天気
2013年11月26日(火)
さあ、予定では本日、またフェリー乗り場を目指します。
ただ、その前に、まずはインターネットで、札幌ラーメンの店を検索しましてね。
色々と迷いつつ、札幌駅の近くにあるラーメン屋に行くことにしました。
そして……兄と母に、そろそろ戻るとメールしました。
まあ、スマホは既に解約しているので、パソコンのメールを使いました。
こんな風に、家に帰ろうと思ったのは、いつからでしょうかね。
少なくとも、最初は考えていなくて、だから大荷物になっているわけです。
でも、思い付きで北海道を目指すことにして、それを達成した今、やはり家に帰ろうと決めました。
そのため、兄と母には、自分の考えなどを素直に書いたメールを送りました。
ここで、今回の経緯みたいなものを軽く説明します。
今は、色々と気持ちの整理も付きましたからね。
少し愚痴のような形になりますが、ご了承ください。
自分は、システムエンジニアをやっています。
二十歳の頃から始めたのですが、自分は本社でなく、別の会社で働くといった、いわゆる派遣社員として働いていました。
そして、二年目の時はとても大変な業務についてしまい、さらには父方の祖母が亡くなるといったことも重なり、メンタル的に落ちてしまいました。
仕事のミスも多かったです。
でも、少し時間が経ってメンタル的に戻ると、それからはすぐに仕事を覚えて、即戦力になれたんです。
今考えても、社会人二年目の人ができる業務じゃなかったと思いますが、自分はやりがいを感じて、この経験から知識や技術も向上しました。
そうして仕事をこなしていた時、リーマンショックがありました。
それで、自分は異動となり、それまでよりも技術などが求められない会社で働くことになりました。
まあ、こういう言い方は良くないですが、レベルの低い所で働くことになったという感じです。
そこには、知識や技術がない人もちらほらいて、自分は周りから重宝されるようになりました。
ただ、自分には何もプラスになるものがなかったんです。
また、自分が所属するグループのリーダーは、思い付きで意見を言う人で、それもコロコロ意見を変える面倒な人でした。
親会社との会議でもそんな状態で、グループで決めたことを発表している最中、思い付きで反対意見を言ってきて、グループとしてもっと精査した方がいいんじゃないかといった印象を与えるようなことも平気でしてきました。
そんな状態だったからか、サブリーダーを務めていた人が急に会社に来なくなり、そのまま辞めてしまったということもありました。
今回、自分は失踪しましたが、その前にも失踪した人がいるということです。
それだけでなく、次の職場などが決まっていないまま辞めてしまった人もいます。
まあ、そういう所だったということです。
こうして離れてみて、異常だったという感想しかないです。
ただ、そうした中でも自分は足掻いていました。
仕事がそんな状態なら、プライベートを充実させようとした結果、随分と充実したプライベートを築けたんです。
でも、その分、仕事だけ納得いかないことをやっていると思ってしまいましてね。
さらに、会社の方はプライベートを削ってでも仕事しろといった風潮が強く、無駄な残業を強いられる感じでした。
それに、休日出勤も多く、自分の時間はドンドンと減っていきました。
それでも我慢して、騙し騙し何年かやってきたものの、プライベートとのギャップは増えるばかりで、転職を考えました。
ただ、どこの会社を受けても、長年知識や技術が必要ない業務にいた=ブランクがあると受け取られてしまい、採用してもらえませんでした。
何年も我慢してきたのに、それが自分にとってプラスどころかマイナスになっていることがわかり、さすがに我慢の限界でしてね。
友人と一緒にいても上手く笑えなくなってしまい、少しずつ距離を空けるようになってきました。
そうして、充実していたプライベートにまで影響が出たところで、ただただ消えてしまいたいと思い、今回の行動に出ることを決めました。
そもそもの話として、有休はたくさん残っていましたし、体調を崩したから休むといった連絡を勤務先にするだけで、いくらでも時間稼ぎができる状態でした。
