最終話、エピローグ―世界を愛するケモノ―
【SIDE:星夜の草原】
盤上遊戯の物語の始まりにして、終着点ともいえる場所。
ここは羊飼いの男の家。
イエスタデイ=ワンス=モアの主人である男を前にして――。
テーブルに並べていた資料の束を小さな手でトントンと整え、ふぅ……と語り終えた幼女教皇マギは息を漏らした。
「――とまあ、他の者たちの様子はこんな感じじゃな。何人かとは直接の連絡はとれておらんが、元気にやっているとの一報は受けておる。イエスタデイ様は優しい御方じゃ、きっと心配もしておるだろうからのう。伝えておいて貰えると妾はとっても助かるのじゃが?」
「後でイエスタデイに伝えておくよ。いつもありがとう、千年幼女」
言って、羊飼いの男は頬に温かい皴を刻む。
しかしマギはジト目である。
なぜならば――。
ヌートリアや聖父と既に分離した男の腕にあるのは、白毛布のような猫。
もう離さぬぞ! とばかりに昼寝しながらも抱き着くケモノがいるからだ。
かつて主神だったイエスタデイ=ワンス=モアが、額をこすり付け、むにゃむにゃむにゃ♪
ふわふわ綿花の幸せに包まれるように――寝息を立てている。
「どうかしたかい?」
「いや、どうかと言われても……イエスタデイ様はなにゆえに、そんな器用なかっこうでお眠りに?」
「ご飯を食べた後はちょくちょくこうなるんだよ。無理に引きはがそうとすると、くわっと目を開いて怒り出すから手が出せなくてね」
「あのイエスタデイ様がすっかりデレデレとは……ま、当時は色々と我慢しておったのじゃろうな」
羊飼いの男が知らぬ、時代。
願いを叶え力を蓄えていた、神たる魔道具としてのイエスタデイ=ワンス=モア。盤上遊戯を繰り返しダイスを振り続けた魔猫と、今の幸せそうな魔猫では大きな差がある。
端整な顔立ちにわずかな愁いを作り羊飼いの男が言う。
「千年幼女、この子は君にもだいぶお世話になったようだね。ありがとう」
「妾も助けられてばかりであった。お互い様じゃろうな」
主人の腕に抱きつき、ゴロゴロゴロ。
肉球で服をもみもみしながら幸せそうに眠る魔猫――イエスタデイ=ワンス=モアを見て。
マギが言う。
「それで……妾に今日は話があるとのことじゃったが」
「ああ、この子がじゃなくて僕がなんだ」
「主殿が?」
主殿と呼ばれた羊飼いの男は、立ち上がり。
マギに頭を下げる。
「すまない。本当に……申し訳なかった」
「うな! な、なんじゃいったい藪から棒に!?」
「不老不死……のことだ。この子は仲良くなった君によく確認もせず、恩寵をかけてしまったのだろう? 一生朽ちず、老いず、いつでも会いに行ける友として――その運命を変えてしまった。この子にとっては大したことではなかったのかもしれない、けれど人間にとって不老不死は猛毒だ。あるいは死よりも辛い状態異常だと、僕は知っている……」
同じく永遠を生きる、あの日の草原で働いていた――楽園の神の人形として作られた羊飼いは言う。
「この子を愛する飼い主として君に謝罪をしよう」
「うぬぅぅぅ、脅かすでない! なんじゃそんな話じゃったのかと、呆れてしもうたではないか!」
「え? あ、ああ――すまない」
「妾はてっきり、世界がひっくり返るレベルの新しい事件でも起きるのではないかと身構えてしまったではないか。なにしろこの世界、本当に色々と起こったからのう。またかと本気で動揺したぞ?」
椅子に座り直し、ココアをずずずっと吸って幼女が言う。
「不老不死の恩寵、祝福か。もう、過ぎた話じゃて――それに願ったのは妾自身じゃ。いまさら神を恨みはせぬ。まさか主神とは知らずに、気軽に言ってしまった妾が悪い。さらに言うのならば、もう本人からの謝罪は受けておる。主殿が詫びなくてはと思うよりも、もっと前に、な」
