見失うことも、たまにある(和装の少女)
きょうは、弱点の燻り出し回です。
絵を描くひとは、定期的にこう思うときがあります。
「やばい。ド下手くそだ」
……あ、待って待って! 描きます。何ならずっと描いてます。
でも、それは楽しむためではなく足掻くため。じたばたもがくためです。
困ったことに、いま、自分の絵を差し上げてもどなたも喜ばれないのではと本気で考えています。
先月、こんな線画を描いていました。
いつも鉛筆で陰影を付けているけど、下描きなしの一発絵だとどこまで描けるか、という試しに。
アタリを使わずに描くと相変わらず静止画像だなぁなんて、そのときは思ったものです。
昨夜は、線を引いてはろくでもないことになると感じて、こちらをスマホで塗ることにしました。
仕上がりはこちらです。
例によってお酒を飲んでいたので、「塗りのときに鼻の影を付けよう」と思っていたことをすっかり忘れていたんですね……。
肌も味気ないですし、とにかく線がガサガサしていて荒い。塗りが馴染まない!
同じ和装でも、以前ぽろっと描かせていただいたファンアートのほうがずっと生き生きしています。
(紬 夏乃さま『上天の巫女は愛を奉じる』https://book1.adouzi.eu.org/n5573il/)
描き込み……微細な表情や質感が、とにかく自分の場合はアナログにかかっているのだと実感しました。
描き方への揺らぎは、じつは定期的に発症します。一種の自家中毒かもしれません。
いけない。こんなときは、ぜんぜん違うことをしないと(本能)
〜そういうときもあるよね。また、何かに挑戦しよ?〜
▶はい
いいえ




