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手描き絵をひたすらスマホで加工してゆく雑記帳  作者: 汐の音
2025

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絵を描くのが好きだから(挿絵の理由)

 機会をいただけたので、自作長編(完結済み)にもしも続きがあれば……? というスタンスで、展開を考えてみました。

 すると、なんと1話2000字強が生まれてしまいました。


 待って。なまじ不定期を抱えたら、またやきもきしてしまう←


 そんな気持ちを宥めるため、絵を描きました。

 どうしようもないですね。だって見えてしまったんだも( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン




   *   *   *




①構図をとる

挿絵(By みてみん)


 おわかりいただけるでしょうか。

 やられると痛い……絶対にやられたくはない愛情表現。頭ぐりぐりです。




②描いていく

挿絵(By みてみん)


 どこから描くかはその時々ですが、今回は画面の手前にいる二人のうち、こぶしの位置を誤魔化せない大きいお兄さんから描きました。

 目線も必要です。

 ぐりぐりされている主人公は、痛みを訴えながら睨み返しているのですから。

(※とても仲が良い設定)




③ひとまずの描き込み終了

挿絵(By みてみん)


 アナログのラフはここまでです。

 もし、これがご依頼品ならきちんとトレースするところ……

 でも、しません。

 なぜならスピード勝負だからです。

(※諸々の予定の都合上)




④原画をスマホで取り込み、色調整ののちふんわりデジタル。

挿絵(By みてみん)


 茶系の線に整え、灰紫系の影を水彩で。やんわりと黄色の光をいれました。

 書き上げ済の1話を更新すれば自作挿絵になるので、これで良しです。




   *   *   *




 振り返ると、以前は頻繁に挿絵をいれていましたし、不定期並行連載も当たり前にしていました。

 それを、なぜやらなくなったのか――


 おそらく、長く活動してきたうえで「完結後投稿のほうが安心して読んでいただけるのでは」とか。

「絵がなくても伝わる文章でありたい」とか。

 いろいろ、いろいろ考えるようになったのだと思います。それは経験則として正しいのでしょう。


 でも。

 正直、やっぱり書きたいときに、書いたものに浮かんだ絵を付けるのが好きなのでした。


 いつの間にか、小説を書くようになって七年目。

 絵を再開して六年半。

 幸いなことに、たまに絵をお求めいただけるようになって……


 お付き合いも、繋がりもたくさんいただきました。

 私にとっては大切な場所です。この「小説家になろう」が。



 節目というには少しずれましたが、振り返り、原点に立ち返れた気がします。

 お話をなぜ書くのか。

 なぜ、絵があふれるのか。


 正解はこれからもずっと考えることにして、ルール以外に守るものなんかない、限られた自由をありったけ注ぎ込もうと思います。



 ――――好きだから!!!

















 〜これ、自作品では唯一堂々完結しない連載ですね?〜


 ▶はい

  いいえ



 

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― 新着の感想 ―
いいですね!すごくいいですね!! 構図がしっかりしてるから安定感があるのに迫力があるし、そしてそれぞれの目線がまた良いですね! 引き込まれます(≧▽≦)の 「好きだから!」 いいですね(*'▽')!…
描かれている手順が見れて、たのしい✦ お話に適切なイラストをつけられるって、すごいことです。 出された答えがまっすぐで、心温まりました。 これからも、どうか心のままに……
やはり好きだという気持ちこそが、一番の武器ですよね( ˘ω˘ )
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