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『ゲルでの晩餐』

 もうこのくらいの時間になると、縦穴の底はそれなりに冷えてくる。

 だがオフェーリアたちのいるゲルは魔導コンロや魔導オーブンの出す熱でちょうど良い室温になっていた。


「【ぼくちゃん】の好きなクリームシチューだよ。

 ソーセージももちろん美味しいけど、おいもがホクホクで美味しいの。

【ぼくちゃん】、フーフーしてたくさん食べてね」


 介添えにダグルが付いているとはいえ【ぼくちゃん】はスプーンやフォークを上手に使う。

 彼はどうやら、人族の3〜4才の子供ほどの知能を持っているようで、その仕草は幼児のそれだ。

 だが、以前は手掴みだったのが、器用にスプーンを使うようになって食事の幅が増えた。

 このクリームシチューなども前は野菜を比較的小さく切って食器から直接啜っていたが、今はゴロゴロ大きめの野菜をそのまま口にすることができて、食感を楽しめるようになっている。


「ンーンー、キュー」


「ほら、ちゃんと噛まないと喉を詰めちゃうよ」


 ベタベタになった口元は、マティアスがナプキンで拭いてやる。



「次も【ぼくちゃん】の大好物、ハンバーグだよ!!」


 魔導オーブンから引き出された天板の上には、美味しそうに焼けたハンバーグが並んでいる。

 すぐに次の天板と差し替えると、目玉焼きやパイナップルのバターソテーなどをトッピングして各自にサーブしていく。


「お?!

 この目玉焼きの半熟具合いが最高だな!」


 フォークで崩しても流れない、だが熱を通しすぎてパサパサではない。

 オーソドックスなソースがよく合って【ぼくちゃん】の食欲は爆上がりだ。


「このパイナップルのソースもたまらないな。

 甘味と酸味とバターの風味が混ざっていいバランスだ。

 一見子供向けに見えるがこれはなかなか……」


「ふふん!

 次を食べて驚かないでよ!」


 オフェーリアの鼻息が荒い。

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― 新着の感想 ―
[一言] 夜中に食べテロ(≧▽≦)♫ クリームシチュー美味しいよね〜 次の日にグラタンやドリアにしてもいいし チーズは多目で♪ ハンバーガーやおにぎりとかは片手で食べれそう 爆弾おにぎりみたいに具材が…
[一言] フェリアままさん大活躍ですね(*´▽`*)❀ ぼくちゃんもマティアスパパさんも大喜びでなによりっ カレーライスも美味しそうですね(´~`)モグモグ ぼくちゃんに中華料理のようなご馳走も食べさ…
[一言] 今夜の晩御飯が決まりました(๑´ლ`๑) 作者さま。献立を頂きますっっ٩(๑> ₃ <)۶♥ ぼくちゃんが大喜びのご飯が早く食べたーい(*´艸`*)
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