祈り
ときどき、小説に全く関係のない絵を描きます。
それは大抵、純粋に気持ちを吐露したいだけの絵だったりするのですが。
今回は、なにか思うところがあったのでしょうか。ひたすら「祈り」のイメージをA6のメモ用紙に描き付けていました。
こんな感じです。
以下、三通りの加工を施しています。
* * *
【薄青い木漏れ日のイメージ】
ソラライズ、青灰色のフィルターを使用。
うっすらと、どちらかというと「願い」になりました。
これはこれで儚くて、静かでいいなぁと思いました。
【イラスト的。何かのカードのようなイメージ】
ポスター、青フィルター、部分着色、ナチュラルを使用。
原画の雰囲気はほとんど失われましたが、ある意味完成形のような……。こんな絵柄で色を変えて、タロットっぽくキャラクター絵を統一してもありなのかも。
【心に浮かべていたイメージそのもの】
ソラライズ、露出、マゼンタフィルターを使用。
なんてこと。完全に原画を越えてしまいました。まさに、こんな空気を伝えたくて、出したくて。
こんな方法で辿り着いた……!!? と、びっくり&喜びもひとしお。自分の手のちっぽけさを深く思い知りました。
現状、デジタルも練習しているのですが、やっぱりどう頑張ってもデジタルっぽくなりません。
いっそ手描きらしさを全面に打ち出せないだろうか……と、模索を始めたところでした。
それもまた難しく、意図的なコントロールにはほど遠いです。
まだまだ技術や想像力不足ですが、スマホさんにここまで可能性を出してもらったら、やるしかありません。再びめらめらと燃えました。
(あ、いえ。鎮火していたわけでは)
鉛筆での追究も、デジタルの模索も、自分にとっては大切なこと。少しずつやり込みたいです。
いつか、思うように描けたら……。
これもまた、隠れていたひとつの「願い」や「祈り」だったのかもしれません。
~また、挑戦する?~
▶はい
いいえ