「イエスタデイがかい!?」
「飼い猫も子供と一緒。親が見ていなくとも成長するという事じゃろうて」
羊飼いの男はイエスタデイの寝顔を見て。
眉を崩して、本当に嬉しそうに微笑する。
「そうか、この子は自分で……」
「なにしろ妾たちの自慢の神じゃからな。たとえ主神ではなくなっても、妾らは四星獣を崇め、敬愛し続ける――多くの恩を、妾は忘れはせぬ。ずっと……な」
静かにもう一度頭を下げる羊飼いの男。
その腕の幸せそうな猫に笑みを送り……。
「さて、では妾は土産を置いて帰還するとしよう」
「会っていかないのかい? そろそろ目覚めると思うが」
「長い付き合いじゃ、また機会もあろうて――」
言ってマギは慣れた手つきでアイテム空間に手を伸ばし、土産を召喚。
ヴェルザの街で購入してきた、神降臨の日から代々伝わる伝説の焼き鳥屋のパックを置こうとした。
その瞬間。
部屋に炭火の香りが広がって。
わずかの間を置き。
カカカカカ――っと魔猫の青い瞳が見開かれる。
タヌキ顔のネコは、神速でパックを奪うとニヒィ!
『ぶぶぶ、ぶにゃはははははははは! 四星獣イエスタデイ=ワンス=モア、ここに見参である! ほう、マギよ! 我に貢物とは、感心であるな! と、どうしたのだ、その顔は?』
「と、突然目覚めるでない! 本気でビビったではないか!」
ぐぬぬぬぬっと唸る幼女に、魔猫が言う。
『ほぅ、マギよ。修行不足であるな!』
「神速で焼き鳥パックを奪われたら誰だって驚くわい!」
苦笑しながら羊飼いの男が言う。
「イエスタデイ、君はさっきお昼を食べたばかりだろう……?」
『主人よ、おぬしもまだまだ青いのう。焼き鳥は別腹だと、ヴェルザの街の経典に記入されておる。のう、マギよ?』
さらっとウソをつかれ、マギが幼女の額に青筋を浮かべ。
「そんな面白おかしい教えはないわ!」
『これは異なことを言う。さきほどサササっと書き足しておいたからな、今頃はおそらく全部の魔導書にも書いてある筈であるぞ?』
「な……!?」
マギが慌てて四星獣を信仰する書を開き。
ぷくーっと頬を膨らませる。
「勝手に書き足すなと言うておろうが!」
『にょほほほほほほ! 我を祀る教えなのだろう? ならば神たる我が口を出して何が悪い!』
「真顔でこれを教える聖職者たちの苦労はどうするのじゃ! 高位の回復魔術を習うにあたって、絶対に避けて通れぬのがこの書じゃというのに……っ。だいたいこれでは神を讃える書ではなく、魔猫の御機嫌取りの方法を記しただけの奇書になっておるじゃろう!」
がるるるるっと唸る千年幼女と、からかうイエスタデイ。
そんな二人を見て。
羊飼いの男は穏やかな顔を保ったまま――そっと窓の外を眺めて言った。
「不老不死の友……か」
その声が妙にしみじみしていたからだろう。
幼女と魔猫は顔を見合わせ。
イエスタデイが鼻先を動かし。
『どうした主よ、焼き鳥パックならばちゃんと分けて食べるつもりであるぞ?』
「……。いや、そうではなくてだね――」
イエスタデイがマギに目線を送り。
マギも分からぬと肩を竦めてみせる。
『ではいったい何をそんなに難しい顔をしておる』
「さっき千年幼女と不老不死について話したのだけれどね。そのせいかな、少し……人の命について考えていたのさ――」
盤上遊戯の核だった男は、多くの人たちを眺めていた。
いつかその意識は月や大地、森となって人々の暮らしを観察していた。
その記憶に……多くの人間の顔が浮かんだのだろう。
そして、イエスタデイの物語を思い出していたのだ。
それは多くの出会いの物語でもあった。