それにもかかわらず、勤務先にだけ何の連絡もしなかったのは、それこそメチャクチャになってしまえばいいといった悪意そのものです。
自分が急にいなくなることで、勤務先では、困る人がいるでしょう。
ただ、勤務先で困らせたくない人は、一人もいませんでした。
だから、勤務先にだけ何の連絡もしないまま、今回の旅を始めました。
そんな経緯なので、旅に出る前は色々と準備したものの、旅に出た後はほとんど無計画で、どこへ行くかも決めていませんでした。
それなのに、まさか北海道まで来てしまい、未だに驚いているぐらいです。
というか、最初は北海道へ行く方法を知らず、本州から橋かトンネルを通っていくのかなとか、そう考えていたぐらい無知でした。
ただ、そうして無計画だったからこそ、自然と目的ができて、しかもこうして達成できたのかなとも思います。
とまあ、愚痴というか、暗い話をしてしまい、すいません。
ただ、家族へのメールを考えている間に、そんな心の整理がついたんです。
メールを送った後、すぐ返事がありました。
それは、自分のことを心配する内容で、無事に帰ってくるのを待っているといったことが書かれていました。
もう帰ってくるなとか言われたら、どうしようかといった不安があったので、家族の温かい言葉を見て、安心しました。
同時に涙が溢れてきました。
それから少しして、気持ちを落ち着かせた後、ネットカフェを後にしました。
そして、札幌駅の近くのラーメン屋を目指しました。
案内板を見ると、札幌駅まで12キロとのことです。
……思ったより、離れていたんですね。
昨日は、雨で移動のペースが遅いから、時間が掛かったんだと思っていましたが、普通に距離があったようです。
ついでに、今日も天気が崩れるといった話がありますが、今のところ雲はあるものの、日が出ています。
ところが、少しして、雨が降ってきました。
そこまで強くなく、ポツポツといった感じですが、また雨です。
自分は札幌に嫌われているんですかね?
とはいえ、どう行けばいいかメモしたので、それを見つつ、ラーメン屋を目指します。
そうして、メモした場所まで来たのですが、何故かラーメン屋が見つかりません。
なので、近くにいた人に道を聞きました。
まあ、最後に曲がる所を一本間違えていたようです。
あと、知らなかったのですが、札幌ラーメンは味噌が定番らしいです。
あまり味噌ラーメンは食べないんですけど、せっかくだしということで、味噌チャーシューに、トッピングで味玉付きにしてもらいました。
事前に調べた時、このお店は正油を推していると書かれていた気がしますが、きっと気のせいです。
そして、少ししたらラーメンが出てきましてね。
いただきます!
……美味しい!
評判の良い店を選んだわけですけど、本当に美味しいです。
そして、食べ終えたところで、店員さんと旅のこととか軽く話して、それから店を出ました。
さてと、次にやることは、ゲームを買うことです。
というより、このタイミングでクレジットカードを使おうかなと思い、色々あって買っていなかった、モンスターを狩るゲームの新作を買うことにしました。
今回、捜索願などが出されていたらあれだしということで、クレジットカードの使用を控えていました。
ただ、これから帰るし、最後に使おうかなと思ったわけです。
まあ、発売から少し経っているし、普通にあると思ったら、見つからなかったので、店員さんに聞いてみました。
すると、今日入荷だったらしく、レジにあった箱を順番に開けて探してくれました。
いや、地元でも普通に買えるので、別にここで買わなくてもいいんです。
それなのに、そんな手間をかけさせてしまい、ごめんなさい。
でも、少ししたら見つけてくれまして、無事に買えました。
そして、最後は、何かここならではのものを買いたいなと思いましてね。
フェリー乗り場でキーホルダーを買いましたが、他にもないかなと探すことにしました。
それに、昨日この周辺を探索した時、札幌駅の中に入っていないなと気付き、中にある店を見て回りました。
そして、先ほど買ったゲームに出てくるキャラのご当地ストラップがあったので、それを購入しました。
さて、これで用は済んだので、行きましょう。
雨がまた軽く降っているんですけどね。
というか、本当にここだけ天気が悪いのは、何でなんでしょうか?
