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いきなり音楽教室  作者: marron
声楽家編
28/200

3、声の高さと背の高さ

声楽には声の高さ、つまり声種というものがある。

男声は下からバス、バリトン、テノール、(カウンターテノール)

女声は下からアルト、メゾソプラノ、ソプラノ


というのを知っている人は多いはず。

細かく分けるともっとあるけれど、とりあえずこれが基本。


ところで、その声の種類は背の高さとわりと関係が深い。

(コントラバスなど)大きな楽器は音が低くて、(バイオリンなど)小さな楽器は音が高いように、背が高い人は声が低くて、背が低い人は声が高い。

それというのも、声帯の大きさが違うから。


まあ、時々背が低くても声も低い人もいるのだけど、たいていの場合は、背の低い人は高い声しか出ない。


モーツアルトのオペラで「魔笛」というのがあって、その中に“夜の女王”という役がある。

ハイソプラノの役である。

ハイソプラノというのは、ソプラノの上、ということで、非常に高い声がでる。(ちなみに、普通の声は出ない人が多い。ピアノの真ん中のドすら出せない。アニメの声優さんはハイソプラノの人が多い)

それくらい高い声を出すだけあって、ハイソプラノの人は小さい。


その小さな人が、“夜の女王”を歌う。

威厳のある“夜の女王”が登場すると、歌っているのはチンマイおねーちゃんだったりする。

そのため、夜の女王はなるべくゴンドラなどに乗って登場して、小ささを見せない演出がなされる。

実に涙ぐましい。


いつもお読みいただきありがとうございます。


年内の更新はこれにて終了です。次回は年明け7日ごろの更新予定です。

来年もお付き合いいただけると幸いです。

良いお年をお迎えください。

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