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6/7

6 結構前から小説を書いていました

 小説家になろうに投稿して感じたことを語るエッセイ、始めます。


 小説家になろうは日本最大の小説投稿サイトで、小説に縁がない人も、名前ぐらいは聞いたことがあるでしょう。「なろう小説」は、ウェブ小説の代名詞になっています。

 私も小説投稿を始める前は、なろうしか知りませんでした。


 なので、小説を書き始めた人の多くは、真っ先に投稿先として、小説家になろう思い浮かべるでしょう。

 私も、そんな一人でした。

 しかし私は、デビュー先に他サイトを選びました。小説家になろうで活動を始めたのは、初投稿から二年後です。

 なぜ私は、小説家になろうに投稿しなかったのか?

 私はなろうに投稿したくてもできなかったのです。デビュー小説は、R18の恋愛ものだったのです。


 いきなり処女作がR18かよ? って、突っ込まれそうですね。

 言い訳させてください。

 確かに初めてウェブに投稿した小説はR18ですが、小説そのものはもっと前から書いていました。

 初めて書いたのは、中学生の時。当時どハマりしていた星新一風のショートショートです。


 そのうちファミコン全盛期にドラクエや三国志の影響を受けた自分、ヨーロッパや中華な異世界を舞台にしたスケールの大きな話に挑戦するようになりました。

 しかし挑戦するだけで、すぐ中断してしまいます。

 タイトルだけとか、冒頭だけの小説もあります。

 長い間、数年に一度、小説みたいなものを書いては途中でやめる、を繰り返していました。

 どうして小説を最後まで書けないのか、と情けなくなってきました。


 そろそろ書く方だけではなく、読む方について話しましょう。

 私は若い頃、ディストピアものとか人類全滅がテーマのくら~いSF小説が好きでした。「1984」とか「華氏451度」みたいな小説です。

 が、歳を重ねるうちに、ハーレクインやティーンズラブのように、美男美女がアダルトにイチャイチャする話を好むようになってきました。


 何度も小説執筆にチャレンジして上手くいかなかったのは、異世界が舞台の壮大な大陸絵巻といった、自分の力じゃ書けないことに挑戦したからではないか?

 身近な世界を舞台にして、自分の本音を100パーセントぶつけた物語にすればいいんじゃないか?

 そこで、現代日本で若い男女がひたすらイチャイチャする話を書くことにしました。ヒーローに自分の願望を想いっきり投影させました。


 無事に小説が完結しました。初めてまともに書けた小説です。

 小説投稿サイトのことを知り、こんなに面白い小説を発表しない手はないと意気込み、小説家になろうへの投稿を検討したのです。

 しかし私の小説には、思いっきりアダルトシーンが出てきます。

 ハーレクインやティーンズラブの影響で書いたので、当然、その手のシーンはあります。現代日本が舞台の成人男女の恋愛です。

 その手の出来事をスルーして書くのは無理があります。


 しかも小説のヒロインを、R18乙女ゲームにはまっている設定としました。これは単なる色づけではなく、ゲームそのものがストーリーの根幹に関わってきます。

 その手の描写を省くことも検討しました。が、R18ゲームにはまるヒロインを全年齢設定で描写するなんて、筆力のない私には不可能です。

 私は別サイトで小説投稿デビューしたわけです。


 私が自信満々で投稿した小説の反応はどうだったか?

 残念ながら、私が望むような反応は得られませんでした。

 しかし、何もできない自分でも小説を完結させられるということは、大きな自信となりました。


 年寄りの昔話にお付き合いくださり、ありがとうございました。


次回は、小説家になろうのレーティングについてお話しします。

できましたら、評価ポイントや一言感想をお願いします。

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