ただ、出発する前に、会社の上司に電話しました。
まあ、兄から来たメールに、職場に連絡をした方がいいみたいなことが書かれていたからです。
ということで、公衆電話を見つけると、電話しました。
とりあえず、上司は驚いていました……って、そりゃそうですよね。
ただ、公衆電話ってすぐ切れてしまうので、少ししか話せませんでした。
なので、逆に心配させてしまったかなと思いつつ、今度こそ出発します。
そんなわけで、札幌を離れ、苫小牧のフェリー乗り場を目指します。
ちなみに、帰りのルートですが、こちらは前から決めていて、苫小牧から茨城県の大洗へ行く深夜フェリーで移動した後、そこからまた自転車で移動し、家を目指す予定です。
これは、仙台辺りでフェリーのことを調べた時に考えていたことで、さすがに帰りも同じルートを……というのは、体力とかもろもろの関係で厳しいと感じました。
それに、今回の旅で、茨城は走っていなかったですし、丁度いいかなと思いましてね。
ちなみに、自分は地理が弱いので、実は途中で茨城に入っていたのに気付いていなかったとかだったら、ごめんなさい。
まあ、深夜フェリーということで、多少は遅くてもいいとはいえ、15時頃に出発しました。
というか、札幌駅を離れると雨が止み、リアルにあの周辺から嫌われているのかなとか思っちゃいました。
あと、内陸から海へ向かう方が下り坂が多いだろうという考えから、楽に行けると思ったんですけどね。
今度は、強い風が吹いてきました。
しかも、厄介なことに向かい風です。
風は相当強く、下り坂でもペダルを漕がないと前に進みません。
そして、平坦な道や上り坂だと、もはやペダルを漕いでもなかなか進まないです。
これまで、天気に恵まれてきたんですけどね。
北海道では、雨が降り、強風が吹き、ただただ天気が悪いです。
というか、このペースだと深夜フェリーに間に合わない可能性が出てきました。
そんな焦りを持っていると、また雨がポツポツと……いや、雪じゃね?
ということで、初雪を見ちゃいましたよ。
まあ、降っていたのは少しだけなので、そこまで影響はなかったです。
それから少ししたら、日が落ちまして……真っ暗になってしまいました。
これまでも、山道のような所で真っ暗になることはありました。
ただ、道が狭い分、車も速度を落としているので、そこまで危険を感じることはありませんでした。
しかし、今回は、広い道で真っ暗なんです。
そのため、ある程度速度を出した車が多く、かなり危険です。
しかも、途中でミスしたのか、歩道がない側を走ってしまい、車がすぐ近くを通るたびにひやひやしました。
その後も、広くて暗い道が多く、昼間のうちに行くべきだったかなと少し後悔しました。
ただ、札幌駅付近で、ラーメンを食べたり、買い物したりしたかったしな~ということで、必要なことだったと思いましょう。
あと、体力もやばいです。
途中で少し風が止んでくれましたが、それまでのところで、かなり体力を消耗してしまい、もうヘトヘトです。
ただ、真っ暗なせいで、適当にその辺の道とかで休憩を取るのは怖く、走り続けました。
とはいえ、さすがに休憩なしはきついということで、昨日も寄ったウトナイ湖がある道の駅で休憩しました。
ちなみに、当然ですが、湖は真っ暗です。
昨日、朝のうちに、ここの景色を見られて、本当に良かったです。
そうして少しだけ休憩した後、また少し走っていると、フェリー埠頭と書かれた案内板を発見しました。
ということで、その案内板に従い、曲がります。
……昨日、こんな道走りましたっけ?
まあ、普通に違う道だったんですけど、着けばいいんです。
ただ、なかなか着かなくて、少し不安になりました。
とはいえ、案内を信じて走り続けていると、どうにか到着しました。
時間は、21時ぐらいになっていました。
とりあえず、受付らしき場所が見えているものの、途中の道が何故か閉鎖されているなどして、かなり迷いながら受付に行きました。
というか、空きはあるのかと心配だったんですけどね。
普通に空きはあるとのことでした。
ということで、北海道を離れ、一気に茨城へ向かいます。
まあ、長時間の航海で、明日の19時45分に到着予定とのことです。
あと、深夜1時30分発だからとなめていましたが、受付は22時30分までにお願いしますといったことが書かれていて、途中、飲食店で休憩しようかなとか考えていた自分としては、地味に危なかったと気付きました。
さて、とりあえずは、自転車を待機場所まで持っていきます。
あ~、でも本当に疲れたな~ってか、待機場所、どこでしょうかね?