けれど魔王や英雄アキレス、千年幼女などの例外を除けば――。
シャーシャ=ド=ルシャシャもスピカ=コーラルスターも。
イエスタデイを残して先に逝ってしまう。
「君はこれから何度、知り合った命と別れを告げるのだろうか。語り掛けた者達が、共に笑った者たちが……冒険をした英雄たちが君を置いて逝ってしまう。その時、君はやはり泣くのだろうか。そう思ったら、なんだか自分の事のように思えてしまってね」
それは死という別れを示しているのだろう。
英雄達は長生きだが――百年、二百年も経てば天寿を全うする。
そうしてまた、輪廻の輪に戻る。
主神として過ごしていた猫神。
四星獣イエスタデイ=ワンス=モアは威厳に満ちた顔で告げていた。
それはあの日とは違う――未来に続く今の声。
飼い猫ではなく、主神だったネコとしての声が漏れていたのだ。
『それが生きるという事であろう――むろん、寂しくはあるが。我は我が物語に触れた全ての命を見送ろう。輪廻転生を望むのなら、肉球を伸ばそう。駒に憑依する前の魂。在りし日のケモノの姿に戻り……外の世界に向かうのならば、その手助けをしよう。そしてまたこの世界に帰ってきたいと願うのならば、受け入れる』
「――君は、本当に成長したんだね」
『この世界が我を成長させてくれたのだ。いや、我だけではなく四星獣は皆――盤上遊戯に救われた』
かつて主神だった魔猫の髯が光っている。
立派に、凛々しく。
輝いている。
『我はイエスタデイ。イエスタデイ=ワンス=モア。この世界に本物の命を授けたケモノ。主よ、我等は思うのだ。命とは美しく、そして儚いモノなのだとな』
主神だったイエスタデイ。
あの日、あの草原で主人を守れなかった魔猫は強くなった。
それは力だけではなく、心も魂も――。
その瞳は。
命たちの輝きを眺め続ける。
時は――流れる。
流れて、儚く過ぎていく。
けれど――。
命の輝きを眺める四匹の獣は、いつまでもその輝きを見守り続けていた。
永遠に――。
優しい瞳で――。
▽▽▽
▽▽
▽
【魔王歴600年】
世界の命運をかけたあの日からおよそ半世紀。
次第にあの戦いが物語となり、逸話となりかけたある日。
真樹の森近隣の町にて。
一人の老婆が孫に向かい、昔話を聞かせていた――。
こくりこくりと揺れる椅子が鳴っている。
転倒防止の魔術がかかる椅子に座るのは、穏やかで品のある老婆。
その足元には、元気いっぱいといった様子の男の子がいる。
老婆の大事な大事な孫である。
孫が言う。
「ねえ、それでそれで! 英雄アキレスたちはどうなったの!」
老婆が語るのは英雄譚。
退位したザカール八世の跡を継ぎ、北部の皇帝となった英雄アキレス。
そのかつての逸話。
子供たちに人気の物語を教えて欲しいと頼まれ、老婆は深いシワを刻んで、嬉しそうにその物語を語り聞かせていたのだ。
老婆がまるで当時、戦場にいたかのような――臨場感のある語りで孫の好奇心を満足させる。
孫は瞳をキラキラと輝かせた。
自慢のお祖母ちゃんは何でも知っている。
まるでずっと見てきていたかのように、本当になんでも知っていた。
けれど、この物語もこれでおしまい。
老婆は最終決戦の逸話を語り。
その戦いの結末を、孫にゆったりと聞かせている。
「それで、英雄達が勝ったの?」
「――ええ、そうよ。最後にはみんなが協力したの。だからとても強い神様にも、勝つことができたの。この教訓が、分かるかしら?」
「うん! 友達とは仲良く、でしょ?」
「そうね――とってもいい教訓ね」
「それでそれで! その後はどうなったの!」
老婆の唇が開く。
遠くを見ながら、満足そうに続きを語り続ける。
