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第85話「始まりと美女コンテスト」

カランコロンと喫茶店の入り口のベルが鳴る。

その同時に麻友はお店の中へと入っていった。

今の時間帯は午前9時。

まだ朝早くだったのでそれほどお客さんは混んでなかった。


「あれ、まだ来てないのかな」


麻友は喫茶店内を見渡したがどうやら目的の人は見かけられなかった。

仕方ないと思いつつお店の端の席に座る。


「いらっしゃいませ、注文は全部そちらでお願いします」


そう店員に言われ麻友はテーブルの隅に置いてあったタッチパネルを手に取った。


「どうしようかな、先に頼んで自分だけ飲むのも悪いし」


来る人物に気を使ってるとさっきより大きい入り口のベルが鳴り響いた。

その頃、会長の家では美女コンテストが開催されていた。

馴染みのメイドさん達や林檎、夕陽、優芽も参加する。


「そろそろ始めましょうか」


会長がそういうと近くにいたメイドさんがマイクを使い語り始めた。


「さーて、今年も開催された美女コンテスト。本日の指揮を取るのは私、夏美です。よろーしく」


周囲では拍手で迎え入れた。


「美女コンテストの競い方は簡単、この機械で肌の状態が良い人を優勝者とします」


「あら、意外と簡単なのね」


林檎はそういうと急いでトイレに向かった。


「林檎さん、どうして急にトイレなんかに?」


優芽は隣にいた林檎を気にかけた。


「どうせ、洗顔して化粧水とか付けてスキンケアするんでしょ。今したって効果ないのに」


軽く息をついてそう夕陽は言った。


「あ、君、可愛い。もしかして高持女子高の生徒?」


突然女性は夕陽たちに声をかけた。

姿からして高持家のメイドさんだ。

自分が機械で肌の調子を見る順番がこなくて暇なので声をかけたらしい。


「はい」


「じゃあ妹のこと知ってるかな?」


「妹さん?」


「知らないか、まぁ何の取柄もない子だから仕方ないか」


メイドさんは夕陽たちから離れ機械を受ける対象になったらしく受けに行った。


「なんか失礼なメイドさんね」


「ねぇ、もしかしてあのメイドさん、この前の部費を盗んだ生徒のお姉さんじゃない?」


そう優芽に言われ夕陽は気が付いた。


「あり得るわね、あの子もよくこんな姉にお金を使ったわ」


その頃、メイドさんはあちゃーと大きい声を出して肌の悪化に嘆いていた。

同時刻、麻友は喫茶店でとある人物と会っていた。

その人物とはある人は誰もが知ってる人物だが、もう1人はガタイが良い人物であった。

動画も見ることなくゲームすることもなくただ書ける時にひたすら小説執筆してます。

パソコンもノートからデスクトップになったのでキーボードをカチャカチャするのが楽しいです。

さて、今回は喫茶店から始まり美女コンテストも始まりましたね。

次回もどんな展開になるか楽しんでいただけたら嬉しいです。

それでは。

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