なんてことを考えながら、ふらふらと走っていると……
キキー!!
トラックに轢かれかけて、かなり危なかったです。
ここまで来て、まだ油断はできないですね。
そんなこともありつつ、どうにか待機場所に自転車を置きました。
それから、お土産屋へ行きましてね。
今度は、北海道の形をしたストラップと、北海道土産の定番である某お菓子を購入しました。
この某お菓子に関しては、見かけるたびにほしいと思いつつ、リアバッグに入らないからと諦めていたんです。
ただ、リアバッグを色々と整理したところ、スペースができたので、何とか入るだろうと購入しました。
ちなみに、今日乗るフェリーは、この前乗ったフェリーと違い、基本的にベッド完備で、部屋も四人部屋だそうです。
さらに、あまり利用者がいないようで、四人部屋といっても、一人一部屋になるだろうとのことでした。
なので、かなりゆっくりできそうです。
そして、22時30分過ぎから乗船になりましてね。
というか、雪が本降りになっています。
その後、待機場所から移動する際、疲れていたので自転車を押していたら、車で先導してくれた人に、距離があるから漕いでもらえると……と言われてしまい、最後の力を振り絞って漕ぎました。
ちなみに、今回も自転車というか、二輪車は自分一人だけです。
そんなこともありつつ、無事に乗れました。
そして、部屋に向かう際、階段がきついと思いつつ、何とか部屋にも辿り着きました。
しかも、ベッド番号が77で、ラッキーセブンですよ。
それから軽く荷物を整理した後、浴場があるとのことだったので、そちらに向かいました。
とはいえ、バスタオルなんて持っていないので、自販機で小さめのタオルを二つ購入しました。
ちなみに、乗船した後、すぐ浴場に入れるとのことで、真っ先に来たわけですが、一番乗りだったようで、誰もいませんでした。
そうして、ほぼ貸し切りといった形でお風呂に入ったのですが、フェリーというか、船の中にあるお風呂に入るのは初めてです。
船だから当然なものの、揺れている感覚があり、それが何だか新鮮でした。
そうしてくつろいでいたら、誰か来ました。
それで、また色々と話しましてね。
今日は雪も降っているし、風もあるから揺れるといった話から始まりましてね。
旅の話から、上り下りになるので、車やバイク限定ですが、十勝平野が走るのにはオススメという話を聞きました。
まあ、結構な長話になってしまい、少しのぼせてしまいました。
さあ、出ましょう。
やっぱりバスタオル欲しかったな~と思いつつ、どうにか身体を拭きましてね。服を着て、さあ出ましょう。
……コインロッカー、100円は返ってくるって書いてあるのに、返ってこないんですけど?
まあ、途中から来た人も見てくれて、詰まっているみたいだから、誰か呼んできた方がいいという話になりましてね。
従業員さんに話をしたところ、無事に100円は返してもらえました。
あと、UFOキャッチャーがあり、アームも強いという情報があったので、熊のぬいぐるみだかを狙ってみました。
まさかの散財……しかも取れませんでした。
まあ、気を取り直して、途中でアイスを買ってから部屋に戻りました。
そして、窓の外を見ると……雪がメチャクチャ降っています。
というか、今日のうちに北海道を離れることにして正解でした。
これだけ降っているとなると、明日には雪が積もり、真面に走るのも大変だったでしょうからね。
そして、今日はかなり疲れたので、出発前ですが、早めに寝ることにします。
そんな一日でした。
―――――
<サイクルコンピュータのデータ>
・アベレージ
速度: 時速11.9キロ
ケイデンス: 58
疲れ+雨風の影響で、北海道ではほとんど速度が出せずって感じでした。
・マックス
速度: 時速38.0キロ
ケイデンス: 111
変わらずです。
走行距離: 83.8キロ
総合走行距離: 847.2キロ
総合走行時間: 59時間52分48秒




