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手描き絵をひたすらスマホで加工してゆく雑記帳  作者: 汐の音
2024

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剣の稽古(「はい死んだ」の描写)

 こんにちは。性癖を全開で妄想するとこうなるの見本市です(やめなさいそういう言い方)


 きのうは連載作品であまりにも絵で見たいシーンがあったので鉛筆をとりました。


 こんな感じなんですが。



【ラフ】

挿絵(By みてみん)


 あっもうおわかりいただけますか(食い気味ほんとやめn)


 挿絵的にはこんな場面です。

 状況説明としてだけ、ご参考までに。



【本文抜粋】

 カンッ、カアン!!! と、木剣が乾いた音を立てる。ほぼ日課となった午後の剣術稽古だ。互いにふさわしい服に着替え、状況としては騎士団舎とあまり変わらない。

 れっきとした公邸の中庭。いまは催事(もよおしごと)もなく、枯芝が地面を覆うのみの修練場と化している。


 少しずつ、イゾルデはロドウェルの剣をいなせるようになったが、純粋な技量も膂力もまだまだだ。余裕綽々で片手での対応に徹する長身の副参謀殿に、とにかく無心に打ちかかっていた。

 できれば無言でいたいところだが、話しかけられれば答えてしまう己の律儀さがうらめしい。


 呼吸を整え、再度踏み込む。

 横薙ぎの剣を弾かれると予想したうえで体をひねり、反動を利用して逆方向から斬りつけた。これも余裕で受け止められる。


「ぐっ……」

「いいですね、今の太刀筋。うまいフェイントでした」

「そういうのは! 斬られてから言ってください!」

「物騒だなぁ、我が姫は」

「物騒で結構!」

「おっと」


 膠着状態の剣をぐるりと回転させ、相手の手を狙うもあっさり軌道修正された。今度は下段での鍔迫り合い。

 こっちは両手なのに……と、イゾルデは歯噛みする。


「力で負ける相手に、力で競り合うのは、良策とはいえません、ね!」

「あっ!!」


 カンッ……!


 手が痺れ始めていたのもあるだろう。

 イゾルデの剣はみごとに弾かれ、斜め後ろに投げ出されるように尻餅をついた。すかさず喉元に切っ先を突きつけられる。


「はい死んだ」

「物騒なのはどっちです……」

「はは、まぁまぁ」


【抜粋以上】




 …………


(すみません、創作脳が末期で本当にすみません)

 文章にするとめちゃくちゃ長いですね。

 最初のラフから、イメージをだいたい描き足すとこうなります。



【鉛筆全体ラフ】

挿絵(By みてみん)



 ふう……(*´ω`*)

 本当はね、最初に全体配置を図形的に決めて、そこから描けばいいのに描きたいものから描いてしまうあるある……



【ちょっと明るく調整】

挿絵(By みてみん)



 以上、今回はドS爽やかな脇役によるヒロインへの下剋上……「はい死んだ」が描けたので、もう良しとします。


 お付き合いくださってありがとうございます。

 我がらくがき人生は相変わらず悔いなしです!!!!!!!









 〜生きましょうね。また、何かに挑戦する?〜


 ▶はい

  いいえ


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― 新着の感想 ―
[一言] すこすこのすこ( ˘ω˘ )
[良い点] 最高ですね!最高です!! 最初は『はい死んだ』の題名に「物騒やなぁ」と思うとりましたが、原文でも『物騒なのはどっちです……』とツッコミが入ってるわけですね笑 いやぁたまりませんね!この…
[一言] ありがとうございます! ありがとうございます!! ありがとうございます!!! 本文添えていただき、いや増す尊さ。 元気出ました。 ごちそうさまでした。
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