閑話　キャラクター紹介（従魔・NPC編）　～旅に出る前まで

キャラクター紹介（従魔・NPC編）

≪従魔達≫

・ハーメル

　主人公が最初にテイムした従魔。

　戦闘ができない主人公が町中で安全にテイムするために、溝掃除をしていた時に出会う。

　テイム時はマッドラットだったが、のちにハイドラットに進化した。

　マッドラットの時は茶色いネズミであったが、ハイドラットに進化した時に全身真っ黒なネズミという容姿に変化している。

　戦闘時以外は基本的に寝ているが、決めるときはしっかりと決めるタイプ。

　かなり器用で、危険察知スキルによる索敵や泥術による妨害を得意とする。

　俊敏力も高く、万能キャラであるが攻撃力はほとんど無い。

　名前の由来はハーメ○ンの笛吹き。

・ヌエ

　ゲームバランス修正の補償としてもらった、ランダムプレゼントで手に入れたモンスターエッグから生まれた。甘党。

　孵化時はナイトクレインだったが、のちにミッドナイトクレインに進化した。

　ナイトクレインの時は身長2ｍくらいの真っ黒な鶴だったが、ミッドナイトクレインに進化した時に光の加減で青みがかった黒色の体色となった。

　性格は我関せずのマイペースで、自分の邪魔にさえならなければアクションを起こさない。

　ただし、戦闘で負けたりすると訓練をしたり等の負けず嫌いな面も持っている。

　名前の由来は夜の鶴（とり）から鵺。

・エラゼム

　主人公がパーティーの攻撃力不足を補うために、ラビンスのテイマーギルドで購入した従魔。

　購入時はリビングアーマだったが、進化時に刀（初）を使用したことで幽鬼に特殊進化した。

　リビングアーマーの時は真っ黒な洋甲冑であったが、幽鬼になった時に日本の黒い甲冑になった。

　頭部には三日月を横倒しにした飾りが付いており、口元は面具が付いている。

　戦闘では物理アタッカーを担当しており、ハーメルのフォローを受けながら重い一撃を放つ。

　進化後も進化前も武器は斧である。主人公は刀を持たせたがっている模様。

　名前の由来は海外に存在する城に、今なおいると言われる騎士の幽霊。

・グリモ

　イニシリー王国の王都にある図書館で出会った本型のモンスター。

　危険図書を保管してある部屋で時々発生するらしいが、自ら行動できないため職員に倒されそうになっていたところを主人公に救われる。

　テイム時はインテリジェンスブックだったが、のちの進化でインテリジェンスブック・リストとなる。

　見た目は茶色い皮で綴じられた本で、ページに書いてある文字を変えて意思疎通を図る。

　主人公の妹、ハルの入れ知恵で顔文字による会話を習得する。

　戦闘面では貧弱なステータスである主人公の強化を担っている。

　名前の由来は魔本としてお馴染みのグリモワール。

・カレル

　山登りダンジョンを攻略中に偶然見つけた洞窟で手に入れた、モンスターエッグから孵化した。

　テイム時はリバーマンダーだったが、のちに進化してマンダー・ランナーになった。

　全長が40ｃｍくらいで茶色い体色をしたサンショウウオのモンスター。

　当初は水中でしか活動できなかったが、進化したことにより水陸両方で活動できるようになった。

　進化した時に見た目の変化はほとんどなかったが、手触りがヌメヌメからスベスベになった。

　ヌエと同じマイペースな性格であるが、動くときはとても活発に行動する。

　戦闘での役割は水中等の特殊条件下での戦闘がメインである。

　名前の由来はサンショウウオを題材にしたSF小説。

≪NPC達≫

『ファースト』

・ナビさん

　チュートリアル専用の妖精型NPC。おそらく女性。

　感情AIを積んでいるうえ、沢山のプレイヤーを相手するために何人ものナビさんが同時に存在する。

　主人公やハルなどの一部のプレイヤーに称号を付与したりもする。

・ギトス

　ファーストの総合ギルドで出会う学者風の男性NPC。

　本来は錬金術ギルドの職員だが、総合ギルドの人手不足を補うために出向していた。

　登場シーンは少ないものの、司書ギルドの情報や資料室の情報等を主人公に教える。

・レーナ

　ファーストの総合ギルドで受付をしている女性NPC。美人。

　人気すぎて行列ができてしまい、資料室に引っ込んだところで主人公と出会う。

　その後も、時々主人公と親し気に会話をする。

　

・ナンカ

　町中ギルドで、木の実を報酬に指輪探しを依頼していた少女。

・ナンカの母親

　元ギルド職員で夫（ダナンディー）が迷宮都市ラビンスの総合ギルドで教官をしている。

・モーフラ

　ファーストにあるテイマーギルドの支部長。ゆるふわ美人。

　従魔を愛でる事に目がなく、珍しい従魔を連れてくるとテンションが上がる。

　ハーメルのトラウマ。

　テイマーギルドの外観をファンシーにしたり、幼馴染のリエリアのためにクエストを発行したりなどの職権乱用の疑いがある。

・リエリア

　テイマーギルドの支部長モーフラの幼馴染で孤児院を1人で切盛りしている女性NPC。

　苦労人。

　孤児院の子供たちには慕われている。

・孤児院の子供たち

　リエリアが切盛りしている孤児院で暮らす子供たち。

　遊び盛りで、主人公がやってくると従魔達に群がる。

　ハーメルに逃走スキルを発現させた猛者。

・カーナ

　ファーストの司書ギルドで副支部長を務める女性NPC。メガネ美人。

　普段は優秀であるが、他人に何かを教えるときによく大事な部分を言いそびれる。

『ラビンス』

・ダナンディー

　ナンカの父親でラビンスの総合ギルドで戦闘訓練の教官をしている男性NPC。

　ナンカの母親からもらった手紙により、主人公に盾術の訓練を施してくれる。

・キレーファ

　ラビンスにあるテイマーギルドの支部長。きつめの美人。

　プレイヤーたちが簡単に従魔達を売却していくのにキレて、ルールを変更した。

　主人公と邂逅した時にイライラがピークだったのか、口論となり第一印象が悪い。

『王都』

・古本屋のお婆さん

　主人公が自主的に清掃した古本屋の店主。

　亡き夫の小説に隠されたメッセージを調べていた。

・エドウィー

　考古学者のお爺さん。かなりの頑固者。

　司書ギルドと対立していたが、主人公の説得で和解する。

　ハイエルフにまつわる資料などの重要なものを持っていた。