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『ただいま?!』

「おはよう!ただいま〜」


 突然、後方の上空から声をかけられてブランデルグは馬車の屋根から転がり落ちそうになった。


「おまっ、フェリアちゃん!!

 昨夜は一体どこで、なにをっ!」


 突然頭上で始まった騒動に御者が振り向いてギョッとする。

 すぐに馬車と並走していたワランが飛び乗ってきた。


「出て行く時も突然だったが、戻ってくるのもこれだ。

 まったく……昨夜はどうしていたんだ?!」


「え、っと……

 話せば長くなるんだけど、まあ夢中で狩りをしていたら日が暮れちゃって、動き回るのは危険だと思ったから野営したの」


「その判断は妥当だったと思うが、心配したんだぞ」


 いつもは温和なジニーの顔が引きつっている。

 ファントなどは涙目になっていた。


「うーん、昨日はあのままでは殺しかねなかったので、自分を抑えるには出て行くしかなかったの」


 ジニーの思った通りの答えだったがそれでも収まらなかった彼は説教を続けようとしていた。

 だがオフェーリアはそれとなく話題を変えた。


「私、飛び出してしばらく行ったところで、ハイオークに会ったのよ」


「ハイオーク?

 “森の大きな者たち”のことか?

 そいつは珍しいな」


 どうやらこの大陸では亜人種であるハイオークのことを“森の大きな者たち”と呼ぶようだ。


「それで敵対していた魔獣をやっつけてね。

 そのあと魔の森を彷徨いていたわけ。

 結構いいのが獲れたよ?」


 魔の森で狩りなんて常識外れなことを平気でするオフェーリアに呆れ果てるしかない。


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