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『治療2』

「これは丸薬を飲み下せないもののための簡易な方法なの。

 あなたたち、覚えておいてね。

 それとポーションと一緒に増血剤の丸薬も常備しておいてちょうだい。

 すぐに効く類の薬ではないけど、大切な薬だから」


 大きな怪我では出血多量でその命を落すものも多い。

 本来、いかに出血を減らすのかが大事なのだ。


「さあ【ぼくちゃん】

 ゆっくりでいいからこれも飲みましょう」


 意識が戻ってすぐにこれでは、いささか辛いものがあるだろうが【ぼくちゃん】はフェリアには忠実だ。

 言われたとおりに苦い薬を飲み下し、再び横たわった。


「これでとりあえず安心ね。

 しばらく休ませて、外に連れ出すわ。

 ……それと何が起きたのか、わかっているのかしら」


「はい、遠くからではありますが目撃者がおりますので」


「その人から直接話が聞けるのかしら?」


「はい、今は交代でダンジョンから出ておりますが、外の休憩所で待機しておりますのでこの後、場を用意するつもりでした」


 オフェーリアは満足そうに頷いて、また【ぼくちゃん】に視線を移した。


「腕はちゃんとしてあげるわ。

 だからゆっくりおやすみなさい」


 今までポーション浸しだった身体に【乾燥】をかけて乾かしてやる。

 そして毛布で包んでやった。


「本当に皆、良くやってくれたわ。

 これからも不測の事態は起きると思うの。

 その時も今回のこれを思い出して、出来るだけでいいから処理してちょうだい」


 可及的速やかに今回使用されたポーションを補給しなければならない。

 そしておそらく私物のポーションを使った者もいるはずだ。彼らにも報いなければならない。


「……それと、【ぼくちゃん】のメダルはどうしたの?」


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― 新着の感想 ―
[一言] ぼくちゃん。。まだ安全圏ではないよね(৹˃ᗝ˂৹) フェリアさんがいるから大丈夫だと思いたい(T~T) たまたまぼくちゃんが狙われたものなのかどうか。。。 犯人がすぐに捕まらないとまた次の事…
[一言] ぼくちゃん(:_;)グスグス 助かって良かったよぉ。゜(゜´Д`゜)゜。 メダル? 魔獣との区別だったのかな? 強欲で残酷な奴が犯人だろうね ダンジョンの近くに製薬会社作ろう( ꈍᴗꈍ)…
[一言] ぼくちゃんのメダルを強奪したのが犯人(*゜ω゜*)? それにしても٩(๑`н´๑)۶ぼくちゃんをここまでしなければならなかった理由。。 ダンジョンを解放するのであれば今回の事を含めた法律が必…
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