「世界を救うために、本当にみんなが力を合わせた……それが、この世界を変えるきっかけとなったの。人間と魔族、魔猫とヌートリア、獣神までもが協力して神の怒りを鎮めたのよ――そうして皆の祈りが魔術となって神を蘇生させた。この世界ではそれまで蘇生魔術は魔猫しか使えなかったけれど、他の種族も使えるようになった」
「お祖母ちゃんも蘇生魔術を使えるの?」
「軽い蘇生なら、できなくはないかもしれないわねえ」
「じゃあ僕に教えてよ! 僕ももしお祖母ちゃんが寝たきりになっちゃって、動けなくなっちゃったら治してあげたいんだ!」
孫はキラキラキラと瞳を輝かせている。
「ふふふふ、ありがとう。でもね、寿命で死んだ人を蘇らせることは無理なのよ」
「どうして?」
「だって、寿命なら蘇ってもまた疲れて眠っちゃうでしょう? 休ませてあげないと」
「僕、むずかしくてよくわかんないや!」
「そうね。でも気持ちは本当に嬉しいわ、ありがとうね――」
言って、老婆はかつての平たい世界地図ではなく。
丸い立体の魔導世界図を眺め。
大きく息を吸って、まるで先生のような声で言う。
「このお話が、今の世界の誕生の物語。盤上世界と呼ばれた平らな世界は姿を変えて、今の丸い世界へ生まれ変わったと言われているわ。歴史の授業でも習うから、覚えておくと将来のためになるかもしれないわね」
「僕、勉強は嫌いだなあ。ずっとお祖母ちゃんの話を聞いていたい!」
「ふふ、それは困るわね。わたしが知っていることが全部正しいとは限らないんですもの。いろんな人、いろんな先生に学ばないと知識が偏っちゃうわよ?」
いろいろな人に聞け。
それはお祖母ちゃんの口癖だった。
孫が言う。
「ねえさっきの話だけど――むかしって、人間と魔族が喧嘩してたの?」
「ええ、そうね――もうずっと昔の話だけれど」
「お祖母ちゃんも魔族と戦っていたの?」
老婆は遠くを懐かしむ顔で、孫に向かい言う。
「ふふふ、どうかしら。もう昔の話だから、忘れてしまったわ――」
「そうなの? でも、安心してね。もしまたそういう時代に戻っても、僕はみんなのために頑張るよ。僕がお父さんもお母さんも、お祖母ちゃんも守るために戦うんだ! それで僕が喧嘩を止めるんだよ! みんなが仲良くなるようにね!」
言って、孫はぶんぶんと釣竿を握ってえへへへっと微笑む。
時間が、わずかに止まった気がした。
老婆の瞳が見開かれている。
しばしの間の後。
老婆の弱々しい吐息が声となって漏れていた。
「それを握れるのかい?」
「え? うん。あ、ごめんね。おばあちゃんの大事な釣り竿だったね」
「いいえ、いいのよ――握れるのなら、装備ができるのならあなたにあげるわ。それは今までおばあちゃん専用だったけれど、あなたが使えるのなら……きっとそういうことなのね。あなたが使ってあげて頂戴ね」
サァァァァァァッァっと、どこからともなく音が鳴っていた。
それはまるで池の音。
老婆の瞳が、まるでかつての恩人を見るかのような顔で――何もない空間を眺めていた。
そのまま老婆はお辞儀をして。
目線を孫に戻す。
息子が装備できなかった、かつて愛用した武器を受け継いだ孫の姿を見た。
まるで役目を果たしたと言わんばかりに、老婆は言う。
「ごめんなさいね、おばあちゃん少し疲れちゃったかもしれないわ。パパとママを呼んできてもらえるかしら?」
「うん! 待っててね!」
孫が大好きなパパとママを呼びに行く。
待つ間。
老婆の瞳に、様々な記憶が流れていた。
多くの戦いと、悲しい記憶。
けれど、老婆の乾いていく瞳は家族の肖像を眺めていた。
それは幸せの一枚。
英雄でも王族でもない普通の老紳士が、老婆の肩を抱いている。
