鉛筆の柔らかさはどれくらい残すべきか(ややぽちゃ少女と美少年)
久しぶりに自作の挿絵を、三時間かけて鉛筆描きしました。
(百均B6画用紙メモ、マークシート用鉛筆、2B鉛筆、6B鉛筆)
最近、スマホでのデジタル指塗りにはまっていたせいもあり、アナログの紙の質感が嬉しくて嬉しくて(変態)
鉛筆もしょっちゅう削ります。作画中、頭も顔も「無」モードなので傍から見るとちょっと怖いと思います。それはさておき。
本来の鉛筆画というと、もっと緻密で、写実だったりイメージだったりモチーフは色々ですが、ふつうは「粒子」が感じられる印刷や画像表示がメインな気がします。
なのに、加工の段階でやや線を強めに調整するものだから、こんな風なモノクロ画像になるのですね……。
鉛筆で描いた漫画風イラスト、と言ったほうがいいのかもしれません。ラフと呼ばれるものを、やたらと丁寧に時間をかけただけ。作品と呼べるんだろうかなど、ちょっとしおしおしたり。
でも、だからこそ自由に、肩の力を抜いて向き合える画材なのかなと、どんどん小さくなってゆく鉛筆を眺めていました。
これね、短くなると持った感じもどんどん変化して、描き心地も変わるんです。指での力加減も変える必要があって。
そんな、お手軽でいとおしい画材に触れられるだけいいじゃないか。
難しい新境地には、また元気なときに挑戦しよう――と、さんざん自分を甘やかした結果が次の二つです。
コンセプトはゆるく、似た色調で異なる風合いのどちらが好ましいかを考えました。
* * *
①単色色鉛筆風
赤っぽいブラウンの色鉛筆だけで描いた、未彩色の線画+陰影ですね(淡々)
原画をそのまま撮ったものでは均一に見えた塗りや線がわかりやすいので、うっかりこのまま色鉛筆で着色したくなります(ざんねん、原画は鉛筆のままなんだな)←
茶を基調にした、やわらかくて落ち着いた色あいが似合いそうです。
②いかにもデジタル加工風
よくやるやつですね。周囲は影にしてセピアな古い感じ。
塗った箇所もぼかしてあるので、全体的に滑らかに見えます。
手描きした感はほぼ消えていますが、イラストとしての完成度は①に勝るのかも……。
(これ以上は手を加えにくい、という意味で)
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以上、あまり無理せずのんびり遊びました。
深夜の暖房を切った寝室は寒かったので、ぐんぐる巻きな格好でお酒を飲んで描いたなんていえないいま言った(/ω\*)←
冬は嫌いじゃないです。
利き腕の手と指は冷えないので、集中できるしずかな夜更けのほうが捗るのでした。
〜次は、趣味に走ってキラキラして可愛い鉛筆絵にも挑戦してみる?〜
▶はい!
いいえ




