表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
85/86

第84話「会長の家の前」


「行ってきます」


そう会長の家の玄関で挨拶すると麻友は1人出かけに行った。

小窓からは麻友の妹が姉の後ろ姿を見送っていた。


「あ、林檎、それに夕陽と優芽も」


麻友は会長の家から少し歩いた所で生徒会メンバーと出会った。

どうやら美女コンテストのために会長の家に向かっていたらしい。


「会長いる?」


「いるよ、確かさっきメイドさん達に参加する人を聞いてたはず」


「こうしてはいられないわね、早く行くわよ夕陽、優芽」


林檎は急いで先に走って行った。


「やけに張り切ってるわね」


「そういう夕陽も肌が荒れてないか私に何度も確認してきたくせに」


ぼそっと優芽はそう呟いた。


「何か言ったかしら?口答えする可愛いウサギはどうなるか知ってるわよね?」


「ひぃ、嬉しいご褒美です…」


「2人とも相変わらずだね」


「私達はいつもこうよ」


「はいはい」


「それより麻友はこれからどこ行くの?」


「ちょっとね、すぐそこの喫茶店に」


「誰かとお話?」


「んー、ちょっとね、まだはっきりとは言えないことなんだ」


「どうでもいいけど、まぁ会長を悲しませることはしないことね」


「え…」


「何よ?もしかしてそうなの?」


「うーん、ビンゴかな」


「今まで色々あった生徒会メンバーだけど今回限りは会長に伝える前に私たちに教えなさいよ」


「分かった、心配してくれてありがとね」


「ほら、行った行った」


「はーい。あ、そういえば美女コンテストの賞品だけど1年分の化粧品みたいだよ。さっき会長が倉庫を見せてくれたんだ」


「1年分は太っ腹ね、でも、そんなにあって肌が荒れないか心配だわ」


「でも、まだ私たちの肌には必要なさそうだけどね」


夕陽と麻友は会話してると遠くのほうで先に行ったはずの林檎が手を振っていた。

それを見て2人はやれやれといったような感じでお互いの進むべき道へと向かった。

少しずつ頑張って書きました。

前までは趣味と言えばアニメやドラマや映画を見ることだったのですが最近になってそれすらも楽しめなくなり、じゃあゲームはどうなんだと思ってプレイしてみたもののあまりハマれず、最終的にずっと続いていて落ち着いてるのが小説の執筆でした。

それほど小説を書くことが好きなんだと改めて実感することが出来ました。

まだまだ不安定ですけど頑張って続きを書いていきます。

それでは。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