聖徳太子の時代に「けん制球」はない
今回は表記、表現の話。
「♂」「♀」が卑猥な表現だって、訴えられたことがあるんだ。♂はマルスの槍で、♀はアルテミスの鏡なんだから、別に卑猥じゃないんだよ。・・・というのは、言い訳にならんのだけどさ。
介護記録か、カルテのはずだぜい。まあ、♂(オス)♀(メス)が読み方だから、人間扱いしてないのでは? って内容の訴えだったんだ。
記録上の問題っていうのは、医療機関でよく議論になるんだ。体温を「KT36.0」とするか、36℃とするか、36度と表記するかとかね。
血圧も、血圧130/70か、BP130/70か、BT130/70、かでもめるんだぜ。左から、日本語、英語のブラッドプレッシャー、ドイツ語表記なんだ。カルテはドイツ語基準な時代があったからね。
ちなみに、メートル法はフランス革命後に地球の大きさを基準にして、決められたんだよ。だから、フランス革命や地表が丸くない世界で使ったら違和感があるのね。
だけど、ファンタジーで月を月と呼ぶのはOKなんだよ。月とは広義には惑星の周りに衛星を意味するからね。だけど、地面が丸くないなら地球ってやったらダメだよ。
まあ、正確に言うと、「惑星」の周囲にある衛星だから地動説にのっとった考え方になってしまうかな。そこまでこだわって作るファンタジーはたいてい、地表が球かな?
昔、聖徳太子の遣隋使の話で、高句麗、新羅と戦うには日本の「けん制球がいる」とか、天子がいっちゃうシーンがあって、印象的だったなあ。有名な教材会社だよ。
一応補足しておくと、けん制球は野球用語で、野球ができるのはずっと後の時代だからなのさ。




