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いきなり音楽教室  作者: marron
3-18歳(私)編
89/200

14、音高受験準備

音高によって受験科目やシステムは違います。

また、私の経験はン十年も昔のことですので、現在とは全く違う可能性がありますので、ご了承ください。



小6でピアノを始めた私が、音楽高校(以下音高)を受験することに決めたのは、夏期講習を受けて打ちのめされた後、中二の2学期の終わりごろだった。

夏期講習であまりにも苦労をしたのだけど、それでも楽しくて、受験してみたくなったのだ。

だけど、音高に受かる確率はかなり低い。


担任の先生は、音高がどんなものかもわからずに、応援してくれた。

母は黙って、協力をしてくれた。


X先生は、音高のY先生を紹介してくれて、音高受験に備えた。

Y先生のところには、音高を受験する子がすでに4人いて、4人ともとても上手だった。歌のレベルが足りていない私には、彼女たちのレッスン風景を見学できるだけでも、とても勉強になった。


Y先生の生徒さんで、音高受験に落ちた人は今のところ誰もいないらしい。

それが・・・私がその第一号になると思うと、なんだか申し訳ない気がした。


だけど、やるしかない。

ピアノも声楽も毎日ものすごく練習した。

楽典もソルフェージュも習いに行き、なんとか受験できる程度には・・・及んでいなかったけれど、知識は得た。


ピアノなど本当に下手くそで、ひどいものだった。とにかく受験曲1曲だけを弾きこんだ。

先生には「受かっちまえばこっちのもんよ」と言われた。そこまで酷い私のピアノで受験しようというのだ。


そうして、中三の冬。音高受験に挑んだ。



つづく。



次話は受験に挑みます。

続けて投稿します。

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