かつて好きだった人がいると、軽くあしらった男がそこにいる。夫だった。もう他人など好きになることはないと何度振っても、根気よく声をかけてきて――それで当時の老婆が折れたのだ。長く生きたが、老婆よりも夫は先に亡くなってしまった。
けれど、先だってしまったが、子宝には恵まれていた。
老婆の口が、誰にいうともなく動く。
「いつのまにか、わたしも……愛していた、のかしらね……たぶん、そうね。もっと、言っておけばよかったわね……」
しばらくして。
気配がやってくる。
愛する夫との子と、そしてその妻。
呼ばれてやってきた息子が言う。
「母さん?」
どうやら、お迎えが来たみたい。懐かしい顏が、こっちを覗き込んでいるの。
声を出したはずなのに。
声になっていなかった。
息子と妻は顔を見合わせ、駆け寄った。
命の灯が消えることを――。
理解していたのだろう。
だからこうして、最後の言葉を聞こうとしている。
老婆の上には、四匹の獣がいた。
それはまるで魂を祝福するように、老婆の魂を包んでいる。
まるで星のように輝いて――。
四匹の獣が、寿命が尽きる老婆の道を照らし出す。
天を見上げ。
最後に老婆はこどもたちに、言葉を残した。
「――この世界に生まれてきて、よかった……」
――と。
声は彼らに届いていた。
そうして、老婆は幸せそうな笑顔のまま――。
静かに瞳を閉じた。
眠るように、ゆったりと……椅子が止まる。
魂が導かれていく。
声が響く。
ああ、クローディアよ。
人として生き、新しき出会いと愛を知り――人として死ぬ、かつて神の駒だった英雄よ。
さあ、お前はどうしたい。
そうか、次の人生を願うか――。
ならば我らが導こう、世界も命も巡り廻る。
汝の来世に、祝福を――。
我等は四星獣。
世界を愛するケモノなり――。
盤上遊戯の物語―【完】―
▽以上をもちまして、本作
「ぶにゃははは! ヒーラー魔猫に土下座せよ! ~世界で唯一蘇生魔術を扱える存在が、ネコだった世界~」は完結となります。
盤上遊戯と四星獣の物語をお読みいただき、ありがとうございました!
約半年分、全183話で完結となりましたが
最後までお読みいただけたのなら幸いです。
※完結お知らせの活動報告にて、ある登場人物について、
多少の雑感がありますのでもし興味がある方はそちらもどうぞ。
ご意見ご感想、いいね、誤字脱字の御連絡などとても励みになっておりました!
獣たちの物語にお付き合いいただき、本当にありがとうございます!!
以下は新作やこれからの更新についてとなります。
ここまでお読みいただきありがとうございました~!
▽これからの更新について。
本日(2022/10/07)中に新作、
「どうも、転生してきたヒロインに悪役令嬢ルートに誘導された現地聖女です。~追放されたダンジョンで乙女ゲームとは別件の異世界神から力を授かったので、亡命先で婚活しようと思います~」
の連載を開始します。
残念なイケメンや美女を、残念な聖女主人公が振り回すコメディ予定。
追記:更新開始されました。
「 https://book1.adouzi.eu.org/n4668hw/ 」
こちらも毎日更新予定となっておりますので、
雰囲気など気に入っていただければよろしくおねがいします。
※四話~ぐらいに、主人公に力を授けるゲストとして本作でも登場したニャンコの神がでます。
異世界散歩中のネコ神が主人公(現地聖女の悪役令嬢)に肩入れしたせいで、
転生してきたヒロイン(敵役?)が絶対の乙女ゲーだった筈の世界が……。
それでは――長くなってしまいましたが
最後までお読みいただきありがとうございました!




