。


「家族の愛……です!」


 【俺】の口が、動く。

 そして紡がれるのは、マイの言葉。


「!? き、貴様……マイ・バーンデッド……は、ははは! そうかなるほど! そう来たかっ!」


 アウルムが実に楽しそうに笑っている。

 だが、【俺】はアウルムの体にある、急所を9個、同時に吹き飛ばした。


 残り3個。やつはギリで避けやがった。

「なるほどなぁ! マイ・バーンデッド……貴様、頭が狂ってる!」


【俺】たちを見て、アウルムが言う。

 ルイスさんは困惑してた。


「い、一体何を……?」

「簡単なことです。ルイスさん。わたしが……兄さんと一つになったんです♡」


 と、【俺】が言う。


「!? まさか……」

「ええ……わたしは、兄さんの肉体に、わたしの意識を付与したのです」


 俺の肉体に、マイの頭脳を付与する。

 今までのように、マイが鋼糸で体を動かすんじゃ無く、マイが直接俺の肉体に入って、俺を操る。


 こうすれば、俺たちの弱点。

 体が雷神となっているのに、思考速度が人間並という弱点が解消できる。


 マイは、俺を超える頭脳を持っているからな。


「意識の付与! そんなの、やろうと思ってできる芸当ではない! ははははは! あははははは!」


 アウルムは、追い詰められてる。

 声を聞けばわかる。


 焦っているってな。

 でも不思議なことに、喜んでいるんだ。


「いいぞぉ、バーンデッド兄妹! 吾輩を殺して見せてくれ!」

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