剣の稽古(「はい死んだ」の描写)
こんにちは。性癖を全開で妄想するとこうなるの見本市です(やめなさいそういう言い方)
きのうは連載作品であまりにも絵で見たいシーンがあったので鉛筆をとりました。
こんな感じなんですが。
【ラフ】
あっもうおわかりいただけますか(食い気味ほんとやめn)
挿絵的にはこんな場面です。
状況説明としてだけ、ご参考までに。
【本文抜粋】
カンッ、カアン!!! と、木剣が乾いた音を立てる。ほぼ日課となった午後の剣術稽古だ。互いにふさわしい服に着替え、状況としては騎士団舎とあまり変わらない。
れっきとした公邸の中庭。いまは催事もなく、枯芝が地面を覆うのみの修練場と化している。
少しずつ、イゾルデはロドウェルの剣をいなせるようになったが、純粋な技量も膂力もまだまだだ。余裕綽々で片手での対応に徹する長身の副参謀殿に、とにかく無心に打ちかかっていた。
できれば無言でいたいところだが、話しかけられれば答えてしまう己の律儀さがうらめしい。
呼吸を整え、再度踏み込む。
横薙ぎの剣を弾かれると予想したうえで体をひねり、反動を利用して逆方向から斬りつけた。これも余裕で受け止められる。
「ぐっ……」
「いいですね、今の太刀筋。うまいフェイントでした」
「そういうのは! 斬られてから言ってください!」
「物騒だなぁ、我が姫は」
「物騒で結構!」
「おっと」
膠着状態の剣をぐるりと回転させ、相手の手を狙うもあっさり軌道修正された。今度は下段での鍔迫り合い。
こっちは両手なのに……と、イゾルデは歯噛みする。
「力で負ける相手に、力で競り合うのは、良策とはいえません、ね!」
「あっ!!」
カンッ……!
手が痺れ始めていたのもあるだろう。
イゾルデの剣はみごとに弾かれ、斜め後ろに投げ出されるように尻餅をついた。すかさず喉元に切っ先を突きつけられる。
「はい死んだ」
「物騒なのはどっちです……」
「はは、まぁまぁ」
【抜粋以上】
…………
(すみません、創作脳が末期で本当にすみません)
文章にするとめちゃくちゃ長いですね。
最初のラフから、イメージをだいたい描き足すとこうなります。
【鉛筆全体ラフ】
ふう……(*´ω`*)
本当はね、最初に全体配置を図形的に決めて、そこから描けばいいのに描きたいものから描いてしまうあるある……
【ちょっと明るく調整】
以上、今回はドS爽やかな脇役によるヒロインへの下剋上……「はい死んだ」が描けたので、もう良しとします。
お付き合いくださってありがとうございます。
我がらくがき人生は相変わらず悔いなしです!!!!!!!
〜生きましょうね。また、何かに挑戦する?〜
▶はい
いいえ




