絵を描くのが好きだから(挿絵の理由)
機会をいただけたので、自作長編(完結済み)にもしも続きがあれば……? というスタンスで、展開を考えてみました。
すると、なんと1話2000字強が生まれてしまいました。
待って。なまじ不定期を抱えたら、またやきもきしてしまう←
そんな気持ちを宥めるため、絵を描きました。
どうしようもないですね。だって見えてしまったんだも( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
* * *
①構図をとる
おわかりいただけるでしょうか。
やられると痛い……絶対にやられたくはない愛情表現。頭ぐりぐりです。
②描いていく
どこから描くかはその時々ですが、今回は画面の手前にいる二人のうち、こぶしの位置を誤魔化せない大きいお兄さんから描きました。
目線も必要です。
ぐりぐりされている主人公は、痛みを訴えながら睨み返しているのですから。
(※とても仲が良い設定)
③ひとまずの描き込み終了
アナログのラフはここまでです。
もし、これがご依頼品ならきちんとトレースするところ……
でも、しません。
なぜならスピード勝負だからです。
(※諸々の予定の都合上)
④原画をスマホで取り込み、色調整ののちふんわりデジタル。
茶系の線に整え、灰紫系の影を水彩で。やんわりと黄色の光をいれました。
書き上げ済の1話を更新すれば自作挿絵になるので、これで良しです。
* * *
振り返ると、以前は頻繁に挿絵をいれていましたし、不定期並行連載も当たり前にしていました。
それを、なぜやらなくなったのか――
おそらく、長く活動してきたうえで「完結後投稿のほうが安心して読んでいただけるのでは」とか。
「絵がなくても伝わる文章でありたい」とか。
いろいろ、いろいろ考えるようになったのだと思います。それは経験則として正しいのでしょう。
でも。
正直、やっぱり書きたいときに、書いたものに浮かんだ絵を付けるのが好きなのでした。
いつの間にか、小説を書くようになって七年目。
絵を再開して六年半。
幸いなことに、たまに絵をお求めいただけるようになって……
お付き合いも、繋がりもたくさんいただきました。
私にとっては大切な場所です。この「小説家になろう」が。
節目というには少しずれましたが、振り返り、原点に立ち返れた気がします。
お話をなぜ書くのか。
なぜ、絵があふれるのか。
正解はこれからもずっと考えることにして、ルール以外に守るものなんかない、限られた自由をありったけ注ぎ込もうと思います。
――――好きだから!!!
〜これ、自作品では唯一堂々完結しない連載ですね?〜
▶はい
いいえ




